映画や音楽について造詣が深いことで知られる橋本 愛が、過去の思い出から未来に伝え残したい音楽、現在よく聴いている曲について語った。
橋本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO MOVING INTO THE FUTURE」。オンエアは10月16日(土)。
橋本:ザ・フォーク・クルセダーズさんの『悲しくてやりきれない』です。みなさんご存知の曲だと思うんですけど、孤独を強く感じていた時にこの曲で癒されていたというか、共鳴するという感覚があって、一人でこの曲を聴きながら泣いたりお酒を飲んでいたりしていたという濃い思い出がありますね。
このコメントを受けて、渡辺と山田は感嘆の声をあげた。
渡辺:もうびっくりしましたね。この曲が来ましたか。60年代の曲なんですよ。加藤和彦さん、北山 修さん、はしだのりひこさんがいたバンドなんですけど、ものすごく流行りました。その中でもこの曲は渋い、いわゆるいい曲なんですよ。
山田:それを選ぶ橋本 愛さん。
渡辺:橋本 愛さん、一時期は中島みゆきさん、ちあきなおみさんとか、わりと昔の名曲やしみじみくる曲にハマっていたとおっしゃていたから、納得のチョイスです。
橋本:現在よく聴いているのは、15才と大森靖子さんの『負けイベ実況プレイ』という曲です。私が大好きな大森靖子さんと、「15才」っていう謎のアーティストが歌っている曲なんですけど、この曲は本当に今!という感じで、疾走感のある、スピード感のある曲です。私は人生の中で負け続けてきた感覚がすごくあって、勝ってきた人にはわからない負けた気持ちをずっと持っていると思っているんですけど、そういう気持ちがあるからこそできることや得たものがある、だから今の自分がいるんだっていうふうに生きていて。この曲はタイトル通り「負けている」っていうことを肯定してくれるというか、負けているからこそ強気で生きられる、そういう元気をもらえる曲なので最近はけっこう毎日聴いていますね。
橋本の選曲に、渡辺と山田は感嘆しきり。過去と現在が「負ける」という言葉で繋がる絶妙なチョイスに驚いていた。
山田:15才と大森靖子は、テレビアニメ『出会って5秒でバトル』のエンディングのために結成されたユニットだそうです。
渡辺:さっきのザ・フォーク・クルセダーズからの流れがすごいね。サトウハチロー作詞、加藤和彦作曲の『悲しくてやりきれない』も、この『負けイベ実況プレイ』も歌詞から何かを感じとって、歌詞に寄り添える“橋本愛力”がすごくないですか。
橋本:「東京国際映画祭」は自分の出演作を上映していただいた機会があったり、また自分が観客として映画祭に通わせていただいたりもしていてご縁をすごく感じていたので、今回アンバサダーとしてお役目をいただけてすごくありがたく光栄に思っています。今年はメイン会場が六本木から日比谷に移動して、新たな節目に立ち会えたっていうのも自分にとっては意味があることなのではと思っています。映画を愛するいち観客としてもそうですし、これからもずっと映画の中でお芝居をしていきたいので、いち俳優としても自分にできることがあればという気持ちでやらせていただきます。
このコーナーでは、必ずゲストに「理想の未来」を訊いている。橋本の答えは、映画をベースにした壮大なものであった。
橋本:何億年くらいかけてやらないと実現するかどうかも分からないようなことだけど、「誰もが生きやすい世界」っていうのがやっぱり一番の理想だし希望です。私自身がそうだったように、映画を観ると、人生というか心が変わるじゃないですか。今までこう思っていたけど「あ、こうだったんだ、こう捉えることもできるんだ」って心が変われば、その後の選択が変わってきて、行動や言葉が変わってくる。そうすると接した別の人が、その人の行動や言葉で心が変わって、そしてまた別の人の心が変わっていくことでつながっていく、それが蜘蛛の巣状にどんどん広がっていくっていうのが自分のやっていることなんだなっていう気持ちがあるんですよ。私の理想の未来は、そんなふうに人と人とが影響し合って変わり合って、前向きにいい方向に変わっていって、幸せじゃなくてもいいから、みんなが生きやすい世界になるといいなあと思っています。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO MOVING INTO THE FUTURE」では、ゲストに過去の思い出から、未来に伝え残したい音楽をセレクトしてもらう。オンエアは毎週土曜日の10時50分頃から。
過去のゲストが選んだ「未来に伝え残したい音楽」「現在聴いている曲」「未来に伝え残したい音楽(ラジドセレクト)」は公式サイトに掲載されている。
橋本が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO MOVING INTO THE FUTURE」。オンエアは10月16日(土)。
孤独を癒やしてくれた、渋い楽曲
