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Aile The Shotaが影響を受けたサザンの一曲は?「夏が一気にわかるJ-POP感が大好き」

Aile The Shotaが影響を受けたサザンの一曲は?「夏が一気にわかるJ-POP感が大好き」

Aile The Shotaが、自身の音楽ルーツや影響を受けた楽曲、先日リリースしたEP 『IMA』について語った。

Aile The Shotaが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは7月8日(金)。

Aile The Shotaは7月6日にセカンドEP『IMA』をリリースした。

この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。Aile The Shotaは、ハンターズの『黒トリュフフレーバーポテトチップス』とカルディの『黒トリュフポテトチップス』を持参し、ビールとともに楽しんだ。

楽しくてしょうがない毎日

以前からソロで音楽活動を行っていたというAile The Shotaは、昨年のSKY-HI主宰のレーベルBMSGによるオーディション「THE FIRST」に参加。そこで生まれたダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTとは別にソロアーティストとして1月にデビューした。

クリス:デビューしてからこの半年間はどうですか。

Aile The Shota:夢の中にずっといるみたいです。ラジオとかに出させていただいて、いろんな方に会う機会が増えたので。もとも人と出会ったりお話したりするのが好きだったので、楽しくてしょうがない毎日をハイスピードで過ごしています。

クリス:生活は変わりましたか。

Aile The Shota:より音楽が近くなったのはありますね。音楽以外のことをやる時間が割合的には減ったのは幸せです。

クリス:今はご褒美ですか、それともご褒美へのステップですか。

Aile The Shota:どうなんだろう。何個か叶った夢もあるけど、まだまだ叶えたい夢がたくさんあります。

「ここまでやったのなら」音楽に本気になったきっかけ

そんなAile The Shotaの音楽ルーツは幼い頃に聴いたJ-POPだと言う。

Aile The Shota:2010年くらいまでが僕の小学生時代なんですけど、そのときのJ-POPのヒットチャートは全部ルーツに入ってると思います。当時、平井 堅さんとか嵐とか、メロディーラインがきれいな、いわゆる“いい曲”がすごく多かった時代かなと思うので。今の僕がキャッチーなメロディーラインを作るみたいなところは完全にそこがルーツかなって思います。サザンオールスターズとかAqua Timezとかもそうですね。

中学生、高校生になるにつれて「いつか僕はアーティスト側になるんだ」と意識し始めたAile The Shotaは、高校時代にソングライティングを学び始めた。

Aile The Shota:ソングライティングの作り方をちょっと覚えたくらいにダンスを始めて、音楽の幅がJ-POPから一気に広がって。やりたい音楽が明確になりました。

クリス:ソングライティングはどうやって覚えたの?

Aile The Shota:1年間、養成所みたいなところでDTMや歌詞を書き方、メロディーラインを作り方など基礎的なことを学びました。そこでたまに審査で歌った経験があったので、高校生くらいから軽音学部のボーカルでステージに立ったり、養成所でマイクを持ってステージに立ったりしました。

クリス:そこからライフプランが見えてきたんですね。

Aile The Shota:養成所に入れてもらったので、なんとなく覚悟を決めたというか。「ここまでやったんなら音楽に本気になりたいな」って気持ちが強くなりましたね。

影響を受けたのはサザンオールスターズの…

クリスはAile The Shotaに、オーディション「THE FIRST」のときに「これまでの経験のなかで何がいちばんの強みになったのか?」と問いかけた。

Aile The Shota:音楽との向き合い方ですかね。習い事としてではなく人生に欠かせないものだなと、カルチャーとして音楽を見てたので、そこがナチュラルさに繋がって、音楽との距離が近いよねと評価してもらいました。

クリス:なるほどね。

Aile The Shota:本当に蓄積というか、今までの過ごし方とか音楽との向き合い方がよかったなって思いましたね。

ここでAile The Shotaは影響を受けた楽曲として、サザンオールスターズの『サザンオールスターズ - DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~』を紹介した。

Aile The Shota:ついこの間、僕のルーツとなるMDたちを聴いてたときにあって。この曲がめちゃくちゃ好きです。

クリス:「DIRTY OLD MAN」って言ったらスケベじじいだよね(笑)。

Aile The Shota:直訳したらそんな感じですよね(笑)。よく聴いてたなって思って、そこから最近ずっと聴いています。

クリス:何が好きでした?

Aile The Shota:メロディーラインですかね。メロディー展開とか美しく広がって景色が見える感じというか、夏の感じが一気にわかるJ-POP感がすごく大好きです。今、この曲を聴いたときにめっちゃ影響を受けてるなって思いました。

楽しみながら夢のようなことをとにかくやっている

Aile The Shotaは7月6日にセカンドEP『IMA』をリリースした。

クリス:収録の『so so good feat. Ma-Nu(prod. Mori Zentaro)』はR&B色が強くなった感じですよね。
Aile The Shota:Zentaroさんが作るR&Bが大好きで、まさにZentaroサウンドでやりたいとオファーのときにお話をさせてもらってもらいました。ダンスミュージック過ぎず、ちゃんとポップスとして聴きやすいものにしたいなと思っていたので、サビはキャッチーに、バースは攻めてみたいな、そういうバランスを考えながら作った曲です。いいR&Bに仕上がったと思います。

クリス:あまりダンストラックにしたくないっていうのもいいですね。

Aile The Shota:キャッチーさはほしいなっていうのはあったし、ルーツはJ-POPなので、聴きやすさは大事にしたかったですね。

『IMA』にはmaeshima soshiとの楽曲『常懐 feat. 春野(prod.maeshima soshi)』も収録する。
クリス:「常懐」は「とこなつ」って読むんだよね。

Aile The Shota:「とこなつ」にしたいってなったときに「常夏」ではなく、「常懐」にしてちょっと思い出を思い出す曲に仕上げました。

クリス:他にも『夢宙(prod. illmore)』(タイトル読み:むちゅう)って曲も収録されてるよね。

Aile The Shota:EPの4曲中で2曲も言葉遊びのタイトルがあるという、ちょっと挑戦的なことをしたんですけど(笑)。曲ができあがったときに、これしかないなっていうのが『常懐』と『夢宙』でした。

クリス:こういうタイトルを見ると、曲の内容を表しているよね。それが漢字の面白さだよね。

Aile The Shota:それは結構大事にしています。タイトルから想像できない曲とかもあったりするじゃないですか。曲のフレーズで使われてない言葉をタイトルにしたりすることも多いと思うんですけど、僕は基本的にタイトルと曲の結びつきを強くしたいんです。距離をあまり離したくないので、どんな曲なのかわかるようなタイトルにしようと心掛けていますね。

クリス:いろいろ考えていて、もうセルフプロデューサーだよね。

Aile The Shota:そうですね。自分で好きなように作品をプロデュースすることができているから、楽しみながらやってますね。

Aile The Shotaの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。

Aile The Shotaは7月15日(金)の同番組でも、引き続きゲストに登場する。

また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。

・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html

『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを迎えてお酒を飲みながら音楽トークを繰り広げる。放送は毎週金曜23時から。

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2022年7月15日28時59分まで

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番組情報
SAPPORO BEER OTOAJITO
毎週金曜
23:00-23:30