DISH//の北村匠海(Vo/Gt)、矢部昌暉(Cho/Gt)が「対バン」をテーマに語り合った。
ふたりが登場したのは、J-WAVEで放送された『THE KINGS PLACE』のワンコーナー「KINGS MEETING~BACK TO LIVE HOUSE~」。放送日は12月8日(水)。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、12月の水曜ナビゲーターはDISH//が担当している。
北村:我々も結成して10年で、対バンという形式で先輩のバンドとか、バンドじゃないチームだったりとか、いろいろやってきました。でもここ数年変わりましたよね、対バンというものに対して(の考え方が)。
矢部:昔は「あ、このグループはこういうライブの作り方をするんだ」「こういう曲順にするんだ」「盛り上がる曲はこの辺に入れるんだ」とか、単純に「ライブすごいな」と見ていたのが、最近は「どうやって音作っているんだろう」って。なんならライブ本番よりリハのほうがけっこう楽しんで見ちゃったりとかする。という変化が俺は出てきた。
北村:このあいだGLIM SPANKYの亀本(寛貴)さんを見てて、「昌暉が目指すべきギタリストってここじゃね?」って思ったよ。
矢部:恐れ多いですけど。
北村:音からプレイスタイルからなにから。
矢部:めちゃくちゃ格好いいなって純粋に思う。GLIM SPANKYのおふたりにDISH//は『未完成なドラマ』という曲を提供していただいたじゃないですか。そのレコーディングのときに一緒にギターを弾いたんですけど本当に楽しくて。
北村:人柄もいいしね。
矢部:すごくいい方。
松尾:こんばんは。GLIM SPANKYのボーカル、ギターの松尾レミです。
亀本:ギターの亀本寛貴です!
松尾:このあいだZepp DiverCityでDISH//とGLIM SPANKYで2マンやらせてもらいました。楽しかったね。
亀本:最高でしたし、観にきてくださった方で聴いてらっしゃる方がいると思いますから、来てくださった方ありがとうございました!
松尾:対バンしてくれたDISH//もありがとうございました。対バンって、(相手のアーティストが)自分がやらないアプローチをしていたりして、すごくいろいろな発見があって、本当に楽しいなと改めて思いました。
松尾は「対バン」について「音楽仲間と一緒に盛り上がれるというのが単純におもしろいよね」とコメント。亀本も「僕は自分の音楽も好きなんだけど、同じくらい人の音楽が好きだから。シンプルに聴ける状態があるというのがうれしい」と語った。
亀本:やるのも楽しいけど聴くのも好きだから、純粋に対バンのほうが好きかも……いやあ、でもどっちも好きだけど……いやでも対バンってかなり好き(笑)。
松尾:あとコラボもさせてもらったりね。
亀本:一緒に演奏するのはめちゃくちゃ楽しい、最高ですよね。
松尾:またやりたいな。GLIM SPANKYから見たDISH//の魅力だったりとか、対バンしてどうしたか?
亀本:やってみて思ったけど、リスナー層がたぶんDISH//とGLIM SPANKYで違うから、普段自分たちと違うタイプのお客さんの前で楽曲を聴いてもらえたのは素直にうれしいです。
松尾:私も同じくです。自分たちの作った曲を一緒にやれたというのが、とてもうれしいですね。
亀本:セッションしてくれるってけっこう、意外と「セッションってちょっと……」という方もいらっしゃるじゃない。
松尾:わかる。
亀本:それもそれでいいんだけど。僕はどうせやるなら一緒に演奏したいタイプなんです。
松尾:ね。本当にうれしかったし、また一緒にやりたいなと思っております。
コメントを聞いて、「ありがとうございます。愛のこもったコメント」(北村)、「うれしいですね」(矢部)と喜ぶふたりだった。
北村:対バンという形式で、前にもOKAMOTO'Sとかやってきましたけど、けっこうリハがおもしろくてさ。リハの進行とか見ちゃうんだよね。
矢部:そうそう。
北村:意外と、松尾さんがリハにインするまでに、何曲か亀本さんたちがやっちゃってたりするんだよね。それを楽屋裏で松尾さんは聴いているわけじゃん。そこでまたひと悶着あったりとか(笑)。
矢部:(笑)。
北村:リハめっちゃおもろくて。リハでちゃんと“点”を打ってリハする松尾さんと、衝動で生きている亀本さんとですっごくリハがおもしろかったんだよね。
矢部:そうだね。
北村:もちろんライブ本番も最高でしたし、僕も思い出深い曲たちもたくさんあって。
矢部:亀本さんも言っていたけど、対バンって普段DISH//を聴かない人たちにもDISH//の音楽を届けられる。そういう良さとかも対バンにはあるからね。
北村:僕らだけじゃなくて、ライブに来てくれるお互いのファンのみなさまたちも、いわゆるセッションしているわけじゃん。年齢層も違ったりとかお互いに客層が違うなかで、でも同じ空間にいてさ。お互いの好きな音楽を聴き合うみたいな瞬間でしょ?
