KREVA、NulbarichのJQ、AJICOのUA、WANIMA、AK-69が、キャリアの中で忘れられないアドバイスを語った。
5組が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。ここでは、「あなたのキャリアの中で忘れられないアドバイスは!?」をテーマにお届けした、6月15日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
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KREVA:忘れられないアドバイスは、元ラーメンズの小林賢太郎さんにかけられた「『おい! 横っ飛び! 』って言えばいいんだよ」という言葉です。これだけじゃ、何のことやら全然わからないと思うので、しっかり説明させていただきたいと思います(笑)。賢太郎さんとは、20年くらい仲良くさせてもらっていますが、賢太郎さんに昔、相談したことがあって。それはある写真撮影で、有名カメラマンの方がポラロイドを撮るたびに、アシスタントの子が手を伸ばして取ろうとしているのにも関わらず、そのポラロイドをいちいち床に投げるんですよ。リズムで撮りたいのはわかるんですけど、手出してるんだから取ればいいじゃんって思って、自分もイライラしてきてしまい撮影自体もうまくいかなくて。
賢太郎さんに相談したら、「全体を“オモシロ”に変えていけばいいんじゃない?」と言われ、ハッとしました。それが冒頭で話した「おい!横っ飛び!」に繋がるんですけど。その撮影でアシスタントの子に「おい!横っ飛び!」とか言って、現場の空気を冗談や笑いで軽くすることで撮影もスムーズにいくし、そういうことが本当に大事なことだなって気付きました。それからは、なるべくどの現場でも、出来る限りおもしろい空気を作れるようにしようと思うし、大きいフェスのバックヤードとかでもおもしろい空気をまけるように心掛けるようになりました。自分を変えてくれた大切な言葉ですね。
2組目のアーティストは、NulbarichのJQが登場。
JQ:偉人やいろんな先輩からたくさんの大切な言葉をいただきましたが、結局ずっと影響しているなって思うのは、幼少期から親父にいつも言われていた「履き物を揃えると心も揃う」という言葉です。この言葉は、小さい時から教育のように言われていたことで。今でも、自分の意識を高めるために行動や身の回りの意識から変えると意外と自分自身が整うなって思いますし、逆に自分自身が乱れてるなというときに、自分の身の回りを見返すと乱れているところに気付けたりするので、自分のメンテナンスの言葉として今でも忘れられない言葉になっています。親父に感謝したいなと思います!
UA:私が今でも忘れられないアドバイスは、「裸になれ、さらけ出せ」という言葉です。22、3年前、恵比寿のライブハウス「LIQUIDROOM」が、まだ新宿の歌舞伎町にあったときに大好きだったボストンのジャムバンド「THE SLIP」が日本にやってきて、ライブで急遽ジャムをすることになって。それで自分的には全然上手くいかず、すごく落ち込んでしまったことがあったんです。その後、PAエンジニアのオノさんが声を掛けてくれて、「裸になればいい、たださらけ出せばいいねん、そしたらお客さんはハッピーだよ」と言われて、ハートにドギューンって震えました。もう涙が止まらなかったです。それが、私が一生忘れない大切な言葉です。ステージだけじゃなく、人生にも大事な言葉なのかなと思います。
WANIMA:たくさんあるんだけど、僕らがデビューする前からずっとお世話になっているアパレルブランド「LEFLAH」のディレクターからいただいた言葉が、やっぱり僕らの中でずっと生きています。僕らがデビューする前から支えてくれている“東京の父親”みたいな存在です。たくさんの言葉をいただいたけど、その中でも「諦めないことがアンチ」という言葉がやっぱり中心にあるかなと思います。あと渋谷のライブで2、3人しかお客さんがいなくて、すごい悔しかったけど、でも照れ隠しするようにライブの後、「次頑張ります! 」と言ったら、「次があると思うなよ」と真剣に怒られたり、腐りそうになったとき「ダサいのは今だけじゃない」とハッパをかけられたり。いまだに3人の中で共通で生きている言葉がいっぱいあります。
最後に登場したアーティストは、ヒップホップアーティスト「AK-69」。
AK-69:俺のキャリアの中で忘れられないアドバイスですが、自分はこうやってヒップホップで稼がせてもらって、いわゆる自分が憧れたラッパー像みたいなものを手にしてから何年も経つんですけど、成功した後も、日本人特有の“いや、俺なんて”みたいな感じで謙虚に振る舞っていたんです。そしたらある時、とある先輩に「AKくんはどうして若い子たちに、自分のリアルな生活を見せないの?」と言われてハッとしたんですよね。それ以降は、子どもたちや若い子たちに夢を持ってほしくて“ラッパーとして成功するとどうなるのか?”を、スポーツ選手たちのようにち
J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。
