三代目JSB・今市隆二、「スーツを脱ぎ捨てたら」という歌詞に込めた思いとは？

今市隆二が、三代目J SOUL BROTHERSの新曲『線香花火』の歌詞に込めた思いを語った。

今市が出演したのは、9月2日（木）に放送されたJ-WAVEの番組『SPARK』（木曜担当ナビゲーター：三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE 今市隆二）。

NAOTOの誕生日を祝う

8月30日（月）は、三代目のリーダーを務めるNAOTOの誕生日だった。今市はメンバー全員で祝った出来事を振り返った。

今市：NAOTOさんの誕生日はメンバーみんなが揃ったので、ケーキを出してお祝いしました。NAOTOさんは今年で38歳になります。本人は「28歳になった」と言っていましたけども（笑）。時間が経つのは早いなと感じますが、NAOTOさんは年々若くなっているような気がします。心が若々しいので、健康に長生きしてほしいなと思っております！

今市は「NAOTOさんはLDHとしてもすごく重要な人物」とコメントする。

今市：本当にいろんな方から愛されているし、頼りにされています。自分たちのリーダーでもあるので、いつまでもカッコいいNAOTOさんでいてくれたらなと思います。NAOTOさん、誕生日おめでとうございます。素敵な一年にしてください！

35歳の誕生日を迎えた今市

続けて今市は9月2日（木）に自身の誕生日を迎え、35歳になったことを明かした。今後の意気込みについても語った。

今市：35歳って、アラフォーになったってことですよね？　でも、自分としては「アラフォーになったから何？」って感じで、年齢のことはまったく気にしていなくて。変わらずボーカリストなので歌をしっかり歌い続けたいです。そして、自分のやりたいことをどんどん形にしていって夢を叶えていくっていうスタイルは変わらずにいたいです。まだまだ厳しい状況が続いていますので、そのなかで「自分ができることは何か」探しつつ、活動していければなと思っております。

ここで木曜『SPARK』スタッフから、今市にサプライズで誕生日プレゼントが渡され……。

今市：めちゃくちゃ箱が大きいなあ。おいおい、プラモデルですよ。ヤバい。旧車でございます。「CBナナハン（オートバイのホンダ・CB750の呼称）」だ。カッコいいねえ。嬉しい！　これはしっかりと作らせていただきます。木曜『SPARK』ももうすぐ8年目になりますので、まずは10年を目指して頑張っていきたいと思います。引き続き『SPARK』をよろしくお願いします！

新曲の『線香花火』の歌詞を分析！

リスナーから、三代目JSBの新曲に関するメッセージが寄せられた。

「新曲の『線香花火』が切なくて儚くて大好きです。缶ビールや祭囃子といった具体的なワードもあり、情景が想像できて胸がキュンとしました。この歌詞に出てくる2人にはどんな物語があるのか気になります。歌詞にまつわる秘話がありましたら聞けると嬉しいです」

今市：ありがとうございます。嬉しいですねえ。キュンとしてほしくて作ったような曲ですからね。あと、「こういうストーリーです」みたいなことはあまりしたくなくて、それぞれの解釈で受け取ってほしいなって気持ちはあります。

今回の歌詞は、トラックメイカー・YVES&ADAMSと共作したものだ。

今市：3人で歌詞を書いたんですけど、YVES&ADAMSには女性メンバーがいるんですね。その方とはめちゃくちゃコミュニケーションを取りましたね。やっぱり、女性の気持ちって男性にはわからない部分があるんですよ。打ち合わせのなかで「そういう感情があるんだ」って、自分のなかで気付けた部分もあったりしました。すごく女性が共感できる歌詞になったと思います。

今市は歌詞に登場する「スーツ」の活かし方が、男性目線と女性目線で異なっていたことを明かした。

今市：2番に「スーツを脱ぎ捨てたら」ってフレーズがあるんですけど、「ん？」と感じて。男性がスーツを着るときって“決めるとき”じゃないですか。だけど、女性からすると（スーツを着ているときは）“真面目に働いている私”で、そこから抜け出すためのスーツなんですよね。「その人のところに行ったらだめになる」って自分自身ではわかっているんだけど、（真面目さを脱いで）行っちゃう気持ちが女性にはあるみたいなんですよ。男ってあんまりそういう気持ちってないですよね？　この歌詞の話は初めて言ったと思います。

今市は線香花火を消すパートがお気に入りだと語り、「それぞれが物語を解釈してほしい」とコメントした。