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長濱ねる「葛藤のなかで…」 おすすめの最新アニメは、心あたたまる冒険物語

長濱ねる「葛藤のなかで…」 おすすめの最新アニメは、心あたたまる冒険物語

長濱ねるとハリー杉山が、真田広之が出演する2022年5月公開予定の映画『ジョン・ウィック』や、Disney+で独占配信中の作品『あの夏のルカ』について語った。

トークが繰り広げられたのは、ふたりがナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「DOGA FOR YA!」。ここでは6月19日(土)のオンエアをテキストで紹介する。

真田広之、キアヌ・リーヴスと8年ぶりに共演

まずは長濱が、気になるニュースをピックアップ。2022年5月公開予定の映画『ジョン・ウィック』シリーズ4作目の新キャストについての続報だ。シリーズでバワリー・キングを演じるローレンス・フィッシュバーンが「前作よりさらに深い物語になっているし、ジョン・ウィックとある1人のキャラクターの関係、Mr.ワタナベが物語の中心であり、魂になっている」と証言。6月18日にはワタナベを演じるのが俳優・真田広之だと判明した。

ハリー:これはめちゃくちゃ盛り上がりますね。ワタナベさんを演じるのは、渡辺正行リーダーではないですよね(笑)。真田さんだったら間違いないでしょう!
長濱:真田さん、本当にすごいですね。
ハリー:めちゃくちゃかっこいい。素晴らしいハリウッド大作にいろいろ出てらっしゃるけど、『ラスト サムライ』のときには世の中のすべての人の心を鷲掴みにしたよね。
長濱:その真田さんと(主演の)キアヌ・リーヴスは、2013年の『47RONIN』以来8年ぶりの共演です。真田さんも唯一無二の世界のアクションスターになっていますね。
ハリー:しかもね、忘れちゃいけないよ、リナ・サワヤマがもうメインキャストにいるからね。あと香港のドニー・イェンがジョン・ウィックの友人役と、超オールスターキャストですよ。
長濱:楽しみですね~

続いて長濱が注目したのは、パク・ソジュンがマーベルシネマティックユニバースの『キャプテン・マーベル』シリーズ続編である『ザ・マーベルズ』に出演するというニュースだ。『梨泰院クラス』では主演のパク・セロイ、『キム秘書はいったい、なぜ?』ではツンデレ御曹司役を演じるなど、多数の人気作品に出演する韓国の人気俳優パク・ソジュンの『ザ・マーベルズ』出演は、関係者の証言で明らかになった。パク・ソジュン自身は「ノーコメント」とコメントしており、完全に否定しないスタンスに出演の期待が高まっている。

ハリー:パク・ソジュンっていろんな大作出てるんだけど、毎回「え、これパク・ソジュンじゃん!」って気づくんですよね。
長濱:ドラマによって(違うから)、わかんないですよね。
ハリー:けっこうイケメン長身俳優ってイメージがあるかもしれないけど、パク・ソジュンはカメレオン俳優でもあるから。
長濱:『ザ・マーベルズ』は2022年11月11日に全米で公開予定です。ニア・ダコスタ監督という、MCUシリーズ初のアフリカ系女性監督とのことで、作品自体もすごく楽しみです。

ヴィンチェンツォと移動時間を楽しめるタクシーが都内を走行中

長濱はさらに、Netflixオリジナルドラマ『ヴィンチェンツォ』のタクシーが東京都内を走行中という話題にも注目した。ソン・ジュンギ演じるヴィンチェンツォ・カサノがタクシー50台の窓ガラスをジャック。ドラマ内でのシーンを切り取っており、ビシっときめたソン・ジュンギや部屋で前髪をおろしているソン・ジュンギ、伝説の8話である人とのデートを楽しんでいる、かわいらしいニット帽姿のソン・ジュンギなど、全8パターンのソン・ジュンギと移動時間を一緒に過ごすことができる。

