J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。2月17日(水)のオンエアでは、シンガーソングライター・Coccoがリモート出演。最新アルバム『クチナシ』の制作エピソードや、趣味であるティータイムに合うお菓子を語った。
サッシャ:アルバムを聴かせていただきました。合唱曲が入っていたり、沖縄民謡が入っていたりと、いろんな趣を感じられる1枚になりましたね。
外出自粛の影響を受けて、沖縄に1年以上帰ることができなかったとCoccoは語る。生まれてはじめての経験が、楽曲制作にも色濃く影響を受けたそうだ。
Cocco:レコーディングのときに、ミュージシャンから「これもあれも、沖縄音階だね」って言われて(笑)。言われてから、「あっ、そうなんだ!」って、あとで気づいた感じでした。
増井:沖縄が恋しいと思ったんですね。
Cocco:その気持ちが出たんだねえ。
サッシャ:三線を弾いているデモトラックの動画も公開されていましたよね。2020年は沖縄に帰れなかったわけですし、いろいろ思うところが多かったんじゃないですか?
Cocco:世界中のミュージシャンが手探りでやっているわけだけども、自分は携帯電話も持っていないぐらい、人よりも文明開化が進んでいないんですよ。だけど、そのなかでGarageBand(音楽制作アプリ)とiMovie(動画編集アプリ)を覚えて、自分で動画を編集して作って。
サッシャ:すごい!
Cocco:ちょっと進化した(笑)?
サッシャ:Coccoの元にペリーが来たよ!
Cocco:そうそう! 黒船が来ています。見えている(笑)。
サッシャ:まだ上陸はしていないんだ(笑)。
Cocco:今の自分は、まだインターネットに繋がっていないから。データをUSBに入れて、速達郵便でスタッフに送って、スタッフに動画をアップしてもらっているんですよ。黒船にはまだたどり着いていないけど、見えてはいる。
サッシャ:すごい進化だなあ。そのおかげで、僕たちはCoccoさんのデモトラックを観ることができたわけですね。
Cocco:よかったです!
Cocco:どこも撮影ができないということになって、でもそれが今(新型コロナウイルスによって)世界中で起こっていることだから「撮影できない事実を映そう」ということになって。どこで撮ろう?ってなったときに「じゃあ実家で撮ろう」って。お姉ちゃんの部屋を借りました。(MVの中で)泣いているのも、離島に行きたかったからじゃないかな(笑)。
サッシャ:その気持ちが前面に出てたんですね(笑)。
Cocco:沖縄が12月ずっと雨だったけど、「沖縄は正月になったら絶対晴れるから! 絶対撮れるから!」ってスタッフを連れてったのに、土砂降りだったから(笑)。
サッシャ:沖縄に裏切られたんですね。
Cocco:そうそうそう! でも、そういうのも全部撮りたいなって思って。
サッシャ:レコーディング中、お茶にハマったんですって?
Cocco:そうです。レコーディングで何度も壁にぶち当たっていたから、リラックスするためにお茶をはじめました。そうしたら、でーじ(とても)楽しくて(笑)! 毎日やっています。
【関連記事】Cocco、夜はお茶を飲みながら幼馴染とおしゃべり
サッシャ:お茶入れるためのティーポットが6、7種類ぐらいあるそうですよ。
増井:そんなにですか!? 今、私たちの手元には紅茶とCoccoさんオススメのお菓子が用意されています。
Cocco:京都にある村上開新堂さんのロシアケーキです。これはよ、Coccoの衣装を作ってくださる先生がいて、その方の結婚式のお祝い返しにいただいたものです。それがきっかけで好きになったんだけど、昭和のクッキーみたいな味がするわけ。
・村上開新堂公式サイト
http://www.kaishindo.co.jp/
サッシャ:たしかにケーキって名前が付いているけどクッキーですね。
Cocco:まるでお母さんが作ったような、昭和のクッキーみたいな味がする。素朴な味。ぜひ食べてみてください。
サッシャ:懐かしい味! このパサパサな感じね。
Cocco:そうそう! お茶がいっぱい飲めるし、とってもシンプル。今ってオシャレなお菓子っていっぱいあるじゃない。オシャレじゃないんだけど、品があるし「昭和のお茶会」みたいな雰囲気が出るの。
サッシャ:わかる!
Cocco:PTAの会議とかで出てくるような雰囲気ね(笑)。
サッシャ:昔、ブリキの缶とかにこういうクッキーが入っていました! おいしい。
村上開新堂のロシアケーキにハマったCoccoは、直接お店に連絡を取り、お取り寄せを活用して懐かしの味を楽しむようになったそうだ。
サッシャ:お茶もこだわりがあるの?
Cocco:イギリスにいた影響もあって、ミルクティーが好きなんだけど、牛乳のアレルギーだから(笑)。豆乳を入れて飲んでいます。ストレートで飲むときはアッサムティーが一番好き。
増井:アッサムの味に豆乳は合いますね。
Cocco:そうそう! 半分ぐらいはストレート、半分ぐらいは豆乳を入れて……みたいな。
サッシャ:めっちゃおいしい。上品なものをいただきました。僕も取り寄せてみます! ありがとうございます!
