J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』(ナビゲーター:ハリー杉山)のワンコーナー「HARRY'S ENGLISH CLASS」。ハリー杉山が、乃木坂46・齋藤飛鳥に英語を教えるコーナーだ。2月27日(土)のオンエアでは、未来形「will」と「be going to」の違いを学んだ。
「鍋の白菜はクタクタとシャキシャキのどちらが好きですか?」
齋藤:私はどっちだろう? どっちも好きだけどなあ。
ハリー:分かる。今日はちょっとクタクタ気味とか。でも完全なクタクタは、僕はちょっと許せないかもな。噛んだときの食感がほしいじゃないですか。でもたまに「めっちゃ生じゃん」ってときもあるじゃん。だからほどよく、あいだくらいがいいですね。
齋藤:私もかな。
ハリー:他の野菜はどう?
齋藤:どっちかと言えば火を通すのかな。あまり歯ごたえを残すほうではないかも。
ハリーは「最近、鍋した?」と齋藤に質問する。
齋藤:鍋はよくしますよ。
ハリー:どんな野菜を入れるの? 何が好きなの?
齋藤:普通ですけど(笑)。
ハリー:出た(笑)。料理の話になるとそうやってディフェンスメカニズムを起動させるのやめてよ。
齋藤:だってそんなに変わったものは入れてないですから。みなさんとたぶん同じ。白菜も入れますし。
ハリー:鍋って何を入れるんだっけ?
齋藤:いつも何を入れてますか?
ハリー:え、僕に訊いてるんですか(笑)?
齋藤:そうです。
ハリー:まあでも、もみじ型に切ったニンジンとか……。
齋藤:(笑)。
ハリー:入れてない、入れてない(笑)。キノコ系はマストで入れるし、ネギも好きですね。
齋藤:ネギおいしいですよね。やっぱりお野菜はよく煮たほうが甘くなっておいしいんじゃないですかね。
ハリー:分かる。飛鳥ちゃんから情報が出てきてないですよ。
齋藤:そんなことないですよ。「野菜をよく煮たら甘い」っていう情報が(笑)。
ハリーは他にも「あ、トマトたまに入れる。でっかいトマト。あとオクラ」と次々と鍋の具材を口にする。
齋藤:あ~、いいですね。そうですね。
ハリー:適当だな(笑)。
齋藤:だって訊いてもいないのにどんどん出してきてくれるから(笑)。
ハリー:ネット検索で「鍋 野菜」で調べたら、いろんなおもしろい具材が出てきて。トウモロコシとか。今日は鍋にしようかな。
齋藤:鍋いいなあ。
どちらも未来の話をするときに使うが、「will」は「いま決めた未来」で、「be going to」は「すでに決めていた未来/予定」と学校で習った人が多いかもしれない。
ハリー:たとえば天気予報の話だと「It will rain tomorrow.」(明日は雨が降るだろう)は「will」を使っているから、天気を見てある程度は自分が分かっている状態。だから雨が降るパーセンテージはほぼ100パーセントに近い。だけど「It’s going to rain tomorrow.」は「おそらく明日は雨が降るだろう」っていう自分の個人的な見解になってくる。
齋藤:へえ。
ハリー:スマホの天気予報を見るとか、何かしらの情報を持って「It will rain tomorrow.」と言うのか、空を見てふわっと「雨が降るんだろうな」という意味で「It’s going to rain tomorrow.」と言うのか。この「~するだろう」の具合が微妙に違うんだよね。
他にも「will」にはいろいろな形があるとハリーは説明を続ける。
ハリー:強い意志を表す「will」があります。要するに「I will~」って言うと「絶対に~を成し遂げる」という意味になります。たとえば「I will wake up at 7.」って言うと「私は絶対に7時に起きます」っていう「何がなんでも起きる」っていう強い意志ですね。それが「I’m going to wake up at 7.」だと「だいたい7時くらいに起きられたらいいな」になるんですよ。その違いはなんとなく分かる?
齋藤:はい。
ハリー:じゃあ飛鳥ちゃんが未来に何かをしたいって言うときに、「will」か「be going to」どちらになるか説明するから、何か例文をください。
齋藤:強い意志のほうは「今日の夜は鍋にしたい」。
ハリー:ああ、そうなんだ。鍋の中身は?