「全体を通してセッションしている」という感覚が、北村にあるそうだ。
北村:たとえば大智(泉 大智)とよく俺はセッションするんだけど、セッションがいろいろなものに派生したりしていくわけよ、音楽って。なんとなく俺のフレーズから初めて大智が入ってきて。次は大智始動でなにかはじまって。というのをスタジオに入って15分ぐらいたまにやったりするの。30分、ないし1時間とかやっちゃうんだけど。なんかそういうことがライブで巻き起こっているという感じだよね。いろいろな空気になるじゃん? バンドが変わるだけで空気変わるし、でも前のバンドから引き継いだ空気というものもあって。
矢部:そのときだけのものだよね。
北村:GLIM SPANKYとの対バンもそうでしたしね。
DISH//の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時から。
ふたりが登場したのは、J-WAVEで放送された『THE KINGS PLACE』のワンコーナー「KINGS MEETING~BACK TO LIVE HOUSE~」。放送日は12月8日(水)。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、12月の水曜ナビゲーターはDISH//が担当している。
対バンの魅力の変化「ライブ本番よりリハのほうが…」
過去に数々のバンドと対バンを実施してきたDISH//。北村と矢部は対バンの魅力を語った。北村:我々も結成して10年で、対バンという形式で先輩のバンドとか、バンドじゃないチームだったりとか、いろいろやってきました。でもここ数年変わりましたよね、対バンというものに対して(の考え方が)。
矢部:昔は「あ、このグループはこういうライブの作り方をするんだ」「こういう曲順にするんだ」「盛り上がる曲はこの辺に入れるんだ」とか、単純に「ライブすごいな」と見ていたのが、最近は「どうやって音作っているんだろう」って。なんならライブ本番よりリハのほうがけっこう楽しんで見ちゃったりとかする。という変化が俺は出てきた。
北村:このあいだGLIM SPANKYの亀本(寛貴)さんを見てて、「昌暉が目指すべきギタリストってここじゃね?」って思ったよ。
矢部:恐れ多いですけど。
北村:音からプレイスタイルからなにから。
矢部:めちゃくちゃ格好いいなって純粋に思う。GLIM SPANKYのおふたりにDISH//は『未完成なドラマ』という曲を提供していただいたじゃないですか。そのレコーディングのときに一緒にギターを弾いたんですけど本当に楽しくて。
北村:人柄もいいしね。
矢部:すごくいい方。
GLIM SPANKYからのメッセージ
そんなGLIM SPANKYとは11月20日に対バン形式でのライブを開催。番組にはGLIM SPANKYの松尾レミ、亀本寛貴からのコメントが寄せられた。松尾:こんばんは。GLIM SPANKYのボーカル、ギターの松尾レミです。
亀本:ギターの亀本寛貴です!
松尾:このあいだZepp DiverCityでDISH//とGLIM SPANKYで2マンやらせてもらいました。楽しかったね。
亀本:最高でしたし、観にきてくださった方で聴いてらっしゃる方がいると思いますから、来てくださった方ありがとうございました!
