「食べる動物を自分で世話する」自給自足の留学生活…森 泉が振り返る

プロ顔負けのDIYテクニックを持つ、モデルでタレントの森 泉。DIY体験のルーツとも言える、自身のアメリカ・バーモント州での留学体験を語った。

森が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは9月11日(土)。

「自分たちの食べ物を自分たちで世話する」学校

幼少期から「アメリカに住んでるおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行く」ためにオクラホマ州やアリゾナ州へ行く機会があったという森。高校時代に留学したのはバーモント州の学校だ。

「ニューヨークからドライブで4時間ぐらいかかるところ。森の中で、でも意外に日本人も『行ったことあるよ』っていう人が結構いて、なんで行くのと思ったらスキーが盛んで、いい雪がいっぱい降るので。そこに3年間ぐらい行ってましたね」と、バーモント州での寮生活を振り返る。

「数ある留学先の候補があったでしょ。なんでバーモントの高校を選んだの」と葉加瀬が質問。森が当時、親に訊ねたところ「『ショッピングし過ぎちゃうから、あなたは田舎の方に行かないと』みたいな感じで」言われた、と笑いながら打ち明けた。

現地では貴重な体験をした。留学先は「すごく変わってる学校で、自分で働かなきゃいけない」「必須(の授業)だったのが、牧場があって、自分たちの食べ物を自分たちで世話する」という方針だったという。

「ミルク絞りとか、かわいいベイビーの豚ちゃんがいて世話してどんどん大きくなったら、ある日いなくなって学校の冷蔵庫を開けたらぶら下がっていたりとか、本当にそこで(自給自足とは)『あ、こういうこと』みたいな(と気づいた)」という。

「自分の学校は自分で直す」日も

「自分で働きながら生活していくのがどういうものなのか」が身にしみた学校生活。「自分の学校は自分で直す」という日があったのだとか。

「使い方も何もわからないんだけど……みたいな感じの中で」用具を渡され、「見よう見まねでやってみてっていう感じ」で挑戦。それを「面白い」と感じたそうだ。

葉加瀬が「それはきっと今(のDIY好き)に繋がってるね」と語ると、「(その経験がなければ)たぶん触る機会もなかったと思う。ペンキの塗り方はそこからだし、家を作るっていう授業とかもあったりして」「向こう(の家)はツーバイフォー(材)っていう、どのホームセンターにも格安であるものでできちゃってるから。シンプルに、こんなので家ができちゃうんだっていうのが驚きと、楽しかった」と振り返る。

環境意識や人種の多彩さにも触れる

また、留学時代に様々なことに触れ「すごい視野が広がった」と森。

現地のスーパーマーケットでは「今だとビオとか、ナチュラルなものとか(どこにでも)あるけど、(当時から)そういう製品がいっぱいあって、早かったです」「本当に当たり前にあったので」という。

人との出会いについても「ヒッピーな感じ」の人など、「本当にいろんな子がいました」と語る。LGBTQの人との出会いもあった。また食生活でも、「普通のご飯、ベジタリアン用のご飯、ヴィーガン用のご飯って、本当にいろんなものが出てきて」と語る。そのときにベジタリアンやヴィーガンを初めて知り、その意味や理由を訊くなど、「いろんな選択肢がこの世の中あるんだな」と知る留学経験になったそうだ。

葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-20:00オンエア。
radikoで聴く
2021年9月18日28時59分まで

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番組情報
ANA WORLD AIR CURRENT
毎週土曜
19:00-19:54

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