まずは橋本が、過去の思い出から未来に伝え残したい音楽をセレクトした。橋本:ザ・フォーク・クルセダーズさんの『悲しくてやりきれない』です。みなさんご存知の曲だと思うんですけど、孤独を強く感じていた時にこの曲で癒されていたというか、共鳴するという感覚があって、一人でこの曲を聴きながら泣いたりお酒を飲んでいたりしていたという濃い思い出がありますね。
このコメントを受けて、渡辺と山田は感嘆の声をあげた。
渡辺:もうびっくりしましたね。この曲が来ましたか。60年代の曲なんですよ。加藤和彦さん、北山 修さん、はしだのりひこさんがいたバンドなんですけど、ものすごく流行りました。その中でもこの曲は渋い、いわゆるいい曲なんですよ。
山田:それを選ぶ橋本 愛さん。
渡辺:橋本 愛さん、一時期は中島みゆきさん、ちあきなおみさんとか、わりと昔の名曲やしみじみくる曲にハマっていたとおっしゃていたから、納得のチョイスです。
現在のヘビロテは「負け」を肯定してくれる楽曲
続いて、橋本が現在よく聴いている曲を紹介した。橋本:現在よく聴いているのは、15才と大森靖子さんの『負けイベ実況プレイ』という曲です。私が大好きな大森靖子さんと、「15才」っていう謎のアーティストが歌っている曲なんですけど、この曲は本当に今!という感じで、疾走感のある、スピード感のある曲です。私は人生の中で負け続けてきた感覚がすごくあって、勝ってきた人にはわからない負けた気持ちをずっと持っていると思っているんですけど、そういう気持ちがあるからこそできることや得たものがある、だから今の自分がいるんだっていうふうに生きていて。この曲はタイトル通り「負けている」っていうことを肯定してくれるというか、負けているからこそ強気で生きられる、そういう元気をもらえる曲なので最近はけっこう毎日聴いていますね。
15才と大森靖子「負けイベ実況プレイ」Music Video
山田:15才と大森靖子は、テレビアニメ『出会って5秒でバトル』のエンディングのために結成されたユニットだそうです。
渡辺:さっきのザ・フォーク・クルセダーズからの流れがすごいね。サトウハチロー作詞、加藤和彦作曲の『悲しくてやりきれない』も、この『負けイベ実況プレイ』も歌詞から何かを感じとって、歌詞に寄り添える“橋本愛力”がすごくないですか。
橋本愛にとって「理想の未来」は
橋本は、10月30日(土)から開催される「第34回東京国際映画祭」のフェスティバル・アンバサダーを務めている。橋本:「東京国際映画祭」は自分の出演作を上映していただいた機会があったり、また自分が観客として映画祭に通わせていただいたりもしていてご縁をすごく感じていたので、今回アンバサダーとしてお役目をいただけてすごくありがたく光栄に思っています。今年はメイン会場が六本木から日比谷に移動して、新たな節目に立ち会えたっていうのも自分にとっては意味があることなのではと思っています。映画を愛するいち観客としてもそうですし、これからもずっと映画の中でお芝居をしていきたいので、いち俳優としても自分にできることがあればという気持ちでやらせていただきます。
このコーナーでは、必ずゲストに「理想の未来」を訊いている。橋本の答えは、映画をベースにした壮大なものであった。
橋本:何億年くらいかけてやらないと実現するかどうかも分からないようなことだけど、「誰もが生きやすい世界」っていうのがやっぱり一番の理想だし希望です。私自身がそうだったように、映画を観ると、人生というか心が変わるじゃないですか。今までこう思っていたけど「あ、こうだったんだ、こう捉えることもできるんだ」って心が変われば、その後の選択が変わってきて、行動や言葉が変わってくる。そうすると接した別の人が、その人の行動や言葉で心が変わって、そしてまた別の人の心が変わっていくことでつながっていく、それが蜘蛛の巣状にどんどん広がっていくっていうのが自分のやっていることなんだなっていう気持ちがあるんですよ。私の理想の未来は、そんなふうに人と人とが影響し合って変わり合って、前向きにいい方向に変わっていって、幸せじゃなくてもいいから、みんなが生きやすい世界になるといいなあと思っています。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO MOVING INTO THE FUTURE」では、ゲストに過去の思い出から、未来に伝え残したい音楽をセレクトしてもらう。オンエアは毎週土曜日の10時50分頃から。
過去のゲストが選んだ「未来に伝え残したい音楽」「現在聴いている曲」「未来に伝え残したい音楽(ラジドセレクト)」は公式サイトに掲載されている。
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2021年10月23日28時59分まで
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番組情報
- RADIO DONUTS
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毎週土曜8:00-12:00