ROTH BART BARONの三船雅也が最近の活動や、BiSHのアイナ・ジ・エンドとのユニット、元気の源などを語った。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。8月1日(日)のオンエアでは、三船がゲスト出演してトークを展開。ROTH BART BARONは6月23日に新曲『鳳と凰』をリリースしている。
【関連記事】ROTH BART BARON・三船雅也、最近買って「便利すぎて戸惑った」モノは?
クリス:昨年から引き続きコロナ禍の大変な状況が続いています。ROTH BART BARONとしてはこの秋リリース予定のニューアルバムの制作工程のすべてをほぼノーカットで配信する「ALL STREAMING PROJECT 2021」をされていますが、これはすごいですね。
三船:全部配信しています。毎日スタジオで僕たちが作曲しているところからレコーディングしているところまで。大体10時間ぐらい毎日配信しています(笑)。キャッチコピーは「全部ネタバレ」です。
クリス:それを忠実にフォローしている人は何人ぐらいいるんですか?
三船:本当にコアな人で、ずっと観てくれているのは20人ぐらいいます。
クリス:ウソ!? その人たちは働いているんですか?
三船:わからないです(笑)。ちょっといつか訊いてみたいんですけど。
クリス:心配になりますね。
三船:ちょっと僕も、やっている側なのに心配になってきています。
「ALL STREAMING PROJECT 2021」ではレコーディングのための事前準備となるプリプロダクションの最終工程からリズム録音、管弦楽録音、歌録音まで全14回、計100時間以上を配信している。
クリス:なんでこんなことを始めたんですか?
三船:こんな世界になっちゃったので、去年はずっとツアーをほとんどの公演を配信するというのをやっていたんです。今回はツアーじゃなく、制作過程をデジタル上で共有して、ひとつの作品をみんなで作る空間を生み出して、その作品が今年リリースされて特別なものにできたら、その人たちはもしかしたらそのアルバムを一生忘れないでいてくれるんじゃないかな?というところから始めて、もう100時間超えちゃいました。
クリス:それは観ている人とやりとりするんですか?
三船:余裕のあるときはチャット上で話したりしています。ずっと僕が悩んでいるときとかもありますけど。
クリス:ファンだから気を遣いません?
三船:なるべく拾おうと頑張って見ています。「この楽器なんですか?」「この曲メッチャ好き!」というコメントがきて。そういう言葉からインスピレーションをもらって別のアレンジのアイデアが浮かんだり、僕も初めてだったんですがすごく面白い空間ができているんです。
クリス:「そこはメジャーセブンじゃなくてナインスのほうがいいですよ」とか?
三船:そこはさすがになかったですけど(笑)。
クリス:アイナちゃんはどうでした?
三船:すごく天真爛漫というか、言葉が正しいかわからないですけど……歌が本当に自由で。彼女のすごいところは歌もそうなんですけど、体の動き。一緒にステージに立ったりして彼女の動きを見ているのは楽しいです。すごく身体性のある方なんだなと一緒にやっていて思います。
クリス:一聴するとROTH BART BARONとBiSHの音楽って正反対な感じがしますけど、彼女は大沢伸一さんなどいろいろな方とコラボされています。そういった意味では面白いですよね。業界内評価が非常に高い子だなという気はします。
三船:そうですね。このあいだ「BEAR NIGHT」という大きなフェスティバルをやったとき、シークレットでステージに立ってもらったんです。僕らのバンドは15人ぐらい一斉に音を出しているのに彼女は全然負けないというか、すごくエナジーのある子で、やっていてすごく楽しいなと思ったんです。この夏に向けて彼女と一緒に音楽を作っていたというのが、僕のもうひとつの夏でした。
クリス:夏と言えば「ポカリスエット」ですけど、そのCMソングも大きいですよね。
三船:まさか僕にいただけるとは思えなくて、びっくりしました。
三船:元気がほしいときは、誰もいない森のなかをよく歩きます。
クリス:森って家の近くにあるんですか?
三船:ないので、長野や山梨に行ったりとか。
クリス:なんとなく見えてくるな。やっぱり三船さんの音楽は森って感じがするもの。
三船:うれしいです。
クリス:そこからインスパイアされて?
三船:されます。
クリス:なにがいいですか? やっぱり空気がきれいとか。
三船:複雑なところです。パーッと見ると緑がきれいだなと思うけど、葉っぱ1枚1枚とか土とか鳥とか生き物とかはすごい情報量で。1個1個考えたらビックリしちゃうぐらい情報が多くて頭がパンパンになっちゃう。人間は複雑なものが好きなんじゃないかと思いながら歩いたりして。でも反対に気持ちはどんどんシンプルになっていくというのが好きです。
クリス:自然イコールシンプルなようで、複雑ですもんね。
三船:それを思い出すのが好きだったりして癒しになります。
二つ目の質問は「三船さんにとって夏と言えば?」というものだった。
三船:海? 全然俺は海っぽくないですけど(笑)。
クリス:どこの海が好きですか?
三船:伊豆に行きます。伊豆の奥の下田のほうとか。
クリス:下田の海は世界クラスですもんね。
三船:世界クラスなんですか?
クリス:すごくきれいだと言いますから。
三船:確かに。
クリス:海ではどんなことをされます?
三船:そんなにアクティブなタイプではないので、木陰で本を読んだりしています。
クリス:海はいいですよね。なかなか行けないからなあ。
三船:今年はちょっと難しいかな。
ROTH BART BARONの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。8月1日(日)のオンエアでは、三船がゲスト出演してトークを展開。ROTH BART BARONは6月23日に新曲『鳳と凰』をリリースしている。
アルバム制作工程を見せるプロジェクト
三船は2020年の11月の『TOKIO HOT 100』にROTH BART BARONとしてリモートで出演し、スタジオでは初登場。まずは現在実施中のプロジェクトについて語った。【関連記事】ROTH BART BARON・三船雅也、最近買って「便利すぎて戸惑った」モノは?
