眞島秀和を作る「3つの要素」 地元の名産品、車、もう一つは

俳優の眞島秀和が、自身の出身地でオールロケを敢行した写真集への想いを語った。

眞島が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』（ナビゲーター：LiLiCo、稲葉 友）のゲストコーナー。オンエアは6月3日（金）。

眞島秀和に欠かせない「3つの要素」

眞島は2021年12月、番組内のコーナー「HAPPY DATE」にてLiLiCoとの「妄想デートプラン」を提案。今回のスタジオ初登場は、LiLiCoにとって待望だった。

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LiLiCo：会った気になっていたんだけど。

稲葉：妄想デートでね。

LiLiCo：そう、乗馬とかしてね。一緒にハマグリ食べたのよ。

眞島：そうそう。

稲葉：だめだ、妄想と現実が混ざっちゃってる。俺はスタジオから出るから、ふたりでしゃべってもらおうか？

LiLiCo：あはは（笑）。

番組では恒例の質問として「自身を作り上げている3つの要素」をゲストに訊いている。

眞島：1つ目は僕が飼っている愛犬のハナちゃんで、これだけは外せないです。2つ目は大好きな食べ物になるんですが、ラ・フランスってご存知ですか？　山形の名産です。3つ目は仕事の撮影とかもすべて自分で運転して行くので、どうしてもすごしている時間が長いということで、自分の車です。

LiLiCo：ハナちゃんの犬種は？

眞島：チワワですね。ロングコートなんですけど、いまはもう暑くなってきたので丸刈りみたいに（笑）。

LiLiCo：それがまたカワイイよね（笑）。

稲葉：眞島さん×チワワ、かわいいですね。

LiLiCo：ヤバい。眞島さん×チワワ＝ヤバい。

稲葉：LiLiCoさんそんな若者みたいな計算式する人だったっけ（笑）!?

LiLiCo：もうお会いできたのが嬉しくて嬉しくて（笑）。

眞島：ははは（笑）。

自身のルーツをたどる写真集

眞島は4月25日に自身のルーツを辿る写真集『眞島秀和PHOTO BOOK Home』（トゥーヴァージンズ）を発売。出身地の山形県米沢市でオールロケをおこなった。 LiLiCo：昔から思っているんだけど、タートルネックが宇宙一似合ってるよね。ちょっとゆるめのタートルネックとか、一番似合いますよね。（撮影の）季節的には？

眞島：2021年10月の秋と、2022年2月の雪のシーズンに撮影しました。

稲葉：風景もさまざまあって。地元ということで、どの写真も無理がないというか、馴染みがとてもよくて、見ていて癒されます。

LiLiCo：うしろ姿もかっこいいし。

稲葉：食べているところも眞島さんはステキなんですよね。

眞島：いやいやいや。

LiLiCo：あと織物工場のちょっとだけ面白顔みたいな、あれがまたいいね。米沢は雪がすごく降るんですもんね。

眞島：豪雪地帯です。本当に雪深いですよ。

LiLiCo：東京に出てきてガッカリしない？　「冬に雪がない」って。

眞島：いや、これは、上京してきたときは冬に雪がないって本当にラクだなっていう気持ちでした。

稲葉：雪かきとかいろいろな問題がありますからね。

眞島：でもいまは雪が降ってないと「なにか物足りないな」って。

LiLiCoは写真集の「図書館もかっこいい」と感想を述べる。

眞島：ここは比較的新しい施設で、そんなに行ったことはなかったんですけど、けっこう壮観で。新しい観光スポットになり得る場所だなと思いましたね。

LiLiCo：映えるね。ここもやっぱりタートルネックだよね。

眞島：ははは、本当に好きなんですね（笑）。

LiLiCo：すごく似合うもん！

眞島：そうですか？

LiLiCo：自分ではそう思わない？

眞島：いやいや！　タートルネックって普段はそんなに着ないので。

LiLiCo：あと、ちょっとレトロ柄のシャツをボタン2つぐらい開けるのも、宇宙一似合うんだよねえ。

稲葉：すごいわかる！

ここで眞島が選んだ楽曲をオンエア。同じ山形出身のTsukasa Inoue『A Way Out feat. 大神:OHGA , Kie Katagi』。出身地繋がりで交流もあり、音楽的にも惚れ込んでいるそうだ。

地元・米沢の魅力を再発見できた撮影

眞島が写真集を出すことになった経緯を語る。

眞島：写真集は1回出させてもらったんですが、やっぱり「ガラに合ってない」というか、恥ずかしいし、もうこういうことはないなと思っていたんです。そういったときに「写真集よりも、地元・米沢を紹介する、盛り上げるという意味の本を出しませんか？」というお話をいただいて。なにか米沢に貢献できるのであれば、というのがスタート地点ですね。