齋藤:そこはまあ……大丈夫。
ハリー:「大丈夫」(笑)? えっと、「今日の夜は鍋にしたい」は「I will have a Nabe tonight.」。「鍋」は本当は「Hot pot」という言葉もあるんですけど、「鍋」って言葉もけっこう浸透しているので「Nabe」で大丈夫です。特に日本国内にいる外国人ならたぶん通じるから。
齋藤:I will have a Nabe tonight.
ハリー:OK。じゃあこれが「I’m going to have a Nabe tonight.」だったら、どんな違いがあると思いますか?
齋藤:「今日の夜は鍋が食べられたらうれしいな」くらいですか?
ハリー:「うれしいな」よりもうちょっと強い気持ちなんだけど、絶対に食べる「will」と比べると、鍋が食べられなかったとしてもそこまで落ち込まないっていう。
ハリーは他にも「I will going say sorry to my teacher.」と「I’m going to say sorry to my teacher.」(私は先生に謝罪しに行きます)を例に挙げて、前者は絶対に謝罪することを意味するが、後者は謝罪しないかもしれないと解説。「これがwillとgoing toの決定的な違いだと思いますね」と付け加えた。
ハリー:いかがでしょうか?
齋藤:難しいけど、なんとなく分かったような気がします。
ハリー:じゃあたとえば、「I will going buy carrots for my Nabe.」と「I’m going to buy carrots for my Nabe.」(鍋のためにニンジンを買いに行きます)の違いは分かるかな?
齋藤:絶対にニンジンを鍋に入れるのか、ニンジンがあれば入れるのか。
ハリー:そうそうそう。そういうことなんだよね。だから「I will」って言うと何がなんでも成し遂げる。そのあとに「definitely」(絶対に)という言葉を入れたりもするんだけど、それを入れずに、それなりの覚悟ができてるわけだよね。だから相手がどっちを使うかで、相手のプライオリティが分かる。どのくらいそれに懸けているのかっていう。ちょっと難しいかもしれないけど、飛鳥ちゃんはなんとなく分かったと思います。
齋藤:ニュアンスはなんとなく理解しました。ありがとうございます。
ハリー杉山が先生になって、乃木坂46・齋藤飛鳥にイチから英語をレッスンする『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「HARRY'S ENGLISH CLASS」は毎週土曜日の7時5分ごろからオンエア。次回もお楽しみに!
鍋の白菜はクタクタ or シャキシャキ?
齋藤からのあいさつ「Hiya! What are you up to?」(やあ! 何してる?)でスタート。まずはリスナーからのメッセージを紹介した。「鍋の白菜はクタクタとシャキシャキのどちらが好きですか?」
齋藤:私はどっちだろう? どっちも好きだけどなあ。
ハリー:分かる。今日はちょっとクタクタ気味とか。でも完全なクタクタは、僕はちょっと許せないかもな。噛んだときの食感がほしいじゃないですか。でもたまに「めっちゃ生じゃん」ってときもあるじゃん。だからほどよく、あいだくらいがいいですね。
齋藤:私もかな。
ハリー:他の野菜はどう?
齋藤:どっちかと言えば火を通すのかな。あまり歯ごたえを残すほうではないかも。
ハリーは「最近、鍋した?」と齋藤に質問する。
齋藤:鍋はよくしますよ。
ハリー:どんな野菜を入れるの? 何が好きなの?
齋藤:普通ですけど(笑)。
ハリー:出た(笑)。料理の話になるとそうやってディフェンスメカニズムを起動させるのやめてよ。
齋藤:だってそんなに変わったものは入れてないですから。みなさんとたぶん同じ。白菜も入れますし。
ハリー:鍋って何を入れるんだっけ?
齋藤:いつも何を入れてますか?
ハリー:え、僕に訊いてるんですか(笑)?
