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弾き語りの祭典「ギタージャンボリー」初日レポート! 布袋寅泰、スガ シカオ、斉藤和義ら出演

弾き語りの祭典「ギタージャンボリー」初日レポート! 布袋寅泰、スガ シカオ、斉藤和義ら出演

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)では、日本最大級の弾き語りイベント「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2022 supported by 奥村組」(以下、ギタージャンボリー)を、2022年3月5日(土)〜6日(日)の2日間にわたり東京・両国国技館で開催。新型コロナウイルス感染症対策を行った上で、有観客にて実施され、同時にオンライン配信も行った。この記事では初日公演の模様をレポートする。

両日のライブ音源をたっぷり楽しめる特別番組「J-WAVE SPECIAL OKUMURAGUMI presents J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2022」は、3月21日(月・祝) 20:00-24:00オンエア。詳細は公式サイトまで。

・公式サイト
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2022/?jw_ref=gj2022_jnw

竹内アンナ

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イベントのトップバッターを務めたのは竹内アンナ。1曲目「ALRIGHT」の軽快なリズムでオーディエンスを一気にギタージャンボリーの世界観に引き込むと、2曲目「Free! Free! Free!」でリズミカルなカッティング演奏を披露し客席を沸かせた。MCでは同イベントに初出演した喜びを笑顔で明かし、続けては3月2日にリリースされたニューアルバム『TICKETS』収録曲の「手のひら重ねれば」をパフォーマンス、オーディエンスはクラップで参加し、バッチリの合いの手に、竹内は「最高です!」と感謝した。最後は「Love Your Love」を披露し、見事大型イベントのトップバッターの役割を果たした。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9260.html

小林私

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続けて登場したのはギタージャンボリー初出演となった小林私。土俵に見立てたステージに登場すると、小林は律儀に靴下を脱ぎ、裸足でライブパフォーマンスを開始した。1曲目「目下Ⅱ」で彼独自の世界観にオーディエンスを誘うと、続けて「HEALTHY」では、赤いライトに照らされながら小林私流のブルースを熱く響かせた。最後に選ばれた楽曲は「花も咲かない束の間に」。ステージは手動で360度回転する仕様だったが、小林はスタッフの手を借りず、自らが回転しながら弾き語りし、観客の笑顔を誘っていた。

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DedachiKenta

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3組目として登場したのはアメリカLA在住のアーティスト・DedachiKenta。オープニングナンバーに選ばれた曲は、コロナ禍で1年間日本で過ごすことになり、そのときにLAを思って書き上げたという「Tattooed Hollywood」だった。2曲目もなかなかコロナが収束しない状況が続くが、“みんなで頑張っていこう”という気持ちが込められた「Stay with me (Eng. Ver.)」が披露された。甘い歌声と優しく奏でるギターストロークの音色が場内をロマンティックなムードに染め上げると、3曲目は未発表楽曲「Green Eyed Monster」がパフォーマンスされた。ラストは「Life Line」を歌唱。その美しい声の響きに、オーディエンスは酔いしれるように聴き入っていた。

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カネコアヤノ

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続けて舞台に登場したカネコアヤノはMCなしで「光の方へ」「週明け」「グレープフルーツ」「わたしたちへ」「栄えた街の」「愛のままを」を立て続けに披露。優しさと激しさが自由自在に交差するような唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了すると、最後に「ありがとうございました」と呟き、圧巻のパフォーマンスを締めくくった。

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神戸のあらた

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「ギタージャンボリー」初のオーディション企画「SONAR MUSIC Road to RYOGOKU supported by REALIVE360」のグランプリに輝いた神戸のあらたは、正統派ともいえる甘い歌声の持ち主。強いラジオ愛を歌った「ラジオ」などを披露した。

真心ブラザーズ

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微妙に柄が違うという“お揃い風”のスーツに身を包みステージに登場した真心ブラザーズは名曲「サマーヌード」で爽やかにスタート。続けては川村ゆうこのカバー 曲「風になりたい」を披露すると、「人間はもう終わりだ!」へなだれ込み、それから桜井秀俊作曲の「風を浴びて君想う」を優しく響かせた。YO-KINGの「聴きたいでしょう?」という一言から演奏予定になかった「どか~ん」を演奏すると、最後は「空にまいあがれ」で美しいハーモニーを響かせ、国技館は大きな拍手に包まれた。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9265.html

