2022年7月29日から31日まで開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '22」。今年初出演となるマカロニえんぴつ・はっとりが、意気込みや注目の出演アクトについて語った。
はっとりが出演したのは、あっこゴリラがナビゲーターを務めるJ-WAVE『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)。7月12日(火)放送回は『J-WAVE SONAR MUSIC ~ FUJI ROCK FESTIVAL '22 PREVIEW SPECIAL ~ supported by iichiko』と題して、番組まるごとフジロックを特集。その中であっこゴリラがはっとりにフジロックについてインタビューを行った。
J-WAVEの公式YouTubeチャンネルでは、あっこゴリラとはっとりのトーク動画を公開中。番組内でのトークとはまた違った内容となっているので、ぜひチェックしていただきたい。
はっとり:ドラゴンドラで昇ったところにある「Silent Breeze(サイレント・ブリーズ)」という開放的に自然を楽しめるエリアで、トラやライオンの着ぐるみを着ていました。
あっこ:面白いよね。はっとりくんが、2013年はフジロックで着ぐるみ着てたってことが。
はっとり:知り合いの紹介で手伝うことになったんですけど、「海外アーティストのライブ見放題だぜ」とか言われて。
あっこ:じゃあ、ちょっとは観られたんですか?
はっとり:楽しみにして行ったんですけど、いかんせん本当に暑いんですよ。ただでさえ暑いのに、着ぐるみを着るじゃないですか。交代制とはいえ(終わる頃には)体力は消耗し切っているんですよね。18時過ぎくらいに解放されても、観る体力がない。でもやっぱり観たいから、ヘッドライナーのザ・キュアーを遠く後ろのほうで浴びるように観ていました。
あっこ:そのときはご自身もすでにバンドを組まれていたんですよね?
はっとり:マカロニえんぴつを結成した翌年で、まだ1年目とか。ぺーぺーでした。
あっこ:たとえば同世代のバンドや、同じ日本のアーティストを観て、「悔しいな」とか「いつか出たいな」といった思いはありましたか?
はっとり:その年、爆弾ジョニーが出てたんですよ。たぶん同世代だし、サウンドもカッコいいので、「そりゃあ当然呼ばれるか」という気持ちと、同時に悔しさもありました。
あっこ:でもグッときちゃいますよね。当時は着ぐるみを着て、「悔しいな」って思っていて。
はっとり:いつか出たいなとは思っていましたけど、もし叶ったとしても遠い未来の話だと思っていました。当時はまだライブハウスの集客もままならないような状態だったので、圧倒的な差を感じて、ディズニーランドに行ったような感じでした。現実味がなくて、夢の中のような。
あっこ:それでついに今年出演するのは、かなり熱いなと思うんですけど、セットリストは考え中ですか?
はっとり:考え中ですね。といっても今月末なので、そろそろ決めていかないとなんですけど、やっぱりちょっとカッコつけたさはありますね。軟弱なバンドだと思われたくない。バンド名にハンデがあるので、想像を覆したいです(笑)。『星が泳ぐ』はけっこうロックテイストで、フジロッカーたちにも立ち向かえるんじゃないかと思うので、やりたいですね。
・この機会に観ておきたい! トム・ミッシュ
あっこ:トム・ミッシュはイギリス出身のシンガーソングライター・トラックメーカーですね。昨年は星野源さんとのコラボレーションでも話題になりました。今年はDAY3 GREEN STAGEの出演です。はっとりさんがトム・ミッシュを観たいと思ったきっかけはなんですか?
はっとり:イケイケじゃん?っていう(笑)。話題にもなっていますし、デビューアルバムもすごく聴きました。
あっこ:いいね、理由がけっこうチャラいっていう(笑)。でも海外アーティストってそういうところありますよね。本当に存在するのかな?みたいな。
はっとり:そうそう、そんな感覚ですよね。僕、HYUKOH(ヒョゴ)が来日したときに新木場STUDIO COASTへ観に行ったんですけど、「本当にいる!」って思いました。同じ曲でもCDで聴くのとライブで聴くのとはやっぱり高揚感が違って、特に海外アーティストは会える機会が少ないぶん、前のめりに聴いてしまいますね。
あっこ:トム・ミッシュ、何事もなく観られるといいですね。
はっとり:でも小雨が降っていても、雰囲気が良さそうですよね。
・とにかく名前が気になる! パソコン音楽クラブ
あっこ:この番組ではよく流しているんですけど、確かに気になりますよね。90年代生まれの2人が、90年代の音源、モジュールやシンセサイザーを用いて制作するトラックメイカーユニット。今年はDAY2 RED MARQUEEに出演します。
はっとり:勉強不足で知らなかったんですけど、この放送で初めて聴きたくて、あえて聴いてこなかったんです。けっこうテクノなイメージなのかな。
あっこ:聴いてみてどうですか? 想像どおりでしたか?
