シンガーソングライター・たなかが、2021年に結成したバンドに関するエピソードを語り、音楽活動を休止していた時期を振り返った。
たなかが登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」(ナビゲーター:SKY-HI)。オンエアは2021年12月26日(日)。
SKY-HI:本当にね、時って流れるんだなあというか、「元ぼくのりりっくのぼうよみ」って言葉を使ってわざわざ説明することも減ってきた気がします。いろんなことがあった、「現たなか」ですよ。Diosというバンドの活動を発表してから音楽への純粋性というか、「get back(復活)」の感じがすごくあるんですよ。たなかに登場してもらう前に、まずは11月26日にリリースした楽曲をみなさんに聴いていただきましょう。
『ダークルーム』オンエア後、SKY-HIはたなかを交えて音楽対談をおこなった。
SKY-HI:ぼくのりりっくのぼうよみ名義の話ってあんまりしていなかったよね?
たなか:たしかに。表に出て喋るっていうのはなかったかも。それこそ「THE FIRST TAKE」に出たときぐらい?
SKY-HI:そうですね。YouTube企画の「THE FIRST TAKE」で、『何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ』をやらせてもらいました。(ぼくのりりっくのぼうよみが活動していた頃は)日本でSpotifyとかApple Musicといったストリーミングサービスがそんなに浸透してなかったと思うんですけど、未だにぼくのりりっくのぼうよみ名義の楽曲っていうのはいろんなところで聴かれているんだなって最近感じましたよ。
たなか:たとえばいつ感じたんすか?
SKY-HI:Spotifyの月間リスナーとかを見たら。
たなか:ああ! そうね。ずっと同じぐらいの数の人が聴いてくれているね。
SKY-HI:そうなんだよ。面白いですよね。
SKY-HI:ぼくのりりっくのぼうよみから、たなかという名義になったわけですけども、最近の活動はいかがですか?
たなか:バンドがね、けっこう面白いですね。3人でやるってことの、いろんな違いというか。1人だとさ、全部自分で決めないといけないから。
SKY-HI:そうだよね。
たなか:1人だと、基本的に全部の責任が自分に来る。逆にそれは「自由にできる」ってことでもあるんだけど。とは言っても、Diosが自由じゃないってことではなくって。何かを決めるときの基準がちょっと変わる。
SKY-HI:うんうん。わかります。
たなか:そこの面白さを最近は感じていますね。
SKY-HI:顔つきが(以前と)違うなっていうのはすごく感じますよ。MVとかを観ていても。
たなか:たしかに! ありがとうございます。
SKY-HI:理由は何だろうね? なんというか、“全力感”がすごくある。
たなか:それはできているかも。
SKY-HI:心強いなって感じますよ。
たなか:お陰様で。
SKY-HI:いえいえ。年が明けるとDiosの活動1周年も見えてきますね。結成が3月ですし。
たなか:そうですね。
SKY-HI:コロナ禍での結成発表と活動だったから、全国ライブツアーといった表立ったものはしていなかったと思うんだけども。元々、Diosってライブをやってきた3人じゃないですか。ツアーは考えていたりします?
たなか:「(全国)各地をうろちょろしたいよね」って気持ちはずっとあって。今は準備中というか、計画を立てていますね。
SKY-HI:いろんな活動をしていくなかにDiosがあるって感じ?
たなか:それで言うと、自分のなかでメインにあるのはDiosって感じかなあ。ぼくりりが人生のメインだったわけじゃないですか、当時は。それが終わってから、他のところでうろちょろしましたしね。やきいも屋をやったり。あれとかは、長編アニメで途中に入ってくる“日常回”みたいな感じ(笑)。
SKY-HI:(笑)。正直、羨ましかったんだよね。ずーっと同じアーティスト活動をしてしまうと、日常回って挟めないんですよ。
たなか:なかなか難しいよね。
SKY-HI:うん。やきいも屋以外にもいろいろやっていたよね。なんていうか、「人間生活」をしていたよね。それをやっていた人って、他だと宇多田ヒカルぐらいじゃない? 急に活動休止して、人間生活をスタートしたのって。
たなか:たしかに(笑)。
SKY-HI:見ていて普通に羨ましかったですね。「名義を葬ることができる」という、希望と絶望をいただくこともできましたし。
たなか:あまり見ないですよね。
SKY-HI:そうなのよ。みんなね、実際のところは日常回を挟みたいんだよ。
たなか:それはあるかもね。
SKY-HI:一度名義を葬るっていうのも、夢としては一応あるけれども、そう簡単にできることではないので。すごく希望をいただけましたね。
たなか:ありがとうございます。
SKY-HI:そんななか、Diosの活動が来るっていうのは楽しいですね。
たなか:新連載って感覚なので、ちょっと緊張はしていますけどね。
SKY-HI:やっぱり緊張するよね。
たなか:頑張ろうって感じですよ。
SKY-HI:頼みますよ。期待しておりますので、また楽曲を聴かせてください。ありがとうございました!
