シンガーソングライター・川崎鷹也が、「#スポーツを止めるな #音楽を止めるな」プロジェクトの楽曲制作エピソードを語った。
川崎が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。6月16日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。
サッシャ:制作に至った経緯をお聞かせいただけますか。
川崎:まず、武井 壮さんから直接連絡がありまして。
サッシャ:これまでに交流はあったのですか?
川崎:なかったんですよ。TikTok で僕の曲を聴いてくれて、「この子、いいね!」と思ってくれたらしくて。
武井のマネージャーと川崎のスタッフが知り合いなのこともあり、コラボの話がとんとん拍子に進んだという。
川崎:武井さんと音楽やスポーツの話をいろいろするうちに、「何か一緒にやりたくない?」という流れになって、今回のプロジェクトがスタートしました。
サッシャ:すごい。TikTokもやっておくもんだね。
川崎:やっておくもんですね(笑)。TikTokのおかげでいろんな方が楽曲を使ってくれたりダンスを踊ってくれたりしてので、曲が広まっていきました。
スポーツ大会やライブが中止になったからといって、スポーツ選手やアーティストの価値がなくなったわけではないと話す川崎。「僕らが日々歌っていることとかアスリートの方が鍛えていることって、目標に向かって進んでいる時点で価値があることなんです」とも語った。
川崎:そういうことって僕たちに限ったことではないと思ったので、武井さんから「学校だったり会社だったりいろんなところで戦っている戦士たちの元気が出る曲を書いてくれ」というオーダーをいただきました。
サッシャ:熱い思いですね。
川崎:「いつも書いているラブソングとか温かい曲じゃなく、ファイトソングを書いてみてくれ。自分のなかにある思いを掘り起こせ!」と言われました(笑)。
サッシャ:言いそう(笑)。
『ひとりの戦士』には、キャンペーンに賛同するトップアスリート10名が楽曲に参加。女子レスリングの吉田沙保里、キックボクサーの武尊などをはじめとした、錚々たる面々が集結した。
川崎:レコーディングに立ち会わせていただいたんですけど、みんな歌がうまくってビックリして。こんなに大勢で歌ったことがなかったし、みなさんからエネルギーだったりパッションを感じたので、歌を聴いているときは鳥肌が立ちましたね。
ノイハウス:作曲するにあたり、どんなことをイメージされましたか? やっぱり、アスリートの方たちを思って?
川崎:この曲は、武井さんから「誰かと歌うってことは考えずに、好きにやっちゃって!」というオーダーをいただきました。
ノイハウス:そのほうが難しかったりしません?
川崎:そうなんですよ(笑)。僕は栃木から上京したのですが、お客さんが0の状態からライブ活動をスタートしたんですね。けっこう孤独なステージを立ってきたので、「頑張るぞ!」という前向きな気持ちを思い出しながら曲を書きました。
川崎:友だち、家族、知り合いがめっちゃ楽曲を聴いてくれるようになったんですね。「なんで今? ライブでもけっこうやってるぞ」とは思ったんですよ(笑)。それでTikTokを見てみたら、いろんな方が使ってくれていることを知りました。
サッシャ:なるほど。『魔法の絨毯』はどんな曲ですか?
川崎:この曲は僕の奥さんに向けた楽曲です。劇団四季の『アラジン』を見たときにすごく衝撃を受けたんですね。当時の僕は本当にお金がなくて。財布のなかが300円だった時代もありました。だけど「この人のことを守り抜きたい」と思ったし、「どうやったら離さずにいられるだろうか」という葛藤があったんです。
川崎は、ヒロインのために奮闘する『アラジン』の主人公と自分自身を重ね合わせ、「こういう素敵な物語を書けたらいいな」という思いでこの曲を作り上げたという。
サッシャ:お姫様と名もなき主人公との恋物語を鑑賞して、「自分にも絨毯はあるぞ」と思われたんですね。
川崎:そうです。
ノイハウス:ヤバい。ちょっとウルウルしちゃいました。いい話。
川崎は、スタジオで『魔法の絨毯』の生演奏も披露した。
【radikoで聴く】『魔法の絨毯』の生演奏(2021年6月23日28時59分まで)
作曲した当時はまだ結婚をしておらず付き合いたての頃だったそうだが、川崎はこの曲を聴いてもらったときの当時の妻の反応を振り返った。
川崎:これまでの曲も奥さんに聴かせていたんですけど、『魔法の絨毯』を聴いたときは「今までのなかで一番いい曲。いろんなテレビ番組に出演している姿が想像できるよ」と言ってくれて。無名だった自分は「嘘つけ」って言っていたんですけどね(笑)。でも、曲ができて3年経ってから実際に出演できるようになって。この曲のおかげで夢が叶いました。
ノイハウス:奥さんと2人で一緒に描いていた夢ですね。
サッシャ:素敵な話だなあ。
川崎は自身初となる東阪ワンマンライブツアーを開催する。大阪は7月22日(木)、東京は7月23日(金)に実施。会場の詳細やチケットの購入方法は公式サイトをチェック。
川崎鷹也の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
川崎が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。6月16日(水)のオンエア内容をテキストで紹介する。
武井 壮の熱烈なオファーから生まれた『ひとりの戦士』
コロナ禍によって、いまだ苦境に立たされるスポーツ・音楽業界。世界に希望や勇気を与えてくれた2つの業界の灯をとめないよう、武井 壮は「#スポーツを止めるな #音楽を止めるな」プロジェクトを立ち上げた。今回の放送では、プロジェクトのキャンペーンソング『ひとりの戦士』を制作した川崎鷹也が楽曲の制作エピソードについて語った。川崎:まず、武井 壮さんから直接連絡がありまして。
サッシャ:これまでに交流はあったのですか?