齋藤:そうです。
ハリー:まあでも、もみじ型に切ったニンジンとか……。
齋藤:(笑)。
ハリー:入れてない、入れてない(笑)。キノコ系はマストで入れるし、ネギも好きですね。
齋藤:ネギおいしいですよね。やっぱりお野菜はよく煮たほうが甘くなっておいしいんじゃないですかね。
ハリー:分かる。飛鳥ちゃんから情報が出てきてないですよ。
齋藤:そんなことないですよ。「野菜をよく煮たら甘い」っていう情報が(笑)。
ハリーは他にも「あ、トマトたまに入れる。でっかいトマト。あとオクラ」と次々と鍋の具材を口にする。
齋藤:あ~、いいですね。そうですね。
ハリー:適当だな(笑)。
齋藤:だって訊いてもいないのにどんどん出してきてくれるから(笑)。
ハリー:ネット検索で「鍋 野菜」で調べたら、いろんなおもしろい具材が出てきて。トウモロコシとか。今日は鍋にしようかな。
齋藤:鍋いいなあ。
未来形「will」と「be going to」の違い
コーナー後半では、未来形「will」と「be going to」の違いを学んだ。どちらも未来の話をするときに使うが、「will」は「いま決めた未来」で、「be going to」は「すでに決めていた未来/予定」と学校で習った人が多いかもしれない。
ハリー:たとえば天気予報の話だと「It will rain tomorrow.」(明日は雨が降るだろう)は「will」を使っているから、天気を見てある程度は自分が分かっている状態。だから雨が降るパーセンテージはほぼ100パーセントに近い。だけど「It’s going to rain tomorrow.」は「おそらく明日は雨が降るだろう」っていう自分の個人的な見解になってくる。
齋藤:へえ。
ハリー:スマホの天気予報を見るとか、何かしらの情報を持って「It will rain tomorrow.」と言うのか、空を見てふわっと「雨が降るんだろうな」という意味で「It’s going to rain tomorrow.」と言うのか。この「~するだろう」の具合が微妙に違うんだよね。
他にも「will」にはいろいろな形があるとハリーは説明を続ける。
ハリー:強い意志を表す「will」があります。要するに「I will~」って言うと「絶対に~を成し遂げる」という意味になります。たとえば「I will wake up at 7.」って言うと「私は絶対に7時に起きます」っていう「何がなんでも起きる」っていう強い意志ですね。それが「I’m going to wake up at 7.」だと「だいたい7時くらいに起きられたらいいな」になるんですよ。その違いはなんとなく分かる?
齋藤:はい。
ハリー:じゃあ飛鳥ちゃんが未来に何かをしたいって言うときに、「will」か「be going to」どちらになるか説明するから、何か例文をください。
齋藤:強い意志のほうは「今日の夜は鍋にしたい」。
ハリー:ああ、そうなんだ。鍋の中身は?
齋藤:そこはまあ……大丈夫。
ハリー:「大丈夫」(笑)? えっと、「今日の夜は鍋にしたい」は「I will have a Nabe tonight.」。「鍋」は本当は「Hot pot」という言葉もあるんですけど、「鍋」って言葉もけっこう浸透しているので「Nabe」で大丈夫です。特に日本国内にいる外国人ならたぶん通じるから。
齋藤:I will have a Nabe tonight.
ハリー:OK。じゃあこれが「I’m going to have a Nabe tonight.」だったら、どんな違いがあると思いますか?
齋藤:「今日の夜は鍋が食べられたらうれしいな」くらいですか?
ハリー:「うれしいな」よりもうちょっと強い気持ちなんだけど、絶対に食べる「will」と比べると、鍋が食べられなかったとしてもそこまで落ち込まないっていう。
ハリーは他にも「I will going say sorry to my teacher.」と「I’m going to say sorry to my teacher.」(私は先生に謝罪しに行きます)を例に挙げて、前者は絶対に謝罪することを意味するが、後者は謝罪しないかもしれないと解説。「これがwillとgoing toの決定的な違いだと思いますね」と付け加えた。
ハリー:いかがでしょうか?
齋藤:難しいけど、なんとなく分かったような気がします。
ハリー:じゃあたとえば、「I will going buy carrots for my Nabe.」と「I’m going to buy carrots for my Nabe.」(鍋のためにニンジンを買いに行きます)の違いは分かるかな?
齋藤:絶対にニンジンを鍋に入れるのか、ニンジンがあれば入れるのか。
ハリー:そうそうそう。そういうことなんだよね。だから「I will」って言うと何がなんでも成し遂げる。そのあとに「definitely」(絶対に)という言葉を入れたりもするんだけど、それを入れずに、それなりの覚悟ができてるわけだよね。だから相手がどっちを使うかで、相手のプライオリティが分かる。どのくらいそれに懸けているのかっていう。ちょっと難しいかもしれないけど、飛鳥ちゃんはなんとなく分かったと思います。
齋藤:ニュアンスはなんとなく理解しました。ありがとうございます。
ハリー杉山が先生になって、乃木坂46・齋藤飛鳥にイチから英語をレッスンする『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「HARRY'S ENGLISH CLASS」は毎週土曜日の7時5分ごろからオンエア。次回もお楽しみに!
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2021年3月6日28時59分まで
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番組情報
- POP OF THE WORLD
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毎週土曜6:00-8:00
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ハリー杉山