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長濱ねる、“小さな大天才”に憧れて…読書家になったきっかけやオススメの本を語る

長濱ねる、“小さな大天才”に憧れて…読書家になったきっかけやオススメの本を語る

長濱ねるが、本を好きになったきっかけやこれまでの読書体験などを語り、「人生に潤いを与えてくれる本」を紹介した。

長濱が登場したのは、7月23日(金・祝)に放送されたJ-WAVEの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Santen Hyalein (R) S presents MOISTURIZE YOUR LIFE』(ナビゲーター:クリス智子)。ここでは、その一部をテキストで紹介する。

母から受け継いだ、本を愛する気持ち

読書家として知られている長濱。本が好きになった経緯を語った。

長濱:母がもともと本好きで。おうちに絵本や小説がたくさん入っている大きな本棚があって、生まれたときから本に触れてきた人生だったんです。絵本とかを実家に帰って読み返すと、本の裏表紙に「ねる2歳、本のページを食べて破る」とか全部書かれていて(笑)。「小さいころからこうやって本に親しませてもらってきたんだな」と改めて実感しました。
クリス:お母さまが持っていらした本を大人になって読んでみたり?
長濱:小学生のころに実家のトイレに星 新一さんの「ショートショート」が並んでいて。児童書以外で初めて読んだのが星さんの本です。あとは、さくらももこさんの『もものかんづめ』(集英社)とか。そういう本を、20代を越えて読んでみると感じ方も違って面白くて。あのときの記憶や匂い、光景がよみがえってきて、自分のなかに知らず知らずのうちに母から受け継いだ本好きの血が流れているんだなと実感します。

お昼休みも放課後も…図書館に通う日々

自分から積極的に読むようになったきっかけは、ロアルド・ダールの児童書『マチルダは小さな大天才』(評論社)との出会いだった。

長濱:作者のロアルド・ダールは映画『チャーリーとチョコレート工場』のもとになった本を書いた、すごく有名な方です。マチルダは小さいながら天才で、図書館の本を読み尽くして、超能力が使えるようになるお話です。
クリス:すごいですね。
長濱:遠隔でいろいろ操作できたりして、イジワルな近所のおばちゃんやおじちゃんに仕返しをしていくという、5歳ぐらいの女の子のお話なんです。そのマチルダにすごく憧れて、小学校1年生になって初めて図書室に行ったときに「マチルダみたいに読むぞ!」と思って、『ファーブル昆虫記』や『シートン動物記』、トーマス・エジソンやマザー・テレサの伝記シリーズなど読みまして……。
クリス:けっこうヘビーな、長そうなところからいったんですね。
長濱:読んでいたんですけど、途中で断念しちゃって(笑)。でも『マチルダは小さな大天才』からはそれぐらい影響を受けました。

クリスは「自分が本好きだという意識はあった?」と質問する。

長濱:絵本とかはずっと好きだったので、この本に出会う前もたぶん好きでしたね。
クリス:『マチルダは小さな大天才』読んでみたくなりました。小学校のときは図書館によく通っていたんですか?
長濱:毎日通って司書の先生とお話するのが楽しみで。両親が教師で鍵っ子だったので、放課後は地元の図書館に行って、お昼休みは図書室に行って、ずっと本だらけでした。
クリス:じゃあもうマチルダになっちゃうんじゃないですか?
長濱:確かに(笑)。

気になった言葉は写真で保存

長濱は、本で気になる言葉を見つけたらスマートフォンで写真を撮るようにしているという。現在エッセイを執筆しており「最近どういう言葉に心を動かされているかな?」と写真を見て振り返るそうだ。

長濱:それを見返すと、なんでこのときこの言葉にガツンと衝撃を受けたんだろうと考えられるんです。
クリス:最近、気になった言葉をうかがいたいです。
長濱:凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)の一節が気になりました。すごく若くして歌手で大成したLocoという女性が出てきて、ちょっとずつ流行が廃れて下火になってきているときに、プロデューサーが言うんです。Locoは大衆からの人気では飽き足らず、通ぶった連中からの評価を欲しがる。でも作る側が思うほどファンは変化をのぞんでいないんだ、というような文章があって。私は16歳からこのお仕事をしていて、性格も考え方も興味も好きなことも変わっていってしまって。「自分のことを前から見てくださっている方は変化を好んでいないのかも」と考えたり、でも変わっていくのは自然なことだよな、とも思ったり。共感したというよりは、自分に置きかえて考え直すきっかけになった文章でしたね。

この夏、潤いたい人のためにおすすめの一冊は?

最近は本好きな人々と接点を持つ機会も増え、読むジャンルも広がったそう。そのなかで、読みやすく、自身が感情を揺さぶられた本としてjunaidaの『街どろぼう』(福音館書店)、高野文子の『るきさん』(筑摩書房)を紹介した。また、「この夏、潤いたい人のためにおすすめの一冊」を語った。

長濱:益田ミリさんのコミック&エッセイ『おとな小学生』(ポプラ社)です。絵本『ぐりとぐら』(福音館書店)とか、みなさんが通ってきたような絵本一冊ずつについて綴ってらっしゃるんです。益田さんが絵本を読んだときの思い出や、大人になって読み返して感じる想いを書いていて。私はすごく絵本を読んできたので、自分のなかの記憶がよみがえってきて、「すごくいい読書をしたな」と感じる本でした。リスナーの方にも引っかかる絵本というか、「これ知ってる!」という絵本があるんじゃないかなと思います。ぜひこの夏に読んでほしいですね。
クリス:ありがとうございます。表紙が『ぐりとぐら』ふうですね。絵本は大人になって読むのも面白いですよね。
長濱:そうなんですよ。私は絵本カフェに行くのも好きなんです。子どものころとは全然違って、ちょっと泣いちゃったりもして。いいんですよね。
クリス:懐かしいものと再会するのが絵本だと思うので、そういう読書もいいですね。

長濱ねるはJ-WAVE『POP OF THE WORLD』にも出演中。番組公式ページはこちら

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2021年7月30日28時59分まで

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番組情報
J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Santen Hyalein (R) S presents MOISTURIZE YOUR LIFE
7月23日(金)
9:00-17:55
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