杏が思わず「曲名を教えてください」と頼んだ楽曲は？

俳優・杏が、出演する映画『CUBE 一度入ったら、最後』を紹介。また、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

杏が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここで10月15日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

世界的な名作の日本初リメイクに出演

杏は10月22日（金）公開の映画『CUBE 一度入ったら、最後』に出演する。 杏：『CUBE』というのは、1997年に公開されて世界中でカルト的な人気を誇った名作、密室サスペンスのさきがけの映画で、オリジナル公認の、日本初のリメイクとなっています。ご存じの方も多いかと思いますが、謎の立方体に、突然男女6人が閉じ込められます。私は女性1人、甲斐麻子という役を演じています。相手のことも、ここがどこなのかも、なぜここに閉じ込められなければいけないのかも、生き残れるのか出口があるか、何もかもわかりません。そのなかでパニックになったり疑ったり傷つけあったり、それから助け合ったりしながら、どうにかして出口を探していく。出口というのはもしかしたら、いろんな意味での出口かもしれない、ということで、密室のなかで自分、そして状況に立ち向かっていく劇薬系密室エンターテインメントとなっています。ぜひ、ハラハラドキドキしながら観ていただければと思います。

殺人的なトラップが仕掛けられた立方体に閉じ込められる6人を演じるのは、杏をはじめ菅田将暉、岡田将生、斎藤 工、吉田鋼太郎、そして中学生役の田代 輝。彼らが無事脱出することができるのか、劇場で見守ってみては。

「こればっかりは」と収録中に惹かれた1曲

杏がリスナーとシェアしたい曲は、Sufjan Stevens『O come O come Emmanuel』。2006年11月にリリースされた、Sufjan Stevensによるクリスマスアルバム『Songs for Christmas』の収録曲だ。もともとは中世ヨーロッパの聖歌で、19世紀に讃美歌の作詞者であるジョン・メイソン・ニールによって英訳された。

杏：日本語だと『久しく待ちにし』というタイトルで、これはクリスマスの讃美歌ですね。アルバムもクリスマスのアルバムとなっているんですけど、この曲、実は私がナレーションをしている世界遺産を紹介する番組のなかで使われていました。ちょうど潜伏キリシタン、長崎の教会を紹介するシーンで流れていて、普段はあんまり「これなんて曲？」って訊くことはそこまでないんですけど、こればっかりは「ちょっと1回ちゃんと聴きたいので、曲名を教えてください」といって教えてもらいました。すごく落ち着くんですよね。クリスマスのアルバムなんですけど、ちょっとどーんと重い空の日とか雨の日とか、落ち着いた日にかけたいなっていう、そんなアルバムとなっています。季節的にもこれからクリスマスも近づいてくるので、ぜひチェックしてみてください。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の10時20分頃から。