Coccoの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
沖縄への愛が自然と楽曲制作に反映された
Coccoの最新アルバム『クチナシ』が、2021年2月17日(水)にリリースされた。それまで制作していたデモ楽曲がいっぱいになったため、もともと「2020年をまとめる」つもりで2020年10月にリリースする予定だったが、新曲を増やした関係などで発売日を延期。「結果として2021年に向かうアルバムになった」とコメントするCoccoは、収録曲にまつわるエピソードを語った。サッシャ:アルバムを聴かせていただきました。合唱曲が入っていたり、沖縄民謡が入っていたりと、いろんな趣を感じられる1枚になりましたね。
外出自粛の影響を受けて、沖縄に1年以上帰ることができなかったとCoccoは語る。生まれてはじめての経験が、楽曲制作にも色濃く影響を受けたそうだ。
Cocco:レコーディングのときに、ミュージシャンから「これもあれも、沖縄音階だね」って言われて(笑)。言われてから、「あっ、そうなんだ!」って、あとで気づいた感じでした。
増井:沖縄が恋しいと思ったんですね。
Cocco:その気持ちが出たんだねえ。
サッシャ:三線を弾いているデモトラックの動画も公開されていましたよね。2020年は沖縄に帰れなかったわけですし、いろいろ思うところが多かったんじゃないですか?
Cocco:世界中のミュージシャンが手探りでやっているわけだけども、自分は携帯電話も持っていないぐらい、人よりも文明開化が進んでいないんですよ。だけど、そのなかでGarageBand(音楽制作アプリ)とiMovie(動画編集アプリ)を覚えて、自分で動画を編集して作って。
サッシャ:すごい!
Cocco:ちょっと進化した(笑)?
サッシャ:Coccoの元にペリーが来たよ!
Cocco:そうそう! 黒船が来ています。見えている(笑)。
サッシャ:まだ上陸はしていないんだ(笑)。
Cocco:今の自分は、まだインターネットに繋がっていないから。データをUSBに入れて、速達郵便でスタッフに送って、スタッフに動画をアップしてもらっているんですよ。黒船にはまだたどり着いていないけど、見えてはいる。
サッシャ:すごい進化だなあ。そのおかげで、僕たちはCoccoさんのデモトラックを観ることができたわけですね。
Cocco:よかったです!
実家でのMV撮影
『クチナシ』収録の『潮満ちぬ』MVは、Coccoの実家で撮影された。もともと沖縄の離島で撮影をするはずが、寒波と悪天候の影響でフェリーが出ないトラブルがあったとのこと。ドローン撮影もできないため、代替案として挙がっていた撮影地もことごとく行けなくなり、「じゃあ実家で撮影しよう」という流れでMVを作ったそうだ。『クチナシ』収録曲の『潮満ちぬ』Music Video
サッシャ:その気持ちが前面に出てたんですね(笑)。
Cocco:沖縄が12月ずっと雨だったけど、「沖縄は正月になったら絶対晴れるから! 絶対撮れるから!」ってスタッフを連れてったのに、土砂降りだったから(笑)。
サッシャ:沖縄に裏切られたんですね。
Cocco:そうそうそう! でも、そういうのも全部撮りたいなって思って。
日々の楽しみはお茶。おすすめのお菓子は?
今回の「MUSIC+1」では、Coccoが現在ハマっている「お茶の時間」についてトークを展開した。サッシャ:レコーディング中、お茶にハマったんですって?
Cocco:そうです。レコーディングで何度も壁にぶち当たっていたから、リラックスするためにお茶をはじめました。そうしたら、でーじ(とても)楽しくて(笑)! 毎日やっています。
【関連記事】Cocco、夜はお茶を飲みながら幼馴染とおしゃべり
サッシャ:お茶入れるためのティーポットが6、7種類ぐらいあるそうですよ。
増井:そんなにですか!? 今、私たちの手元には紅茶とCoccoさんオススメのお菓子が用意されています。
Cocco:京都にある村上開新堂さんのロシアケーキです。これはよ、Coccoの衣装を作ってくださる先生がいて、その方の結婚式のお祝い返しにいただいたものです。それがきっかけで好きになったんだけど、昭和のクッキーみたいな味がするわけ。
・村上開新堂公式サイト
http://www.kaishindo.co.jp/
サッシャ:たしかにケーキって名前が付いているけどクッキーですね。
Cocco:まるでお母さんが作ったような、昭和のクッキーみたいな味がする。素朴な味。ぜひ食べてみてください。
サッシャ:懐かしい味! このパサパサな感じね。
Cocco:そうそう! お茶がいっぱい飲めるし、とってもシンプル。今ってオシャレなお菓子っていっぱいあるじゃない。オシャレじゃないんだけど、品があるし「昭和のお茶会」みたいな雰囲気が出るの。
サッシャ:わかる!
Cocco:PTAの会議とかで出てくるような雰囲気ね(笑)。
サッシャ:昔、ブリキの缶とかにこういうクッキーが入っていました! おいしい。
村上開新堂のロシアケーキにハマったCoccoは、直接お店に連絡を取り、お取り寄せを活用して懐かしの味を楽しむようになったそうだ。
サッシャ:お茶もこだわりがあるの?
Cocco:イギリスにいた影響もあって、ミルクティーが好きなんだけど、牛乳のアレルギーだから(笑)。豆乳を入れて飲んでいます。ストレートで飲むときはアッサムティーが一番好き。
増井:アッサムの味に豆乳は合いますね。
Cocco:そうそう! 半分ぐらいはストレート、半分ぐらいは豆乳を入れて……みたいな。
サッシャ:めっちゃおいしい。上品なものをいただきました。僕も取り寄せてみます! ありがとうございます!
Coccoの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
radikoで聴く
2021年2月24日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
-
月・火・水・木曜9:00-13:00