マカロニえんぴつのはっとりが、学生時代に衝撃を受けた音楽的体験を振り返った。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。1月16日(日)のオンエアでは、マカロニえんぴつのはっとりがゲストに登場した。
クリス:2021年を漢字一文字で表すと「愛」だそうですね。その心は?
はっとり:活動を愛が突き動かしてくれたなと。10年前に勝手に始めたバンドが、いろんな人が手を貸してくれたり音楽に耳を傾けてくれたおかげで、チームとしてどんどん大きくなりました。(2021年は)タイアップが多かった年ですけども、それって「君らの音楽に期待しているよ」って意味だと思うんですよね。期待に突き動かされた1年だったなと感じますね。
クリス:なるほどねえ。新人賞を獲ったけども、結成してからは10周年なんだね。
はっとり:そうなんですよ。メジャーデビューをしてからは1年というペーペーですけども。
はっとりは10年間の活動を振り返り、バンド内で変化したことを語った。
クリス:新人賞を獲ったってことはさ、1つの流れを表現していると思うんだよね。バンドのなかで何が変わったと思う?
はっとり:ずっと地続きでレコーディング、リリース、ツアーという流れをずっとしてきているんですよね。なので、取り立てて変わったものっていうのは実はないのかも。
クリス:サウンドも変わってないの?
はっとり:サウンドは変わりました! 最初はあまりオーバー・ダブ(多重録音)をしなかったんですよ。それは予算もなくって、スタジオを抑えられる時間も決まっていたから。やりたいことがあっても時間がなくなって、シンプルなアレンジになった楽曲とかもありましたね。今はいろんなことをゴチャゴチャとやれています。時間もあるし。
クリス:なるほどね。
クリス:タイトルにはどういった思いが込められているんですか?
はっとり:1月に出すアルバムということで、「2022年に対する期待」をバンドとして込めました。気が早い話ですが、今年の終わりには「いいアルバムだったな。マカロニえんぴつが1年を引っ張ってくれたな」と感じてもらえるといいなと思ったんです。2022年をハッピーエンドで終わりたいという思いも込もっております。
クリス:なるほど。
番組ではアルバムの表題曲である『ハッピーエンドへの期待は』をオンエア。この曲は2021年12月31日より公開中の映画『明け方の若者たち』の主題歌として書き下ろした1曲だ。
クリス:曲制作の依頼を受けるときってどんな心境? 言ってしまえば職人だよね。
はっとり:とっても楽しいですよ。やりがいも非常にあるし。元々、世界観に寄り添う先(原作)があるので、自分たちでは考え付かなかったテーマになったりするので面白かったです。
クリス:この映画は観たの?
はっとり:観ました! 原作の小説(カツセマサヒコ著)から好きなんですよ。
クリス:なるほど。
はっとり:映画、よかったですね。自分の過去の失恋をかなり思い出しちゃいました。社会人になりたての青年が主人公の映画なんですけども、上京したての頃が浮かんできましたね(笑)。作品の舞台は下北沢とか明大前なんですけど、自分もよく行っていた場所だったんですよ。
クリス:じゃあ、自分の一部とも言えるものが作品のなかに含まれているわけですね。
はっとり:そうですね。自分事にしてしまう映画でした。
【『明け方の若者たち』インタビュー】井上祐貴は「中身もイケメン」な役をどう演じた? 北村匠海が演じる“僕”に寄り添って
「最近あったラッキーな出来事は?」
はっとり:鼻毛カッターを買いまして。鼻毛を綺麗に整えたら、鼻の通りがよくなりました……普通だなあ(笑)!
クリス:普通というか、なんでそれがラッキーなの?
はっとり:鼻、詰まっていたら“アンラッキー”じゃないですか?
クリス:ああぁ~たしかに。あんまり鼻の手入れってしないの?
はっとり:してなかったので、カットしてみたんですよ。そうしたら、あら気持ちいい。寝起きもスッキリ。
「初めて行ったのは誰のライブ?」
はっとり:偶発的なものでもいいんですか?