石崎ひゅーい

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ギタージャンボリーに3年ぶり4回目の出演となった石崎ひゅーいは、360度オーディエンスに囲まれた舞台に立つと感極まったのか「たまりませんね、この景色」と笑顔を見せ、「夜間飛行」を熱く弾き語る。菅田将暉に提供した「さよならエレジー」のセルフカバーを披露し、続く3曲目「アヤメ」ではセンチメンタルなサウンドが場内を包み込んだ。ラストは「花瓶の花」で穏やかな空気を作り出し、「素敵な時間をありがとう」とオーディエンスにお礼して、ステージを後にした。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9266.html

竹原ピストル

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今回で6度目の出演となった竹原ピストルの1曲目は「おーい!おーい!!」。迫力満点の歌声でオーディエンスの心を一気に鷲掴みにし、2曲目「LIVE IN 和歌山」でもアコースティックギターの音に熱い歌声を乗せた。3曲目「初詣」を歌い上げると、竹原ピストルは「せっかくなので180度ステージを回転させてください」とスタッフにリクエスト。竹原ピストルと対面すると多くの観客がステージに向け手を振る。すると、竹原は「手を振られると照れ臭くなるのでやめてください(笑)」とはにかんだ。敬愛するアーティストの中島みゆき「ファイト!」のカバーを切々と届けると、ラストは「ギラギラなやつをまだ持ってる」で締めくくった。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9267.html

斉藤和義

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大きな拍手に包まれながら登場した斉藤和義は、1曲目「Boy」からさっそく会場の一体感を高めた。続く2曲目では「僕の見たビートルズはTVの中」を届け、オーディエンスを熱気に包むと、3曲目には珠玉のバラードナンバー「歌うたいのバラッド」が披露された。豊かなボーカルと巧みなギターテクニックにオーディエンスが酔いしれると、4曲目は「メトロに乗って」がパフォーマンスされた。ラストは「空には星が綺麗」を軽やかに届け、観客は気持ちよさそうに体を揺らした。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9268.html

スガ シカオ

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今年の2月でデビュー25周年を迎えたスガシカオは自身のデビューシングル「ヒットチャートをかけぬけろ」からライブをスタートさせた。2曲目「傷口」が終わると、次に披露されたのはSMAPに提供し大ヒットを記録した「夜空ノムコウ」のセルフカバー。楽曲の魅力をストレートに伝えるスガのステージングに、国技館に集まった観客はうっとりと耳を傾けていた。それからNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソングとしても知られている「Progress」が披露されると、最後はファンキーなサウンドの「Party People」で会場を熱気に包んだ。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9269.html

布袋寅泰

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2022年「ギタージャンボリー」初日の大トリを飾ったのは布袋寅泰。真紅の鮮やかなスタイリングで登場した布袋は1曲目に「バンビーナ」を披露し、早速オーディエンスを興奮へと誘うと、続けては「BE MY BABY」を弾き語りパフォーマンスして場内を沸かせた。MCでは「人の心に寄り添いたいこんな時だからこそ」と言ってから、今井美樹に提供し大ヒットしたナンバー「PRIDE」をセルフカバー。布袋の奏でる優しいサウンドに、場内は穏やかなムードに包まれた。そして最後に選ばれたナンバーは、20枚目のオリジナルアルバム『Still Dreamin'』に収録された「コキア」だった。

鳴り止まないアンコールの拍手に応えるように再びステージに登場した布袋は「POISON」からライブをスタート。MCでは昨今のウクライナ情勢を受けての赤裸々な思いを明かしつつ、声が出せないオーディエンスの分まで「戦争反対!」と叫び、場内は拍手に包まれた。そしてラストに披露されたのは人間の愚かさを歌いながら、それでも人々の心には光が灯るはずと願ったバラード曲「ヒトコト」。布袋の真骨頂とも言える力強いメッセージが印象的な楽曲が届けられ、感動的なムードのまま初日のステージは幕を下ろした。

【すべてのライブ写真】https://news.j-wave.co.jp/2022/03/post-9270.html

(text by 中山洋平/Photo by 上飯坂一)

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