はっとり:いい! バスドラムが効いていて、カッコいいですね。あんまりカチカチしていないというか。打ち込みのサウンドは想像していたんですけど、ボーカルの方は曲によって変わっていくんですよね。それによって印象も違ってきそうな気がします。
あっこ:そんなパソコン音楽クラブ、公式ホームページによると「寛容な心を持った部員募集中」らしいですよ。
はっとり:え、入れるんですか? コーラスとかで入りたいですね。パソコン音楽クラブの曲調は、J-WAVEって感じですね。
あっこ:確かに、J-WAVEって感じがする(笑)。
・真昼間だけど、あの曲を聴きたい! 思い出野郎Aチーム
あっこ:思い出野郎Aチームは、2009年に多摩美術大学にて結成。テレビドラマや子供番組への楽曲提供、メンバーそれぞれがDJ活動を行うなど、多岐に渡って活動している8人組ソウルバンドです。今年はDAY3 WHITE STAGEに出演します。WHITE STAGEで思い出野郎Aチーム、観たいですね!
はっとり:友だちにおすすめされて聴くようになったんですけど、『ダンスに間に合う』という曲にすごくときめいてしまって。ボーカルの方の声質が本当にソウルフルで、この声が出せたら自分の作る曲の幅がもっと広がるだろうなと思います。声に惹かれるとその曲まるごと好きになっちゃうというか、サウンドもすごくあったかくて、サビもキャッチーなので、繰り返し聴いています。すごく落ち込んだときに、聴きながら夜道を歩いた日もあったな……。
あっこ:えー! そうなんですね!
はっとり:幾多の夜を支えてくれた、僕の“思い出”の曲なので、生で観られたらうるっときちゃいそうですね。
■「SONAR MUSIC」公式サイト
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
(編集:ピース株式会社/文:鈴木梢)
はっとりが出演したのは、あっこゴリラがナビゲーターを務めるJ-WAVE『SONAR MUSIC』(月~木 22:00~24:00)。7月12日(火)放送回は『J-WAVE SONAR MUSIC ~ FUJI ROCK FESTIVAL '22 PREVIEW SPECIAL ~ supported by iichiko』と題して、番組まるごとフジロックを特集。その中であっこゴリラがはっとりにフジロックについてインタビューを行った。
J-WAVEの公式YouTubeチャンネルでは、あっこゴリラとはっとりのトーク動画を公開中。番組内でのトークとはまた違った内容となっているので、ぜひチェックしていただきたい。
はっとり、2013年のフジロックでは着ぐるみ姿で働いていた
あっこ:はっとりさん実は、フジロックで働いたことがあるそうですね。はっとり:ドラゴンドラで昇ったところにある「Silent Breeze(サイレント・ブリーズ)」という開放的に自然を楽しめるエリアで、トラやライオンの着ぐるみを着ていました。
あっこ:面白いよね。はっとりくんが、2013年はフジロックで着ぐるみ着てたってことが。
あっこ:じゃあ、ちょっとは観られたんですか?
はっとり:楽しみにして行ったんですけど、いかんせん本当に暑いんですよ。ただでさえ暑いのに、着ぐるみを着るじゃないですか。交代制とはいえ(終わる頃には)体力は消耗し切っているんですよね。18時過ぎくらいに解放されても、観る体力がない。でもやっぱり観たいから、ヘッドライナーのザ・キュアーを遠く後ろのほうで浴びるように観ていました。
あっこ:そのときはご自身もすでにバンドを組まれていたんですよね?
はっとり:マカロニえんぴつを結成した翌年で、まだ1年目とか。ぺーぺーでした。
あっこ:たとえば同世代のバンドや、同じ日本のアーティストを観て、「悔しいな」とか「いつか出たいな」といった思いはありましたか?
