安達祐実、芝居をしていたよかったと思うのは「感情の真実に近づいたとき」
安達祐実が女優になると決意したときのことや、映像と舞台の違いを語った。
安達が登場したのは、劇団ゴジゲンの主宰で映画監督の松居大悟がナビゲートする、J-WAVEで放送中の『JUMP OVER』。松居がラジオ、映画、演劇、音楽などの枠を超えた企画を発信し続けている番組だ。オンエアは10月20日（水）。
そこで番組では、安達が舞台中にどう過ごすかという話題に。安達は劇場に入ると、決まった時間に行動するという。
安達：開演何分前にドリンクを（ステージの）袖に持って行ってとか、何分前になったら着替えてトイレに行ってとか、なんとなく決めて時間通りに動いちゃう。
松居：朝とかはどうしてるの？
安達：家では何にも決めてない（笑）。ゆるゆる。劇場に行ってからはなんとなく決まってる。
松居：祐実ちゃんって行動がよめないじゃない。
安達：よもうとしてないからでしょ（笑）。
松居：誰々は何時くらいにどこにいるってなんとなくわかってきて、たとえば（玉置）玲央とさっつん（佐津川）は大体舞台上にいるとか。だからステージで気になったこととかをふらっと見つけて伝えるのがいいなと思って。でも祐実ちゃんはどこにいるかわからない。
安達：あはは（笑）。けっこうわかりやすい人間だと思うよ。素直（笑）。自分で言うなよって感じだけど（笑）。
松居：「この仕事でやっていくぞ」って思ったのはいつ？
安達：ちょくちょくそういうきっかけはあったんだけど、6歳くらいのときにある俳優さんから「素敵な女優さんになりなよ」って言われたことがあって、それがすごく印象に残ってる。それは人生で初めて「私は女優さんになるんだな」って思った瞬間だった。
松居：へえ！
安達：自ら積極的に「一生この仕事をやっていこう」とか「責任を持とう」って思ったのは13歳のとき。ドラマ『家なき子』をやったときにあまりにも影響が大きかったから、ドラマを観てる人もそうだけど一緒に撮影しているスタッフも含めて人の人生を変える可能性がある仕事だなって思って、責任を持たなきゃいけないって思った感じかな。
松居：そこで（芝居を）嫌にならずに、これでいくしかないって思ったのはいいことと言うか。
安達：そうだね。嫌いじゃなかったっていうか。別に自分がやりたくてお芝居をやり始めてはなかったからお芝居自体が好きかどうかって訊かれるとわからないけど、苦手ではないみたいな（笑）。
松居は「この仕事をやっていてよかったなってどんなときに思う？」と質問すると安達は「しいて言うなら」と前置きしつつ「感情の真実に近づいたとき」と答えた。
安達：お芝居をしていて本当の感情が芽生えたときとかそれを感じられたとき、もしくは一緒にやっている人の本当を見たときは、それが自分はほしいんだなって思うというか。
松居：うそがうそじゃなくなるってことだよね。
安達：そうそう。物語とかフィクションだけど心は本当でありたいというか、（お芝居は）どうしてもうそをつかないといけないところっていっぱいあるけど、そこに少しでも真実が入っていると本当になるんじゃないかっていう希望を感じている。
松居：面白いね。舞台だとよりそれって遠ざかるじゃない。映像より舞台はつかなきゃいけないうそが多くなる。場所も違うしお客さんも観てるし。
安達：映像のほうが細かい気持ちとかは伝わりやすいし私はもともと映像の人間だから舞台は苦手だなって意識があって、どうやってステージに立ってたらいかもわからないみたいなところもあって。
安達は「映像を中心にやろうと思っていた時期もあった」と続ける。
安達：たくさん舞台をやってみてそれでも映像のほうがいいと思うのであればいいけど、たくさん挑戦してないのに舞台を選択肢から消しちゃうのはすごく逃げている感じがして、そこに立ち向かいたいっていう気持ちで舞台をやるようになって。でも最近舞台をやらせてもらっていて、私が言っているほしい感情に近づける瞬間は舞台でもあるなとは思っている。見せるってことのやり方は違うかもしれないけど、心のなかで感じることはできると思い始めたかな。
安達祐実は10月27日（水）の同番組にも出演。その際のトークは、radikoで11月3日（水）28時ごろまで聴くことができる。
【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211028020828
安達が登場したのは、劇団ゴジゲンの主宰で映画監督の松居大悟がナビゲートする、J-WAVEで放送中の『JUMP OVER』。松居がラジオ、映画、演劇、音楽などの枠を超えた企画を発信し続けている番組だ。オンエアは10月20日（水）。
