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野村周平、ハーレー愛を語る! 真冬に楽しめる「調子のよさ」とは?

野村周平、ハーレー愛を語る! 真冬に楽しめる「調子のよさ」とは?

アメリカのカルチャーとバイクの愛をゲストが語る番組『JFL SPECIAL HARLEY-DAVIDSON DESIRE FOR FREEDOM』(ナビゲーター:グローバー)を、J-WAVEは2月23日(火)にオンエアした。

ここでは、ハーレー好きとして知られる俳優・野村周平がバイク愛を語った部分を紹介する。グローバーと野村は、ハーレーダビットソンの正規ディーラー「ハーレーダビッドソン目黒」でトークを展開した。

ハーレーに囲まれて大興奮!

トークは、多数のハーレーに囲まれた「ハーレーダビッドソン目黒」で行われた。野村は「タイヤの太さもそうですけど、やっぱり車体自体がすごいデカいですね(笑)。やっぱり安定感がある。大型って感じですね!」と楽しげにコメント。

まずはアメリカンカルチャーとの出会いを訊いた。

野村:スノーボードを5歳からやっていたんですけど、そのつながりでBMXをやったりスケートボードをやったり、そこから西海岸寄りのカルチャーが好きになって。車に始まって、「古いのが欲しいな」となっていって、「バイクも欲しいな」と……(笑)。
グローバー:物心がつくかつかないかのころから、自然とどっぷり導かれている感じですよね。

野村は、「デカい=かっこいい」というアメリカの雰囲気が好きだそう。

野村:「デカけりゃ速い」とか「速けりゃデカい」とか、それがマインドに合うんですよね。

「自分は自由」と感じられるスポーツ

野村はBMXにスケートボード、スノーボードもプロ級の腕前だというほどのスポーツ好きとして知られている。それぞれのスポーツの魅力について語った。

野村:スノーボードはやっぱり「山との会話」なんですよね。雪山、山がいいんですよ。
グローバー:どんな会話をしながら滑っているんですか?
野村:「気持ちいいでしょ?」って言われて「気持ちいいです」という(笑)。
グローバー:そうなんだ(笑)。BMXとなると、今度は舗装されたところでやりますよね?
野村:でもあれもやっぱり自由ですよね。BMXとスケボーに関しては自由。
グローバー:道があるようでないんだ。
野村:そうです。誰にも文句を言われないし、開放されて「自分は自由なんだな」というのを感じ取れる世界ですかね。

血が騒ぐ、スレイヤーの楽曲

野村は2019年5月から、1年間ニューヨークに滞在。バーに行ったりスケボーをしたりと、ニューヨーカーとして自由な日々をすごしたそう。他人のことは気にせず、誰が何をやっていても「いいね」と受け止める雰囲気がよかったと振り返った。

現在はコロナの影響で渡米はかなわず、当時すごしていた現地の店も潰れ始めていることから、野村は「たぶんあのころのニューヨークは帰ってこない」と、さびしさを感じているようだ。

そんな野村は、「俺のアメリカンカルチャーと言ったら」というテーマで選曲を求められると、スレイヤー『ANGEL OF DEATH』をリクエストして、曲の聴きどころについて語った。



野村:なにかを世界に訴えかけているというか。反骨精神というか、英語なんてわからないけど、これを聴いたら音に合わせて自然と走りたくなるというか、そのぐらい血が騒ぐ音楽なんです。電車のなかとかでもドラムを叩き始めちゃってもいい、みたいな感じのテンションの曲なので、そういう感じで聴いてください(笑)。

番組で同曲をオンエアすると、グローバーと野村は「最高ですね」と良さを確かめあった。

野村:バイクに限らず、スケボーでもこういう音楽がムービーを作るときとかに流れますし、音楽っていう壁がないものはやっぱりいいなと思います。
グローバー:「血がたぎる」とかね、この心の体の真ん中からの興奮というのでいくと、このハーレーダビットソンに乗っているときの気持ちというのは非常に近い?
野村:近いですね。

エンジン音も、興奮を掻き立てるひとつの要素だという。

野村:街中で聞いていると「あ、ハーレー来たな」と思います、やっぱり独特ですね。
グローバー:なにが違うんですか? ハーレーのエンジン音。
野村:心臓に響くんです。鼓動が変わるぐらいの重低音というか。なんというか「鉄馬」と言われている感じですよね。

ハーレーは「乗っている姿のかっこよさ」にもこだわる!