LiLiCo：地図というか「ここを歩いてましたよ」というのが最後に添えられてますね。行ったことがない人でも出身者でも、眞島さんと同じ道を歩きたいですよね。

稲葉：同じ道を歩けるのも楽しみですよね。

LiLiCo：いいよね。同じポーズをとったりできるかもね。

稲葉：地元のなかでもさまざまな場所に行かれていますが、撮影場所はどうやって決めていったんですか？

眞島：たとえば、このなかで紹介している「江戸久」という餃子屋さんも、本当に物心ついたときから家族で通っていたお店です。

稲葉：そういう場所で撮影できるのは幸せですね。

眞島：「そこは必ず入れてほしい」というリクエストを出しました。あとは本のデザイナーで同級生が入っているので「母校に行ってみようか」とか。

稲葉：本当に眞島さんのルーツが入っているんですね。

眞島：あとは最近、米沢で活躍されているカフェなど、昔なかったようなオシャレなお店もできているので、そういうところも合わせて紹介できたらなと。

稲葉：眞島さん自身が新たな魅力を見つけていったんですね。

眞島：そういった意味でもおもしろい、楽しい撮影でした。

LiLiCo：いろいろ変わってきますからね。5年後ぐらいにもう1冊出せますよね。

稲葉：紹介していない部分をね。

眞島：たくさんありますからね。

LiLiCo：川のカットでは石を投げたんですか？　跳ねました？

眞島：2回くらい。

LiLiCo：普通だな！　せめて5回くらいやってほしい！

稲葉：なんでLiLiCoさん水切りだけ厳しいんですか（笑）。

眞島：急に辛口（笑）。

稲葉：撮影の説明文が眞島さんのエッセイというか、短い文になっているのも魅力的です。

他にも、理髪店なども紹介。「ここ、来てたなあ！」と子どもの頃が思い出されたそう。

バレンタインにモテた時期

写真集について「立っているだけでサマになっているのはすごい」と、眞島を称賛するLiLiCo。

眞島：なってないですよ（笑）。（撮影場所の）設備の力もあるから。

LiLiCo：いい男で、面白顔もできて、喋れて、完璧！　自分の悪いところはどこ？

眞島：いっぱいありますよ。だらしないところもたくさんあるし。

LiLiCo：本当？　きっとたいしたことないんじゃないかなあ。

稲葉：今日、俺いらないんじゃないかなあ（笑）？

LiLiCo：ファンも知りたいんじゃないかなと思って（笑）。こんなにカッコよくて、でも気取らずに、普通というか。

眞島：僕、本当に普通なんですよね。おもしろいことズバズバ言えないし。

LiLiCo：学校とかではモテてました？

眞島：中学生のとき、チョコレートをたくさんもらった年があって。そのときだけですね。

LiLiCo：何があったんでしょう、そのとき。

眞島：何かが……すべてがうまく（笑）？

稲葉：（笑）。髪型とか、成長期で背が伸びて、とか。

眞島：世の中の流れとかが合致して（笑）。

LiLiCo：ルックスとかは変わってない？

眞島：そんなに変わってないかもしれないですね。

LiLiCo：稲葉くんはジュノンボーイでグランプリを取ったとき、チャラ！って。もう、すごいんだ。

眞島：チャラい時代があったんですね!?

稲葉：それは当時の時代の流れが噛み合って（笑）。そのとき俺らがハマッてた映画、『クローズZERO』なんだから。そりゃ当時の俺は眉毛薄いよっていう……俺の話はいいんですよ（笑）。眞島さんは初対面のとき、プライベートだったんですけど、「ラジオ聴いてるよ」と、ちょっと照れくさそうに「ヘイヘイ」って言ってくれたんですよね。

この日の番組のメッセージテーマは「給食の思い出」ということで、リスナーから眞島に質問。人数の多い小学校に通っていたため、ずっと主食が食パン2枚だったが、高学年になったときに初めてカレーライスが出てきて「やっと米が出てきた！」と喜んだことを明かした。「今、一週間ずっと食べ続けられるほど好きなものは？」というLiLiCoの質問にも「カレー」と即答。「どうやら、僕はカレーが好きなんですね」と、その場で実感したようだった。

眞島の最新情報として、7月8日公開の映画『破戒』に出演。また、出演ドラマ『純愛ディソナンス』は2022年7月に放送がスタートする。

『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。