たなかの最新情報は、Dios公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」では、アジアのヒップホップやさまざまな音楽カルチャーを紹介する。オンエアは10時40分頃から。
たなかが登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」(ナビゲーター:SKY-HI)。オンエアは2021年12月26日(日)。
ロックバンド結成という新たな挑戦
SKY-HIの盟友である、元ぼくのりりっくぼうよみ・たなか。2019年3月よりたなかに改名し、2021年3月にはギタリストのIchika Nito、コンポーザーのササノマリイの3人でロックバンド・Diosを結成した。SKY-HI:本当にね、時って流れるんだなあというか、「元ぼくのりりっくのぼうよみ」って言葉を使ってわざわざ説明することも減ってきた気がします。いろんなことがあった、「現たなか」ですよ。Diosというバンドの活動を発表してから音楽への純粋性というか、「get back(復活)」の感じがすごくあるんですよ。たなかに登場してもらう前に、まずは11月26日にリリースした楽曲をみなさんに聴いていただきましょう。
『ダークルーム』オンエア後、SKY-HIはたなかを交えて音楽対談をおこなった。
SKY-HI:ぼくのりりっくのぼうよみ名義の話ってあんまりしていなかったよね?
たなか:たしかに。表に出て喋るっていうのはなかったかも。それこそ「THE FIRST TAKE」に出たときぐらい?
SKY-HI:そうですね。YouTube企画の「THE FIRST TAKE」で、『何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ』をやらせてもらいました。(ぼくのりりっくのぼうよみが活動していた頃は)日本でSpotifyとかApple Musicといったストリーミングサービスがそんなに浸透してなかったと思うんですけど、未だにぼくのりりっくのぼうよみ名義の楽曲っていうのはいろんなところで聴かれているんだなって最近感じましたよ。
たなか:たとえばいつ感じたんすか?
SKY-HI:Spotifyの月間リスナーとかを見たら。
たなか:ああ! そうね。ずっと同じぐらいの数の人が聴いてくれているね。
SKY-HI:そうなんだよ。面白いですよね。
全国ツアー実現に向けて計画中
たなかはDiosでの活動に対して「面白いですね」とコメントした。SKY-HI:ぼくのりりっくのぼうよみから、たなかという名義になったわけですけども、最近の活動はいかがですか?
たなか:バンドがね、けっこう面白いですね。3人でやるってことの、いろんな違いというか。1人だとさ、全部自分で決めないといけないから。
SKY-HI:そうだよね。
たなか:1人だと、基本的に全部の責任が自分に来る。逆にそれは「自由にできる」ってことでもあるんだけど。とは言っても、Diosが自由じゃないってことではなくって。何かを決めるときの基準がちょっと変わる。
SKY-HI:うんうん。わかります。
たなか:そこの面白さを最近は感じていますね。
SKY-HI:顔つきが(以前と)違うなっていうのはすごく感じますよ。MVとかを観ていても。
たなか:たしかに! ありがとうございます。
SKY-HI:理由は何だろうね? なんというか、“全力感”がすごくある。
たなか:それはできているかも。
SKY-HI:心強いなって感じますよ。
たなか:お陰様で。
SKY-HI:いえいえ。年が明けるとDiosの活動1周年も見えてきますね。結成が3月ですし。
たなか:そうですね。
SKY-HI:コロナ禍での結成発表と活動だったから、全国ライブツアーといった表立ったものはしていなかったと思うんだけども。元々、Diosってライブをやってきた3人じゃないですか。ツアーは考えていたりします?
たなか:「(全国)各地をうろちょろしたいよね」って気持ちはずっとあって。今は準備中というか、計画を立てていますね。
音楽活動を中断して“日常”を過ごした時期を振り返る
SKY-HIはたなかに「個人としての理想の音楽活動はありますか?」と質問を投げかけた。SKY-HI:いろんな活動をしていくなかにDiosがあるって感じ?
たなか:それで言うと、自分のなかでメインにあるのはDiosって感じかなあ。ぼくりりが人生のメインだったわけじゃないですか、当時は。それが終わってから、他のところでうろちょろしましたしね。やきいも屋をやったり。あれとかは、長編アニメで途中に入ってくる“日常回”みたいな感じ(笑)。
SKY-HI:(笑)。正直、羨ましかったんだよね。ずーっと同じアーティスト活動をしてしまうと、日常回って挟めないんですよ。
たなか:なかなか難しいよね。
SKY-HI:うん。やきいも屋以外にもいろいろやっていたよね。なんていうか、「人間生活」をしていたよね。それをやっていた人って、他だと宇多田ヒカルぐらいじゃない? 急に活動休止して、人間生活をスタートしたのって。
たなか:たしかに(笑)。
SKY-HI:見ていて普通に羨ましかったですね。「名義を葬ることができる」という、希望と絶望をいただくこともできましたし。
たなか:あまり見ないですよね。
SKY-HI:そうなのよ。みんなね、実際のところは日常回を挟みたいんだよ。
たなか:それはあるかもね。
SKY-HI:一度名義を葬るっていうのも、夢としては一応あるけれども、そう簡単にできることではないので。すごく希望をいただけましたね。
たなか:ありがとうございます。
SKY-HI:そんななか、Diosの活動が来るっていうのは楽しいですね。
たなか:新連載って感覚なので、ちょっと緊張はしていますけどね。
SKY-HI:やっぱり緊張するよね。
たなか:頑張ろうって感じですよ。
SKY-HI:頼みますよ。期待しておりますので、また楽曲を聴かせてください。ありがとうございました!
たなかの最新情報は、Dios公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」では、アジアのヒップホップやさまざまな音楽カルチャーを紹介する。オンエアは10時40分頃から。
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2021年1月2日28時59分まで
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- ACROSS THE SKY
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毎週日曜9:00-12:00