ハーレーの楽しみ方について、“乗りやすさを優先しない”ことにこだわりがあるのだそう。先輩に紹介をしてもらったという「ハーレー屋さん」で、すでにカスタム済のハーレーを入手して、さらに手を加えているのだという。

野村:僕はどっちかというとチョッパーというカスタムが好きで、けっこう壊れそうな感じに(笑)。わざとサビさせたりとか、ちょっとハンドルが高かったりとか、タンクをちょっと小さくしているとか。あと僕はジョッキーシフトが好きなんです。
グローバー:ジョッキーシフトってなんですか?
野村:足でクラッチを切って手でギアを変えるので、馬に乗るジョッキーの形になるんです。
グローバー:馬に乗っているときの手綱を持って片手でお尻にムチを入れているときのようなポーズになると。
野村:そういう形になるのでジョッキーシフトと言うんですけど、乗っているときの形がとてつもなくかっこいいんですよね。ただ、左コーナーとかでゆっくり走っていて足をつくとエンストしちゃうんですけど(笑)。
グローバー:それをかっこよく乗りこなすというのが、やはり楽しみの醍醐味にあるんだ。
野村:はい。あとはヒザをどれだけ高い位置に持ってくるかとか。こういう体勢で乗りたいんですよね。
グローバー:それは、乗りやすくはないんですよね。
野村:決して乗りやすくはないです。
グローバー:でもメッチャ、かっこいい。
野村:かっこいいですね。あとはフレームをリジットフレームという、うしろにリアショックがついてないタイプとかにあえてして、ケツの振動を直で受けるような(笑)。
グローバー:(笑)。
野村:段差とかでもちょっと飛ぶような感じのフレームとかだと、超最高ってなります。
グローバー:さらに暴れさせるんだ。
野村:あとは心の持ちようですよね。同じ歳のやつが、もし俺がソフテイルとかそういうフレームに乗っていて、むこうがリジットで来たときに「ハッ」っていう、ちょっと小ばかにしたような表情を取られたら、俺はもう……イラッとする。
グローバー:(笑)。
野村:そこはもうやっぱり「俺はリジットでいくぞ」っていう(笑)。

「冬のハーレー」は一味違う!

ハーレーの良さを満喫できる1日のすごし方についても語った。

野村:僕はけっこう温泉とかに行くんです。山梨のほうの温泉とか、けっこう真冬に乗るのも好きで、あとはサーフィンをしに行ったりとかですね。ちょっと九十九里のほうまで行って。サーフショップでサーフボードを借りて、朝サーフィンをして、昼ごろバーベキューをして、夕方帰るっていう。
グローバー:最高ですね。
野村:それだけで「ハーレーに乗っててよかったな」と思いますもんね。
グローバー:真冬の寒いときのよさってなんですか?
野村:人間のことは関係なくて、バイクの調子がいいんです(笑)。
グローバー:へー! 俺のことはいい、バイクがよければと。
野村:バイクの調子が最高なんですよ。空気が乾燥しているので音がよくなるんですよね。「ご主人、いま俺調子いいッスよ」みたいな感じの走り方になるんです。
グローバー:気持ちよく語り掛けてくるんだ。
野村:しかもだいたい僕が乗っているのは空冷なので、冬場のほうが寒い空気が当たってエンジンの調子もよくなる。やっぱり車とかも旧車に乗ってますけど、冬に乗る醍醐味は車体の調子がよくなるという。この時期にしかそれって味わえないんです。
グローバー:年間のこのときだけ。
野村:“季節もの”なんです。「春は桜」と同じような感じで、「冬のハーレー」(笑)。
グローバー:ハッハッハ! 初めて聞いた。
野村:本当にいいんですよね。
グローバー:そうなんだ、旬、いまこそなんだ。
野村:いまが旬です。わかんないですよ、いままでと同じかもしれないんですけど(笑)。なんとなく冬のほうがいい音を出しているような気がするんですよね。
グローバー:これは野村さんが言うと説得力がありますよ。
野村:本当に乗っていただきたいんです。声で伝えられるのはこのテンションを聴いてもらえればわかるんですけど、このハーレーの番組に出られるのがどれだけうれしかったか(笑)。
グローバー:(笑)。

番組の後半では、日本時間の23日の未明にオンラインで全世界に発表されたばかりのハーレーダビットソンのニューモデル、パンアメリカ1250が登場。関係者以外はまだ誰も実物を見ていない、触っていないというバイクに野村がまたがり、エンジンに火を入れる様子をお届けした。

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2021年3月2日28時59分まで

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番組情報
JFL SPECIAL HARLEY-DAVIDSON DESIRE FOR FREEDOM
2021年2月23日(火・祝)
18:00-20:55