松尾:対バンしてくれたDISH//もありがとうございました。対バンって、(相手のアーティストが)自分がやらないアプローチをしていたりして、すごくいろいろな発見があって、本当に楽しいなと改めて思いました。
松尾は「対バン」について「音楽仲間と一緒に盛り上がれるというのが単純におもしろいよね」とコメント。亀本も「僕は自分の音楽も好きなんだけど、同じくらい人の音楽が好きだから。シンプルに聴ける状態があるというのがうれしい」と語った。
亀本:やるのも楽しいけど聴くのも好きだから、純粋に対バンのほうが好きかも……いやあ、でもどっちも好きだけど……いやでも対バンってかなり好き(笑)。
松尾:あとコラボもさせてもらったりね。
亀本:一緒に演奏するのはめちゃくちゃ楽しい、最高ですよね。
松尾:またやりたいな。GLIM SPANKYから見たDISH//の魅力だったりとか、対バンしてどうしたか?
亀本:やってみて思ったけど、リスナー層がたぶんDISH//とGLIM SPANKYで違うから、普段自分たちと違うタイプのお客さんの前で楽曲を聴いてもらえたのは素直にうれしいです。
松尾:私も同じくです。自分たちの作った曲を一緒にやれたというのが、とてもうれしいですね。
亀本:セッションしてくれるってけっこう、意外と「セッションってちょっと……」という方もいらっしゃるじゃない。
松尾:わかる。
亀本:それもそれでいいんだけど。僕はどうせやるなら一緒に演奏したいタイプなんです。
松尾:ね。本当にうれしかったし、また一緒にやりたいなと思っております。
コメントを聞いて、「ありがとうございます。愛のこもったコメント」(北村)、「うれしいですね」(矢部)と喜ぶふたりだった。
対バンで巻き起こる“セッション”
対バンでは相手バンドのリハーサルの進行にも注目しているそうだ。リハーサル時や本番におけるエピソードについて語った。北村:対バンという形式で、前にもOKAMOTO'Sとかやってきましたけど、けっこうリハがおもしろくてさ。リハの進行とか見ちゃうんだよね。
矢部:そうそう。
北村:意外と、松尾さんがリハにインするまでに、何曲か亀本さんたちがやっちゃってたりするんだよね。それを楽屋裏で松尾さんは聴いているわけじゃん。そこでまたひと悶着あったりとか(笑)。
矢部:(笑)。
北村:リハめっちゃおもろくて。リハでちゃんと“点”を打ってリハする松尾さんと、衝動で生きている亀本さんとですっごくリハがおもしろかったんだよね。
矢部:そうだね。
北村:もちろんライブ本番も最高でしたし、僕も思い出深い曲たちもたくさんあって。
矢部:亀本さんも言っていたけど、対バンって普段DISH//を聴かない人たちにもDISH//の音楽を届けられる。そういう良さとかも対バンにはあるからね。
北村:僕らだけじゃなくて、ライブに来てくれるお互いのファンのみなさまたちも、いわゆるセッションしているわけじゃん。年齢層も違ったりとかお互いに客層が違うなかで、でも同じ空間にいてさ。お互いの好きな音楽を聴き合うみたいな瞬間でしょ?
「全体を通してセッションしている」という感覚が、北村にあるそうだ。
北村:たとえば大智(泉 大智)とよく俺はセッションするんだけど、セッションがいろいろなものに派生したりしていくわけよ、音楽って。なんとなく俺のフレーズから初めて大智が入ってきて。次は大智始動でなにかはじまって。というのをスタジオに入って15分ぐらいたまにやったりするの。30分、ないし1時間とかやっちゃうんだけど。なんかそういうことがライブで巻き起こっているという感じだよね。いろいろな空気になるじゃん? バンドが変わるだけで空気変わるし、でも前のバンドから引き継いだ空気というものもあって。
矢部:そのときだけのものだよね。
北村:GLIM SPANKYとの対バンもそうでしたしね。
DISH//の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時から。
radikoで聴く
2021年12月15日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- THE KINGS PLACE
-
月・火・水・木曜25:00-26:00