ハリー:きました、ヴィンチェンツォニュースね。
長濱:東京都内で50台ってもうレアもレアですよね。
ハリー:めっちゃ乗りたいね。
長濱:見つけた方いらっしゃるのかな。もう走ってるのかな。
ハリー:走ってるんだね、取り合いになっちゃうよね。僕、ソン・ジュンギって『太陽の末裔』で初めて見させていただいたんですけど、『太陽の末裔』のバックショット、背中の筋肉も最高だけど、(『ヴィンチェンツォ』で)前髪をおろしたときのカサノもかなり強烈です。
長濱:ヴィンチェンツォのマッチョを隠し切れないスーツがめちゃ好きです。
ハリー:わかるわかる、肩のちょっとした盛り上がりね。ソン・ジュンギは顔もちっちゃいし。
長濱:タクシーを見かけた方は、ぜひメッセージで教えてください。

ピクサーが描くひと夏の冒険

最後に、ハリーのおすすめで、6月18日よりDisney+で独占配信がスタートしたばかりのピクサー最新作『あの夏のルカ』を紹介した。

ハリー:美しいイタリアの港町を舞台に、ピクサーが描く最高の夏休みっていうのがひとつのテーマなんですけど、それをイメージしつつ、僕の率直な感想なんだけど、「ピクサーって半端ない。すごい」って思いました。以前、ジョン・バティステと一緒に話し合った『ソウルフル・ワールド』や『インサイド・ヘッド』とかも、ピクサーならではの感動と魔法っていうものを必ず持っていて、この作品も派手な演出とかはないんですよ。でもハートがじんわりあったかくなるような、ぎゅっとされるような、体温が心地よくちょっとだけ上がるような、なんともいえない作品なんですよね。
長濱:海が舞台なんですけど、描写が美しくて、色も絵も波も……。
ハリー:波ひとつのディテールとか、それにあたる音楽とか、映像美っていうのももうひとつ注目してほしいポイントです。
長濱:ほれぼれしましたね。

ハリーは『あの夏のルカ』のキャラクター設定についても語る。

ハリー:北イタリアにある港町、ポルトロッソっていうところを舞台にして、シー・モンスターっていう、ある意味種族ですかね。モンスターではないんだけど、人間ではない。ルカはそんなシー・モンスターで、海のなかから「外の世界ってどういう場所なのかな」っていつも悩んでいます。でも海からなかなか出られないけど、ある日人間の世界に足を踏み入れるわけですよ。それが「ひと夏の冒険」なんですよね。
長濱:ルカの子どもと大人の狭間の心の動きや葛藤とかが、見ていて「がんばれ」って応援したくなるような映画だなって思いました。
ハリー:大人の階段って、そんな簡単に登ることなんて無理じゃないですか。ねるちゃんは共感できるポイントとかあったりした?
長濱:自分が変わっていくことって誰かを傷つけることでもあって、でも周りの大切な人は傷つけたくないなって思いました。その葛藤のなかで、子ども時代のルカが成長していってるんだなっていうのを感じました。
ハリー:この作品、誰と観たいってあったりした? 俺は家族で観てもいいのかなと思ったりして。
長濱:私もです。故郷の家族を思い出しましたね。
ハリー:そうだよね。子どものときからいつも自分のことを見守ってくれた家族と楽しめる作品だと思います。一人でもいいし。

大阪メトロ・御堂筋線では6月13日~26日(土)の期間限定で、『あの夏のルカ』の世界観を再現した海中トレインが走行中。海の中にいるようなかわいらしいプレミアムライナーにもぜひ注目してほしい。

『POP OF THE WORLD』の「DOGA FOR YA」では、話題の洋画や海外ドラマから毎週1作品をピックアップして紹介。その作品の魅力や、文化的背景について語る。放送は毎週土曜日7時5分頃から。

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2021年6月26日28時59分まで

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毎週土曜
6:00-8:00

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