舞台中はどう行動する？
松居が演出を担当し、安達が出演する舞台『Birdland』。安達をはじめ、上田竜也、玉置玲央、佐津川愛美、目次立樹、池津祥子、岡田義徳が出演した同舞台は、全国で9月9日～10月31日まで行われた。そこで番組では、安達が舞台中にどう過ごすかという話題に。安達は劇場に入ると、決まった時間に行動するという。
安達：開演何分前にドリンクを（ステージの）袖に持って行ってとか、何分前になったら着替えてトイレに行ってとか、なんとなく決めて時間通りに動いちゃう。
松居：朝とかはどうしてるの？
安達：家では何にも決めてない（笑）。ゆるゆる。劇場に行ってからはなんとなく決まってる。
松居：祐実ちゃんって行動がよめないじゃない。
安達：よもうとしてないからでしょ（笑）。
松居：誰々は何時くらいにどこにいるってなんとなくわかってきて、たとえば（玉置）玲央とさっつん（佐津川）は大体舞台上にいるとか。だからステージで気になったこととかをふらっと見つけて伝えるのがいいなと思って。でも祐実ちゃんはどこにいるかわからない。
安達：あはは（笑）。けっこうわかりやすい人間だと思うよ。素直（笑）。自分で言うなよって感じだけど（笑）。
舞台は苦手意識があったけど…
番組では、安達のこれまでの女優人生に松居が迫った。2歳という物心がついていない時期にデビューした安達が、この道で生きていくと決めたのは？松居：「この仕事でやっていくぞ」って思ったのはいつ？
安達：ちょくちょくそういうきっかけはあったんだけど、6歳くらいのときにある俳優さんから「素敵な女優さんになりなよ」って言われたことがあって、それがすごく印象に残ってる。それは人生で初めて「私は女優さんになるんだな」って思った瞬間だった。
松居：へえ！
安達：自ら積極的に「一生この仕事をやっていこう」とか「責任を持とう」って思ったのは13歳のとき。ドラマ『家なき子』をやったときにあまりにも影響が大きかったから、ドラマを観てる人もそうだけど一緒に撮影しているスタッフも含めて人の人生を変える可能性がある仕事だなって思って、責任を持たなきゃいけないって思った感じかな。
松居：そこで（芝居を）嫌にならずに、これでいくしかないって思ったのはいいことと言うか。
安達：そうだね。嫌いじゃなかったっていうか。別に自分がやりたくてお芝居をやり始めてはなかったからお芝居自体が好きかどうかって訊かれるとわからないけど、苦手ではないみたいな（笑）。
松居は「この仕事をやっていてよかったなってどんなときに思う？」と質問すると安達は「しいて言うなら」と前置きしつつ「感情の真実に近づいたとき」と答えた。
安達：お芝居をしていて本当の感情が芽生えたときとかそれを感じられたとき、もしくは一緒にやっている人の本当を見たときは、それが自分はほしいんだなって思うというか。
松居：うそがうそじゃなくなるってことだよね。
安達：そうそう。物語とかフィクションだけど心は本当でありたいというか、（お芝居は）どうしてもうそをつかないといけないところっていっぱいあるけど、そこに少しでも真実が入っていると本当になるんじゃないかっていう希望を感じている。
松居：面白いね。舞台だとよりそれって遠ざかるじゃない。映像より舞台はつかなきゃいけないうそが多くなる。場所も違うしお客さんも観てるし。
安達：映像のほうが細かい気持ちとかは伝わりやすいし私はもともと映像の人間だから舞台は苦手だなって意識があって、どうやってステージに立ってたらいかもわからないみたいなところもあって。
安達は「映像を中心にやろうと思っていた時期もあった」と続ける。
安達：たくさん舞台をやってみてそれでも映像のほうがいいと思うのであればいいけど、たくさん挑戦してないのに舞台を選択肢から消しちゃうのはすごく逃げている感じがして、そこに立ち向かいたいっていう気持ちで舞台をやるようになって。でも最近舞台をやらせてもらっていて、私が言っているほしい感情に近づける瞬間は舞台でもあるなとは思っている。見せるってことのやり方は違うかもしれないけど、心のなかで感じることはできると思い始めたかな。
安達祐実は10月27日（水）の同番組にも出演。その際のトークは、radikoで11月3日（水）28時ごろまで聴くことができる。
【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211028020828
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