マカロニえんぴつのはっとり(Vo./Gt.)、高野賢也(Ba.)、田辺由明(Gt.)、長谷川大喜(Key.)のメンバー全員が、今年の活動を振り返った。
4人が登場したのは、J-WAVEで毎週月曜から木曜に放送中の番組『THE KINGS PLACE』。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、10月の火曜はマカロニえんぴつが担当している。ここでは10月5日(火)オンエアの内容をテキストで紹介する。
はっとり:コロナ禍、コロナ禍って、いつここから抜け出せるのかって感じですけど。コロナ禍って言うのもそろそろやめようかなって思って。気持ちが沈んじゃうから。コロナ禍じゃなくて、“コロナなんか”にする。
メンバー:……。
はっとり:このバンドダメだな。俺に合ってない。
メンバー:あはは(笑)。
ようやく本題へ。はっとりは今年の活動について、楽しみにしていたフェスが軒並み中止になったことがつらかったと思いを述べる。
はっとり:ロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021)は準備もしてて中止だったからね。マカロニえんぴつはツアーもできたし、そのなかでのフェスだったじゃん。でも、いろんなライブは我慢したけどロッキンだけは行こうって楽しみにしてた人からしたら、その1回だったわけだから。関係者もその日に向けて1年以上準備してきたと考えると、何ともいたたまれないですよね。他のフェスもそうなんだけどさ。
高野:スカジャン(Sky Jamboree)もいつになったら出られるんだろうっていうね。
はっとり:おととしくらいからお誘いいただいてたけど、去年、今年と中止になっちゃったからさみしいですね。夏フェスって特別じゃない。空気感というか。それが2年連続で奪われてしまったのは。
長谷川:僕らからしたら夏を感じるきっかけでもあるわけじゃないですか。
はっとり:それがなくなると、夏が抜けたかのようで。
高野:ごっそり抜け落ちた。
長谷川:あのタイミングでできたのは奇跡というか。全部できて。
高野:誇れるのはお客さんの覚悟と気合いというか。クラスター発生ゼロだったし、みんなしっかり声も発さずで、体調万全な人が来てくれて。
はっとり:それは俺らも頑張れるよね。
高野:(ツアーファイナルの)横浜アリーナは無理だなって思ってたの。
はっとり:それもできたからね。ホールツアーを終えて。
田辺:もう一回やりたい。
はっとり:もう一回でいいの?
田辺:いや(笑)。ライブできてなかった曲が多かったから、「どんな曲だったっけ」って忘れそうになって。それで、ライブが決まってリハのときに「こういう曲だったな」って思い出すのも楽しかったし、それをお客さんに聴いてもらうのもワクワクしてたし。ホールツアーは楽しかった。楽しくできたのがいちばんの収穫というかね。
はっとり:それは今までライブハウスでずっとやってきた全ての経験が連なってホールを楽しめる状態にあったんですね。
はっとり:J-WAVEが掲げている「#音楽を止めるな」のごとく、「ライブを止めるな」の精神で、充電期間なんてそんなものは必要ないと。呼ばれたら出向く。無観客だろうと、やりづらさなんかこっちの都合じゃん。お客さんがいないとそれはやりづらいよ。でも「有観客じゃないとライブじゃない」って決めることでもないし。だってライブに行けないけど、ライブを観たいって人にはありがたいわけでしょ。無観客配信ライブは、スタッフの方たちにすごく救われてるなって思う。
長谷川:本当にそうだよね。
はっとり:いつも有観客ライブでお客さんが入ると、その後ろにいる音響スタッフとか舞台の人とかってちょっと意識が薄れちゃうじゃん。でも無観客ライブだとその人たちしかいない現場だから「めっちゃ動いてくれてる」とかね。そこで自分たちが楽しくやれているのは、スタッフに支えられているおかげなんだって、当たり前なんだけど俺はすごく実感したね。
高野:舞台のチームがいて照明のチームがいて音響のチームとか、楽器を運んでくれるスタッフもいてね。
田辺:全部みんなでまわって、チームが大きくなって。
はっとり:勝手に大きくなってるんじゃなくて、目に見える自分たちが意識している範疇で一緒に大きくなっているところがいいですよね。
田辺:みんなで作ってるというね。
長谷川:だからより心強い演奏をお届けできる。「みんなとやってる!」って。団結感というか。
はっとり:安心感だよね。この人たちに任せておけば大丈夫とか。このお客さんならわかってくれるとか。コロナ禍だけど絶望ばかりじゃなかったと思いますね。真ん中には楽曲があるけれど、それを中心にみんながパワーを注いでくれれば心は沈まず無限に進めるんじゃないかと。曲作りも心が沈まないように意識してましたね。過去の曲に助けられたことが多かったですね。
マカロニえんぴつは9月から全国ツアー「マカロックツアーvol.12~生き止まらないように走るんだゾ!篇~」開催中。10月12日(火)にはブルボン「濃厚チョコブラウニー」のCMソング『トマソン』を配信リリースする。その他の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時より。マカロニえんぴつは火曜担当。
4人が登場したのは、J-WAVEで毎週月曜から木曜に放送中の番組『THE KINGS PLACE』。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、10月の火曜はマカロニえんぴつが担当している。ここでは10月5日(火)オンエアの内容をテキストで紹介する。
夏フェス中止で、夏が抜け落ちたかのような気分