クリス:偶発的にライブに行くことってある?
はっとり:あるんですよ。東京の高校に行かせたかったのかな? 中学生時代、学校見学に行くタイミングで母親と東京に行く機会があったんですね。
そのときはっとりは、ついでにアコースティックギターを購入するために、母と一緒に御茶ノ水あたりを散策していたという。
はっとり:そうしたらですね、楽器屋さんでインストアライブをしていたんですよ。アマチュアのおじさんバンド。爆音のエレキギター、ドラム、ベースサウンドでした。
クリス:へえ。ライブはどうだったの?
はっとり:すごく音がでかくて「これがバンドか!」と、当時の自分にとってはめちゃくちゃカッコよく見えました。名前も知らない、とにかく音がでかいおじさんバンドでしたね。
クリス:そのおじさんバンドのライブを観ていなかったら、もしかしたらマカロニえんぴつはなかったかもしれない?
はっとり:そんなことはないかもしれないけども、大きな衝撃は受けましたね。ユニコーンよりも先におじさんバンドの音楽を聴いたので。
クリス:(自分の意思で)最初に観たバンドがユニコーンだったの?
はっとり:そうです。バンドを始めたいなって思ったきっかけはユニコーンのライブを観たことです。
クリス:そうかあ。だけど、音楽的なルーツは名も知れない御茶ノ水のおじさんバンドと。正体を調べるのも楽しいかもしれないね。
はっとり:今もやっていたら対バンしたいなあ。
マカロニえんぴつは2月より結成10周年記念ツアー「マカロックツアーvol.13 ~あっという間の10周年☆変わらずあなたと鳴らし廻り!篇~」を開催。追加公演も発表されている。チケットと会場の詳細は公式ホームページをチェック。
マカロニえんぴつの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。1月16日(日)のオンエアでは、マカロニえんぴつのはっとりがゲストに登場した。
バンド活動10年を経て変化したことは?
2021年12月30日に放送された『日本レコード大賞』(TBS系)で、マカロニえんぴつは最優秀新人賞に選出された。クリス:2021年を漢字一文字で表すと「愛」だそうですね。その心は?
はっとり:活動を愛が突き動かしてくれたなと。10年前に勝手に始めたバンドが、いろんな人が手を貸してくれたり音楽に耳を傾けてくれたおかげで、チームとしてどんどん大きくなりました。(2021年は)タイアップが多かった年ですけども、それって「君らの音楽に期待しているよ」って意味だと思うんですよね。期待に突き動かされた1年だったなと感じますね。
クリス:なるほどねえ。新人賞を獲ったけども、結成してからは10周年なんだね。
はっとり:そうなんですよ。メジャーデビューをしてからは1年というペーペーですけども。
はっとりは10年間の活動を振り返り、バンド内で変化したことを語った。
クリス:新人賞を獲ったってことはさ、1つの流れを表現していると思うんだよね。バンドのなかで何が変わったと思う?
はっとり:ずっと地続きでレコーディング、リリース、ツアーという流れをずっとしてきているんですよね。なので、取り立てて変わったものっていうのは実はないのかも。
クリス:サウンドも変わってないの?
はっとり:サウンドは変わりました! 最初はあまりオーバー・ダブ(多重録音)をしなかったんですよ。それは予算もなくって、スタジオを抑えられる時間も決まっていたから。やりたいことがあっても時間がなくなって、シンプルなアレンジになった楽曲とかもありましたね。今はいろんなことをゴチャゴチャとやれています。時間もあるし。
クリス:なるほどね。
「2022年に対する期待」を込めたアルバム
2022年1月12日(水)、マカロニえんぴつのメジャーファーストアルバム『ハッピーエンドへの期待は』がリリースされた。クリス:タイトルにはどういった思いが込められているんですか?
