シンガーソングライターの大橋ちっぽけが、自身の音楽のルーツや、最新曲『嫌でもね』に込めた思いを明かした。
大橋ちっぽけが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは5月4日(水)、5日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
そんな大橋ちっぽけは4月29日に配信シングル『嫌でもね』をリリースした。果たして大橋ちっぽけは、同曲でどんな“自分らしさ”を表現したのか。
大橋ちっぽけ:『『嫌でもね』は愛し合う恋人同士のお別れ・失恋をテーマにしているんですけど、サウンド的には僕の好きなポップなものに仕上がっていて、“悲しいけれど踊れる”がコンセプトになっています。
わりと実体験ベースの楽曲ですけど、僕の好きな洋楽のサウンドだったり、心地よいメロディラインというのを追求しました。でも歌の内容はすごく悲しいので、ギャップ感を楽しんでいただける1曲になっているのかなと思います。
僕が思う“僕らしさ”ですけど、メロディラインを作る上では“つい口ずさんでみたくなるものを”ということを意識しています。日常的にどんなときでも心地よく聴けるようなサウンドを一貫して、作り続けているつもりです。
元々、メロディのキャッチーさというものは、自分の中で好きな音楽の基準になっていて、自分でも1回聴いただけで忘れられない曲をまた聴く傾向があるんですけど、僕の中でもそういった曲を作るというのは大事にしたいと思っています。曲作りを始めた頃から、そこは一貫していますね。
この『嫌でもね』は、サビのメロディから作り出したので、そこは1番聴いて欲しい部分なんですが、メロディの譜割りに合わせて歌うときに、口語体というか、方言チックなかしこまってない言葉の方がメロディに乗るなと思ったので、サビではおもしろい言い回しをしています。そこは注目ポイントかなって思っていますね。
大橋ちっぽけ:『ルーツとなった楽曲として選んだのはGalileo Galileiの『ウェンズデイ / Wednesday』です。この曲は僕が高校3年生のときに出会ったので、今から約6年前に発表された楽曲。元々、Galileo Galileiの曲は何曲か知っていたんですけど、わりと活動初期の頃の曲は、いわゆる邦ロックを表現していたと思います。そんな中、たまたまインターネットで『ウェンズデイ / Wednesday』のMVを見たときに、サウンドの変化に衝撃を受けました。
爽やかな印象だったGalileo Galileiが、憂いを帯びたサウンドを鳴らすバンドに変化していて、その姿がすごく好きだったんですが、後から彼らが洋楽に影響を受けて、サウンドが洋楽思考になっていったことを知りました。そういったことが、僕が海外音楽に興味を持つきっかけになりました。
Galileo Galileiを通して好きになったのは、The 1975というイギリスの有名なバンドです。それこそGalileo GalileiはThe 1975のカバーをネットで発表していましたね。『嫌でもね』も、The 1975だったり洋楽のサウンドに影響を受けていて、そういったところは今日の僕に繋がっていると思っています。
洋楽のようなサウンドだと語っていた『嫌でもね』。大橋の音楽性を方向づける出会いのひとつが、Galileo Galilei『ウェンズデイ / Wednesday』だったようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
大橋ちっぽけが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは5月4日(水)、5日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
別れの曲だけどポップ…ギャップを楽しむ一曲
大橋ちっぽけは弾き語りの楽曲からバンドサウンド、ダンスナンバーまで、表現するポップスの幅を常に広げ続けている注目のアーティスト。最初に「J-WAVE SONAR TRAX」に選ばれた楽曲は2019年発表の『アイラブユーにはアイラブユー』。以降は『鏡写し』『僕はロボット』『常緑』が続々選出されている。そんな大橋ちっぽけは4月29日に配信シングル『嫌でもね』をリリースした。果たして大橋ちっぽけは、同曲でどんな“自分らしさ”を表現したのか。
大橋ちっぽけ:『『嫌でもね』は愛し合う恋人同士のお別れ・失恋をテーマにしているんですけど、サウンド的には僕の好きなポップなものに仕上がっていて、“悲しいけれど踊れる”がコンセプトになっています。
わりと実体験ベースの楽曲ですけど、僕の好きな洋楽のサウンドだったり、心地よいメロディラインというのを追求しました。でも歌の内容はすごく悲しいので、ギャップ感を楽しんでいただける1曲になっているのかなと思います。
僕が思う“僕らしさ”ですけど、メロディラインを作る上では“つい口ずさんでみたくなるものを”ということを意識しています。日常的にどんなときでも心地よく聴けるようなサウンドを一貫して、作り続けているつもりです。
元々、メロディのキャッチーさというものは、自分の中で好きな音楽の基準になっていて、自分でも1回聴いただけで忘れられない曲をまた聴く傾向があるんですけど、僕の中でもそういった曲を作るというのは大事にしたいと思っています。曲作りを始めた頃から、そこは一貫していますね。
この『嫌でもね』は、サビのメロディから作り出したので、そこは1番聴いて欲しい部分なんですが、メロディの譜割りに合わせて歌うときに、口語体というか、方言チックなかしこまってない言葉の方がメロディに乗るなと思ったので、サビではおもしろい言い回しをしています。そこは注目ポイントかなって思っていますね。
洋楽に興味を持ったきっかけは日本のあのロックバンドとの出会い
『嫌でもね』には、自身の好きな洋楽サウンドのテイストを詰め込んだそうだ。大橋ちっぽけが洋楽に興味を持ったきっかけとなったのは、日本のあのロックバンドとの出会いだったという。大橋ちっぽけ:『ルーツとなった楽曲として選んだのはGalileo Galileiの『ウェンズデイ / Wednesday』です。この曲は僕が高校3年生のときに出会ったので、今から約6年前に発表された楽曲。元々、Galileo Galileiの曲は何曲か知っていたんですけど、わりと活動初期の頃の曲は、いわゆる邦ロックを表現していたと思います。そんな中、たまたまインターネットで『ウェンズデイ / Wednesday』のMVを見たときに、サウンドの変化に衝撃を受けました。
爽やかな印象だったGalileo Galileiが、憂いを帯びたサウンドを鳴らすバンドに変化していて、その姿がすごく好きだったんですが、後から彼らが洋楽に影響を受けて、サウンドが洋楽思考になっていったことを知りました。そういったことが、僕が海外音楽に興味を持つきっかけになりました。
Galileo Galileiを通して好きになったのは、The 1975というイギリスの有名なバンドです。それこそGalileo GalileiはThe 1975のカバーをネットで発表していましたね。『嫌でもね』も、The 1975だったり洋楽のサウンドに影響を受けていて、そういったところは今日の僕に繋がっていると思っています。
洋楽のようなサウンドだと語っていた『嫌でもね』。大橋の音楽性を方向づける出会いのひとつが、Galileo Galilei『ウェンズデイ / Wednesday』だったようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
番組情報
- SONAR MUSIC
-
月・火・水・木曜22:00-24:00
-
あっこゴリラ