クリス:昨年から引き続きコロナ禍の大変な状況が続いています。ROTH BART BARONとしてはこの秋リリース予定のニューアルバムの制作工程のすべてをほぼノーカットで配信する「ALL STREAMING PROJECT 2021」をされていますが、これはすごいですね。
三船:全部配信しています。毎日スタジオで僕たちが作曲しているところからレコーディングしているところまで。大体10時間ぐらい毎日配信しています(笑)。キャッチコピーは「全部ネタバレ」です。
クリス:それを忠実にフォローしている人は何人ぐらいいるんですか?
三船:本当にコアな人で、ずっと観てくれているのは20人ぐらいいます。
クリス:ウソ!? その人たちは働いているんですか?
三船:わからないです(笑)。ちょっといつか訊いてみたいんですけど。
クリス:心配になりますね。
三船:ちょっと僕も、やっている側なのに心配になってきています。
「ALL STREAMING PROJECT 2021」ではレコーディングのための事前準備となるプリプロダクションの最終工程からリズム録音、管弦楽録音、歌録音まで全14回、計100時間以上を配信している。
クリス:なんでこんなことを始めたんですか?
三船:こんな世界になっちゃったので、去年はずっとツアーをほとんどの公演を配信するというのをやっていたんです。今回はツアーじゃなく、制作過程をデジタル上で共有して、ひとつの作品をみんなで作る空間を生み出して、その作品が今年リリースされて特別なものにできたら、その人たちはもしかしたらそのアルバムを一生忘れないでいてくれるんじゃないかな?というところから始めて、もう100時間超えちゃいました。
クリス:それは観ている人とやりとりするんですか?
三船:余裕のあるときはチャット上で話したりしています。ずっと僕が悩んでいるときとかもありますけど。
クリス:ファンだから気を遣いません?
三船:なるべく拾おうと頑張って見ています。「この楽器なんですか?」「この曲メッチャ好き!」というコメントがきて。そういう言葉からインスピレーションをもらって別のアレンジのアイデアが浮かんだり、僕も初めてだったんですがすごく面白い空間ができているんです。
クリス:「そこはメジャーセブンじゃなくてナインスのほうがいいですよ」とか?
三船:そこはさすがになかったですけど(笑)。
業界内評価が高いアイナ・ジ・エンド
三船といえばROTH BART BARONとしての活動以外にも、BiSHのアイナ・ジ・エンドとのユニットA_oを結成している。彼女の魅力について語った。クリス:アイナちゃんはどうでした?
三船:すごく天真爛漫というか、言葉が正しいかわからないですけど……歌が本当に自由で。彼女のすごいところは歌もそうなんですけど、体の動き。一緒にステージに立ったりして彼女の動きを見ているのは楽しいです。すごく身体性のある方なんだなと一緒にやっていて思います。
クリス:一聴するとROTH BART BARONとBiSHの音楽って正反対な感じがしますけど、彼女は大沢伸一さんなどいろいろな方とコラボされています。そういった意味では面白いですよね。業界内評価が非常に高い子だなという気はします。
三船:そうですね。このあいだ「BEAR NIGHT」という大きなフェスティバルをやったとき、シークレットでステージに立ってもらったんです。僕らのバンドは15人ぐらい一斉に音を出しているのに彼女は全然負けないというか、すごくエナジーのある子で、やっていてすごく楽しいなと思ったんです。この夏に向けて彼女と一緒に音楽を作っていたというのが、僕のもうひとつの夏でした。
クリス:夏と言えば「ポカリスエット」ですけど、そのCMソングも大きいですよね。
三船:まさか僕にいただけるとは思えなくて、びっくりしました。
「三船さんの元気の源はなんですか?」
ここで番組からのランダムな質問に答えることに、一つ目の質問は「三船さんの元気の源はなんですか?」というものだった。三船:元気がほしいときは、誰もいない森のなかをよく歩きます。
クリス:森って家の近くにあるんですか?
三船:ないので、長野や山梨に行ったりとか。
クリス:なんとなく見えてくるな。やっぱり三船さんの音楽は森って感じがするもの。
三船:うれしいです。
クリス:そこからインスパイアされて?
三船:されます。
クリス:なにがいいですか? やっぱり空気がきれいとか。
三船:複雑なところです。パーッと見ると緑がきれいだなと思うけど、葉っぱ1枚1枚とか土とか鳥とか生き物とかはすごい情報量で。1個1個考えたらビックリしちゃうぐらい情報が多くて頭がパンパンになっちゃう。人間は複雑なものが好きなんじゃないかと思いながら歩いたりして。でも反対に気持ちはどんどんシンプルになっていくというのが好きです。
クリス:自然イコールシンプルなようで、複雑ですもんね。
三船:それを思い出すのが好きだったりして癒しになります。
二つ目の質問は「三船さんにとって夏と言えば?」というものだった。
三船:海? 全然俺は海っぽくないですけど(笑)。
クリス:どこの海が好きですか?
三船:伊豆に行きます。伊豆の奥の下田のほうとか。
クリス:下田の海は世界クラスですもんね。
三船:世界クラスなんですか?
クリス:すごくきれいだと言いますから。
三船:確かに。
クリス:海ではどんなことをされます?
三船:そんなにアクティブなタイプではないので、木陰で本を読んだりしています。
クリス:海はいいですよね。なかなか行けないからなあ。
三船:今年はちょっと難しいかな。
ROTH BART BARONの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2021年8月8日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54