はっとり:1月に出すアルバムということで、「2022年に対する期待」をバンドとして込めました。気が早い話ですが、今年の終わりには「いいアルバムだったな。マカロニえんぴつが1年を引っ張ってくれたな」と感じてもらえるといいなと思ったんです。2022年をハッピーエンドで終わりたいという思いも込もっております。
クリス:なるほど。
番組ではアルバムの表題曲である『ハッピーエンドへの期待は』をオンエア。この曲は2021年12月31日より公開中の映画『明け方の若者たち』の主題歌として書き下ろした1曲だ。
はっとり:とっても楽しいですよ。やりがいも非常にあるし。元々、世界観に寄り添う先(原作)があるので、自分たちでは考え付かなかったテーマになったりするので面白かったです。
クリス:この映画は観たの?
はっとり:観ました! 原作の小説(カツセマサヒコ著)から好きなんですよ。
クリス:なるほど。
はっとり:映画、よかったですね。自分の過去の失恋をかなり思い出しちゃいました。社会人になりたての青年が主人公の映画なんですけども、上京したての頃が浮かんできましたね(笑)。作品の舞台は下北沢とか明大前なんですけど、自分もよく行っていた場所だったんですよ。
クリス:じゃあ、自分の一部とも言えるものが作品のなかに含まれているわけですね。
はっとり:そうですね。自分事にしてしまう映画でした。
【『明け方の若者たち』インタビュー】井上祐貴は「中身もイケメン」な役をどう演じた? 北村匠海が演じる“僕”に寄り添って
中学生時代に遭遇した“おじさんバンド”が衝撃
ゲストが一問一答に挑戦するコーナーでは、はっとりがプライベートにまつわる質問に答えた。「最近あったラッキーな出来事は?」
はっとり:鼻毛カッターを買いまして。鼻毛を綺麗に整えたら、鼻の通りがよくなりました……普通だなあ(笑)!
クリス:普通というか、なんでそれがラッキーなの?
はっとり:鼻、詰まっていたら“アンラッキー”じゃないですか?
クリス:ああぁ~たしかに。あんまり鼻の手入れってしないの?
はっとり:してなかったので、カットしてみたんですよ。そうしたら、あら気持ちいい。寝起きもスッキリ。
「初めて行ったのは誰のライブ?」
はっとり:偶発的なものでもいいんですか?
クリス:偶発的にライブに行くことってある?
はっとり:あるんですよ。東京の高校に行かせたかったのかな? 中学生時代、学校見学に行くタイミングで母親と東京に行く機会があったんですね。
そのときはっとりは、ついでにアコースティックギターを購入するために、母と一緒に御茶ノ水あたりを散策していたという。
はっとり:そうしたらですね、楽器屋さんでインストアライブをしていたんですよ。アマチュアのおじさんバンド。爆音のエレキギター、ドラム、ベースサウンドでした。
クリス:へえ。ライブはどうだったの?
はっとり:すごく音がでかくて「これがバンドか!」と、当時の自分にとってはめちゃくちゃカッコよく見えました。名前も知らない、とにかく音がでかいおじさんバンドでしたね。
クリス:そのおじさんバンドのライブを観ていなかったら、もしかしたらマカロニえんぴつはなかったかもしれない?
はっとり:そんなことはないかもしれないけども、大きな衝撃は受けましたね。ユニコーンよりも先におじさんバンドの音楽を聴いたので。
クリス:(自分の意思で)最初に観たバンドがユニコーンだったの?
はっとり:そうです。バンドを始めたいなって思ったきっかけはユニコーンのライブを観たことです。
クリス:そうかあ。だけど、音楽的なルーツは名も知れない御茶ノ水のおじさんバンドと。正体を調べるのも楽しいかもしれないね。
はっとり:今もやっていたら対バンしたいなあ。
マカロニえんぴつは2月より結成10周年記念ツアー「マカロックツアーvol.13 ~あっという間の10周年☆変わらずあなたと鳴らし廻り!篇~」を開催。追加公演も発表されている。チケットと会場の詳細は公式ホームページをチェック。
マカロニえんぴつの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
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2022年1月23日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54