5組が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。ここでは、「あなたのキャリアの中で忘れられないアドバイスは!?」をテーマにお届けした、6月15日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
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KREVA、Nulbarich・JQの忘れられないアドバイス
まず登場してくれたのは、ラッパーのKREVA。KREVA:忘れられないアドバイスは、元ラーメンズの小林賢太郎さんにかけられた「『おい! 横っ飛び! 』って言えばいいんだよ」という言葉です。これだけじゃ、何のことやら全然わからないと思うので、しっかり説明させていただきたいと思います(笑)。賢太郎さんとは、20年くらい仲良くさせてもらっていますが、賢太郎さんに昔、相談したことがあって。それはある写真撮影で、有名カメラマンの方がポラロイドを撮るたびに、アシスタントの子が手を伸ばして取ろうとしているのにも関わらず、そのポラロイドをいちいち床に投げるんですよ。リズムで撮りたいのはわかるんですけど、手出してるんだから取ればいいじゃんって思って、自分もイライラしてきてしまい撮影自体もうまくいかなくて。
賢太郎さんに相談したら、「全体を“オモシロ”に変えていけばいいんじゃない?」と言われ、ハッとしました。それが冒頭で話した「おい!横っ飛び!」に繋がるんですけど。その撮影でアシスタントの子に「おい!横っ飛び!」とか言って、現場の空気を冗談や笑いで軽くすることで撮影もスムーズにいくし、そういうことが本当に大事なことだなって気付きました。それからは、なるべくどの現場でも、出来る限りおもしろい空気を作れるようにしようと思うし、大きいフェスのバックヤードとかでもおもしろい空気をまけるように心掛けるようになりました。自分を変えてくれた大切な言葉ですね。
2組目のアーティストは、NulbarichのJQが登場。
JQ:偉人やいろんな先輩からたくさんの大切な言葉をいただきましたが、結局ずっと影響しているなって思うのは、幼少期から親父にいつも言われていた「履き物を揃えると心も揃う」という言葉です。この言葉は、小さい時から教育のように言われていたことで。今でも、自分の意識を高めるために行動や身の回りの意識から変えると意外と自分自身が整うなって思いますし、逆に自分自身が乱れてるなというときに、自分の身の回りを見返すと乱れているところに気付けたりするので、自分のメンテナンスの言葉として今でも忘れられない言葉になっています。親父に感謝したいなと思います!
AJICO・UAの忘れられないアドバイス
続いて登場したアーティストは、AJICOのUA。UA:私が今でも忘れられないアドバイスは、「裸になれ、さらけ出せ」という言葉です。22、3年前、恵比寿のライブハウス「LIQUIDROOM」が、まだ新宿の歌舞伎町にあったときに大好きだったボストンのジャムバンド「THE SLIP」が日本にやってきて、ライブで急遽ジャムをすることになって。それで自分的には全然上手くいかず、すごく落ち込んでしまったことがあったんです。その後、PAエンジニアのオノさんが声を掛けてくれて、「裸になればいい、たださらけ出せばいいねん、そしたらお客さんはハッピーだよ」と言われて、ハートにドギューンって震えました。もう涙が止まらなかったです。それが、私が一生忘れない大切な言葉です。ステージだけじゃなく、人生にも大事な言葉なのかなと思います。
WANIMA、AK-69の忘れられないアドバイス
続いて登場したアーティストは、熊本出身のロックバンド「WANIMA」。WANIMA:たくさんあるんだけど、僕らがデビューする前からずっとお世話になっているアパレルブランド「LEFLAH」のディレクターからいただいた言葉が、やっぱり僕らの中でずっと生きています。僕らがデビューする前から支えてくれている“東京の父親”みたいな存在です。たくさんの言葉をいただいたけど、その中でも「諦めないことがアンチ」という言葉がやっぱり中心にあるかなと思います。あと渋谷のライブで2、3人しかお客さんがいなくて、すごい悔しかったけど、でも照れ隠しするようにライブの後、「次頑張ります! 」と言ったら、「次があると思うなよ」と真剣に怒られたり、腐りそうになったとき「ダサいのは今だけじゃない」とハッパをかけられたり。いまだに3人の中で共通で生きている言葉がいっぱいあります。
最後に登場したアーティストは、ヒップホップアーティスト「AK-69」。
AK-69:俺のキャリアの中で忘れられないアドバイスですが、自分はこうやってヒップホップで稼がせてもらって、いわゆる自分が憧れたラッパー像みたいなものを手にしてから何年も経つんですけど、成功した後も、日本人特有の“いや、俺なんて”みたいな感じで謙虚に振る舞っていたんです。そしたらある時、とある先輩に「AKくんはどうして若い子たちに、自分のリアルな生活を見せないの?」と言われてハッとしたんですよね。それ以降は、子どもたちや若い子たちに夢を持ってほしくて“ラッパーとして成功するとどうなるのか?”を、スポーツ選手たちのようにち
J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。
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