はっとり:その年、爆弾ジョニーが出てたんですよ。たぶん同世代だし、サウンドもカッコいいので、「そりゃあ当然呼ばれるか」という気持ちと、同時に悔しさもありました。
はっとり:いつか出たいなとは思っていましたけど、もし叶ったとしても遠い未来の話だと思っていました。当時はまだライブハウスの集客もままならないような状態だったので、圧倒的な差を感じて、ディズニーランドに行ったような感じでした。現実味がなくて、夢の中のような。
あっこ:それでついに今年出演するのは、かなり熱いなと思うんですけど、セットリストは考え中ですか?
はっとり:考え中ですね。といっても今月末なので、そろそろ決めていかないとなんですけど、やっぱりちょっとカッコつけたさはありますね。軟弱なバンドだと思われたくない。バンド名にハンデがあるので、想像を覆したいです(笑)。『星が泳ぐ』はけっこうロックテイストで、フジロッカーたちにも立ち向かえるんじゃないかと思うので、やりたいですね。
はっとりが注目するアクトは?
ここからは、「FUJI ROCK FESTIVAL ‘22」ではっとりが注目するアクトを紹介。話題の海外アーティストから注目の国内アーティストまで、3組をピックアップした。・この機会に観ておきたい! トム・ミッシュ
あっこ:トム・ミッシュはイギリス出身のシンガーソングライター・トラックメーカーですね。昨年は星野源さんとのコラボレーションでも話題になりました。今年はDAY3 GREEN STAGEの出演です。はっとりさんがトム・ミッシュを観たいと思ったきっかけはなんですか?
はっとり:イケイケじゃん?っていう(笑)。話題にもなっていますし、デビューアルバムもすごく聴きました。
あっこ:いいね、理由がけっこうチャラいっていう(笑)。でも海外アーティストってそういうところありますよね。本当に存在するのかな?みたいな。
あっこ:トム・ミッシュ、何事もなく観られるといいですね。
はっとり:でも小雨が降っていても、雰囲気が良さそうですよね。
あっこ:この番組ではよく流しているんですけど、確かに気になりますよね。90年代生まれの2人が、90年代の音源、モジュールやシンセサイザーを用いて制作するトラックメイカーユニット。今年はDAY2 RED MARQUEEに出演します。
はっとり:勉強不足で知らなかったんですけど、この放送で初めて聴きたくて、あえて聴いてこなかったんです。けっこうテクノなイメージなのかな。
あっこ:聴いてみてどうですか? 想像どおりでしたか?
はっとり:いい! バスドラムが効いていて、カッコいいですね。あんまりカチカチしていないというか。打ち込みのサウンドは想像していたんですけど、ボーカルの方は曲によって変わっていくんですよね。それによって印象も違ってきそうな気がします。
はっとり:え、入れるんですか? コーラスとかで入りたいですね。パソコン音楽クラブの曲調は、J-WAVEって感じですね。
あっこ:確かに、J-WAVEって感じがする(笑)。
あっこ:思い出野郎Aチームは、2009年に多摩美術大学にて結成。テレビドラマや子供番組への楽曲提供、メンバーそれぞれがDJ活動を行うなど、多岐に渡って活動している8人組ソウルバンドです。今年はDAY3 WHITE STAGEに出演します。WHITE STAGEで思い出野郎Aチーム、観たいですね!
はっとり:友だちにおすすめされて聴くようになったんですけど、『ダンスに間に合う』という曲にすごくときめいてしまって。ボーカルの方の声質が本当にソウルフルで、この声が出せたら自分の作る曲の幅がもっと広がるだろうなと思います。声に惹かれるとその曲まるごと好きになっちゃうというか、サウンドもすごくあったかくて、サビもキャッチーなので、繰り返し聴いています。すごく落ち込んだときに、聴きながら夜道を歩いた日もあったな……。
あっこ:えー! そうなんですね!
はっとり:幾多の夜を支えてくれた、僕の“思い出”の曲なので、生で観られたらうるっときちゃいそうですね。
フジロック“大将”のトークも配信中
同番組の別企画として、フジロックの“大将”として知られるSMASH 日高正博氏へのトーク動画も公開中。https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
(編集:ピース株式会社/文:鈴木梢)
radikoで聴く
2022年6月19日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SONAR MUSIC
-
月・火・水・木曜22:00-24:00