10カ月ぶりに『THE KINGS PLACE』に戻ってきたマカロニえんぴつ。復活したコーナーや新コーナーを紹介しつつ、「KINGS MEETING」のコーナーでは、マカロニえんぴつの今年の活動を振り返った。はっとり:コロナ禍、コロナ禍って、いつここから抜け出せるのかって感じですけど。コロナ禍って言うのもそろそろやめようかなって思って。気持ちが沈んじゃうから。コロナ禍じゃなくて、“コロナなんか”にする。
メンバー:……。
はっとり:このバンドダメだな。俺に合ってない。
メンバー:あはは(笑)。
ようやく本題へ。はっとりは今年の活動について、楽しみにしていたフェスが軒並み中止になったことがつらかったと思いを述べる。
はっとり:ロッキン(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021)は準備もしてて中止だったからね。マカロニえんぴつはツアーもできたし、そのなかでのフェスだったじゃん。でも、いろんなライブは我慢したけどロッキンだけは行こうって楽しみにしてた人からしたら、その1回だったわけだから。関係者もその日に向けて1年以上準備してきたと考えると、何ともいたたまれないですよね。他のフェスもそうなんだけどさ。
高野:スカジャン(Sky Jamboree)もいつになったら出られるんだろうっていうね。
はっとり:おととしくらいからお誘いいただいてたけど、去年、今年と中止になっちゃったからさみしいですね。夏フェスって特別じゃない。空気感というか。それが2年連続で奪われてしまったのは。
長谷川:僕らからしたら夏を感じるきっかけでもあるわけじゃないですか。
はっとり:それがなくなると、夏が抜けたかのようで。
高野:ごっそり抜け落ちた。
楽しくできたのがいちばんの収穫
マカロニえんぴつは4月から始まったバンド史上最大規模の全国ホールツアー「マカロックツアーvol.11 ~いま会いに行くをする篇~」を無事開催。「このツアーが敢行できたのは大きかった」とはっとりが言うとメンバーも同意する。長谷川:あのタイミングでできたのは奇跡というか。全部できて。
高野:誇れるのはお客さんの覚悟と気合いというか。クラスター発生ゼロだったし、みんなしっかり声も発さずで、体調万全な人が来てくれて。
はっとり:それは俺らも頑張れるよね。
高野:(ツアーファイナルの)横浜アリーナは無理だなって思ってたの。
はっとり:それもできたからね。ホールツアーを終えて。
田辺:もう一回やりたい。
はっとり:もう一回でいいの?
田辺:いや(笑)。ライブできてなかった曲が多かったから、「どんな曲だったっけ」って忘れそうになって。それで、ライブが決まってリハのときに「こういう曲だったな」って思い出すのも楽しかったし、それをお客さんに聴いてもらうのもワクワクしてたし。ホールツアーは楽しかった。楽しくできたのがいちばんの収穫というかね。
はっとり:それは今までライブハウスでずっとやってきた全ての経験が連なってホールを楽しめる状態にあったんですね。
みんながパワーを注いでくれれば、無限に進める
コロナ禍においてマカロニえんぴつは無観客の配信ライブも開催した。はっとり:J-WAVEが掲げている「#音楽を止めるな」のごとく、「ライブを止めるな」の精神で、充電期間なんてそんなものは必要ないと。呼ばれたら出向く。無観客だろうと、やりづらさなんかこっちの都合じゃん。お客さんがいないとそれはやりづらいよ。でも「有観客じゃないとライブじゃない」って決めることでもないし。だってライブに行けないけど、ライブを観たいって人にはありがたいわけでしょ。無観客配信ライブは、スタッフの方たちにすごく救われてるなって思う。
長谷川:本当にそうだよね。
はっとり:いつも有観客ライブでお客さんが入ると、その後ろにいる音響スタッフとか舞台の人とかってちょっと意識が薄れちゃうじゃん。でも無観客ライブだとその人たちしかいない現場だから「めっちゃ動いてくれてる」とかね。そこで自分たちが楽しくやれているのは、スタッフに支えられているおかげなんだって、当たり前なんだけど俺はすごく実感したね。
高野:舞台のチームがいて照明のチームがいて音響のチームとか、楽器を運んでくれるスタッフもいてね。
田辺:全部みんなでまわって、チームが大きくなって。
はっとり:勝手に大きくなってるんじゃなくて、目に見える自分たちが意識している範疇で一緒に大きくなっているところがいいですよね。
田辺:みんなで作ってるというね。
長谷川:だからより心強い演奏をお届けできる。「みんなとやってる!」って。団結感というか。
はっとり:安心感だよね。この人たちに任せておけば大丈夫とか。このお客さんならわかってくれるとか。コロナ禍だけど絶望ばかりじゃなかったと思いますね。真ん中には楽曲があるけれど、それを中心にみんながパワーを注いでくれれば心は沈まず無限に進めるんじゃないかと。曲作りも心が沈まないように意識してましたね。過去の曲に助けられたことが多かったですね。
マカロニえんぴつは9月から全国ツアー「マカロックツアーvol.12~生き止まらないように走るんだゾ!篇~」開催中。10月12日(火)にはブルボン「濃厚チョコブラウニー」のCMソング『トマソン』を配信リリースする。その他の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
新時代音楽王たちの集い『THE KINGS PLACE』の放送は、毎週月曜から木曜の25時より。マカロニえんぴつは火曜担当。
radikoで聴く
2021年10月12日28時59分まで
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番組情報
- THE KINGS PLACE
-
月・火・水・木曜25:00-26:00