川崎:なかったんですよ。TikTok で僕の曲を聴いてくれて、「この子、いいね!」と思ってくれたらしくて。
武井のマネージャーと川崎のスタッフが知り合いなのこともあり、コラボの話がとんとん拍子に進んだという。
川崎:武井さんと音楽やスポーツの話をいろいろするうちに、「何か一緒にやりたくない?」という流れになって、今回のプロジェクトがスタートしました。
サッシャ:すごい。TikTokもやっておくもんだね。
川崎:やっておくもんですね(笑)。TikTokのおかげでいろんな方が楽曲を使ってくれたりダンスを踊ってくれたりしてので、曲が広まっていきました。
スポーツ大会やライブが中止になったからといって、スポーツ選手やアーティストの価値がなくなったわけではないと話す川崎。「僕らが日々歌っていることとかアスリートの方が鍛えていることって、目標に向かって進んでいる時点で価値があることなんです」とも語った。
川崎:そういうことって僕たちに限ったことではないと思ったので、武井さんから「学校だったり会社だったりいろんなところで戦っている戦士たちの元気が出る曲を書いてくれ」というオーダーをいただきました。
サッシャ:熱い思いですね。
川崎:「いつも書いているラブソングとか温かい曲じゃなく、ファイトソングを書いてみてくれ。自分のなかにある思いを掘り起こせ!」と言われました(笑)。
サッシャ:言いそう(笑)。
『ひとりの戦士』には、キャンペーンに賛同するトップアスリート10名が楽曲に参加。女子レスリングの吉田沙保里、キックボクサーの武尊などをはじめとした、錚々たる面々が集結した。
川崎:レコーディングに立ち会わせていただいたんですけど、みんな歌がうまくってビックリして。こんなに大勢で歌ったことがなかったし、みなさんからエネルギーだったりパッションを感じたので、歌を聴いているときは鳥肌が立ちましたね。
ノイハウス:作曲するにあたり、どんなことをイメージされましたか? やっぱり、アスリートの方たちを思って?
川崎:この曲は、武井さんから「誰かと歌うってことは考えずに、好きにやっちゃって!」というオーダーをいただきました。
ノイハウス:そのほうが難しかったりしません?
川崎:そうなんですよ(笑)。僕は栃木から上京したのですが、お客さんが0の状態からライブ活動をスタートしたんですね。けっこう孤独なステージを立ってきたので、「頑張るぞ!」という前向きな気持ちを思い出しながら曲を書きました。
アラジンと自分を重ねた曲がTikTokで大ブレイク
川崎は2018年にアルバム『I believe in you』をリリース。収録曲の『魔法の絨毯』が2020年にTikTokで人気となり、トータルで2億以上もの再生回数を記録している。楽曲がブレイクした当時、川崎はTikTokを利用していなかったそうだ。川崎:友だち、家族、知り合いがめっちゃ楽曲を聴いてくれるようになったんですね。「なんで今? ライブでもけっこうやってるぞ」とは思ったんですよ(笑)。それでTikTokを見てみたら、いろんな方が使ってくれていることを知りました。
サッシャ:なるほど。『魔法の絨毯』はどんな曲ですか?
川崎:この曲は僕の奥さんに向けた楽曲です。劇団四季の『アラジン』を見たときにすごく衝撃を受けたんですね。当時の僕は本当にお金がなくて。財布のなかが300円だった時代もありました。だけど「この人のことを守り抜きたい」と思ったし、「どうやったら離さずにいられるだろうか」という葛藤があったんです。
川崎は、ヒロインのために奮闘する『アラジン』の主人公と自分自身を重ね合わせ、「こういう素敵な物語を書けたらいいな」という思いでこの曲を作り上げたという。
サッシャ:お姫様と名もなき主人公との恋物語を鑑賞して、「自分にも絨毯はあるぞ」と思われたんですね。
川崎:そうです。
ノイハウス:ヤバい。ちょっとウルウルしちゃいました。いい話。
川崎は、スタジオで『魔法の絨毯』の生演奏も披露した。
【radikoで聴く】『魔法の絨毯』の生演奏(2021年6月23日28時59分まで)
作曲した当時はまだ結婚をしておらず付き合いたての頃だったそうだが、川崎はこの曲を聴いてもらったときの当時の妻の反応を振り返った。
川崎:これまでの曲も奥さんに聴かせていたんですけど、『魔法の絨毯』を聴いたときは「今までのなかで一番いい曲。いろんなテレビ番組に出演している姿が想像できるよ」と言ってくれて。無名だった自分は「嘘つけ」って言っていたんですけどね(笑)。でも、曲ができて3年経ってから実際に出演できるようになって。この曲のおかげで夢が叶いました。
ノイハウス:奥さんと2人で一緒に描いていた夢ですね。
サッシャ:素敵な話だなあ。
川崎は自身初となる東阪ワンマンライブツアーを開催する。大阪は7月22日(木)、東京は7月23日(金)に実施。会場の詳細やチケットの購入方法は公式サイトをチェック。
川崎鷹也の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
radikoで聴く
2021年6月23日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00