(「INSPIRE TOKYO 2023」でのライブ写真。Photo by Tsukasa Miyoshi <Showcase>)

Coccoが特大ジャンプアップで3位に! くるりもTOP10入りの最新チャート

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』。このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、Twitterのツイート回数をポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは7月16日(日)付のチャートを紹介!

10位:くるり『In Your Life』

1996年に3人のメンバーによって結成された、くるり。オリジナルメンバーによって制作された『In Your Life』が今週10位にまでアップした。結成以来メンバーチェンジを繰り替えしながら活動を続けているくるり。岸田 繁(Vo/Gt)と佐藤征史(Ba)は変わっていないが、そこにオリジナルメンバーである森 信行(Dr)が加わり制作されたアルバム『感覚は道標』が、10月4日(水)にリリースされる。10月13日(金)には、なぜ今回3人が集結したのか、レコーディングはどのようにおこなわれたかなど、制作の裏側に密着した映画『くるりのえいが』が公開。また、10月8日、9日には「京都音楽博覧会2023」も開催される。

9位:Haruy『SENA』

今週9位に初登場したのはHaruyにとって約1年ぶりの新曲。Haruyは7月15日のINSPIRE TOKYOにてミニライブを披露。KITAYA PARKでおこなわれたFAMILY PARKに登場し、Suchmos・TAIHEIの鍵盤をバックにパフォーマンスした。Haruyは『TOKIO HOT 100』のチャートでは、2022年4月にリリースしたシングル『Swimmer』が最高3位に。そこから1年ぶりとなるEP『1414』が先日リリースされ、非常に好評なオンエアを記録した。Haruyは来週の『TOKIO HOT 100』にゲスト出演する。

8位:The Weeknd, Playboi Carti, Madonna『Popular』

先週から3ポイントダウン。体調不良のため、今月から始まる予定だった世界ツアーを延期したMadonna。先日、先に予定していたアメリカツアーをリスケして、10月から予定していたヨーロッパツアーからスタートすることが発表された。一部メディアからは「実はチケットが売れていなかったので、もしかして仮病だったのかも」という声が上がっているが、ツアーのチケットは即完売だったという話もあり、フェイクニュースも入り交じり情報が錯そうしている。

7位:水曜日のカンパネラ『マーメイド』

今週初ランクインした曲のなかでもっとも順位が高いHIGH POWER DEBUTソングとなった。5月から続いている水曜日のカンパネラの全国ツアーの残る日程は7月19日(水)Zepp Shinjukuのみ。ただしこちらのチケットはソールドアウトとなっている。

6位:Jon Batiste『Calling Your Name』

先週まで『Be Who You Are』がトップ10圏内をキープしていたJon Batiste。今週はこの『Calling Your Name』が入れ替わり、先週から30ポイントアップで一気に6位まで上りつめてきた。この曲は来月リリースされるニューアルバム『World Music Radio』から2枚目のシングルとなるが、3枚目のシングル『Drink Water』もリリースされており、この曲も今後チャートインすると予想される。

5位:Dua Lipa『Dance The Night』

映画『バービー』のサントラから、本日3曲目のエントリー。なおDua Lipa自身も「マーメイド・バービー」として少しだけ映画に出演しており、先日おこなわれたプレミア上映会では役に合わせてチェーンを編み込んだシースルーの大胆なドレスを着て話題を振りまいた。

4位:PinkPantheress『Angel』

先週ナンバーワンの座を獲得した『Angel』だが、今週は3ポイントダウンとなった。こちらも映画『バービー』のサントラからで、4曲目のチャートインとなっている。ニューシングル『Turn Your Phone Off』をリリースしたPinkPantheressは5月ごろからSNSでニューアルバムのリリースを匂わせており、近々正式な発表があるそう。

3位:Cocco『ファンタジー』

7月15日の都市型フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 -Best Music & Market-」でライブを披露したCoccoの『ファンタジー』が3位にランクイン。初日のトリを飾ったCoccoは『強く儚い者たち』『樹海の糸』『Raining』『音速パンチ』などおなじみのヒット曲に加えて『ファンタジー』をラストに披露した。そんなINSPIRE TOKYO効果でオンエアが増え、先週から55ポイントの特大ジャンプアップとなった。

【関連記事】Cocco出演! 都市型フェス「J-WAVE INSPIRE TOKYO 2023」レポート

「INSPIRE TOKYO 2023」の模様は、以下の日程でJ-WAVEで放送。

「J-WAVE SPECIAL INSPIRE TOKYO~AFTER THE FESTIVAL~」
放送日時: 2023年8月10日(木)19:00~21:55
ナビゲーター:藤田琢己

2位:佐藤千亜妃 feat.幾田りら『線香花火』

先日、『TOKIO HOT 100』にゲスト出演した佐藤。その際に、この曲で共演している幾田りらとは、雑誌の対談がきっかけで共演オファーしたと話していた。今週も安定したオンエアを稼いだものの、トップにあと一歩届かず今週も2位となった。佐藤は、この曲が入った3枚目のアルバム『BUTTERFLY EFFECT』のリリースツアーを秋に実施する。東京は9月16日(土)恵比寿LIQUIDROOMで開催される。

1位:Beck, Phoenix『Odyssey』

BeckとPhoenixによるコラボナンバーが並み居る強豪を押しのけてナンバーワンとなった。『TOKIO HOT 100』ではBeckにとって5曲目の首位で、Phoenixにとっては初となる。ちなみにBeckがPhoenixの音楽を聴いたきっかけは、フランスのバンドAir“か”Daft Punkに紹介されたからだそうで、クリスは「どちらかちゃんと覚えていないところが適当でいいですよね」とコメント。BeckとPhoenixは8月から全米19都市を回る共同ヘッドラインツアー「Summer Odyssey Tour」をおこなうことが決定しており、『Odyssey』はこのツアーのテーマソングになるという。

1位:Beck, Phoenix『Odyssey』
2位:佐藤千亜妃 feat.幾田りら『線香花火』
3位:Cocco『ファンタジー』
4位:PinkPantheress『Angel』
5位:Dua Lipa『Dance The Night』
6位:Jon Batiste『Calling Your Name』
7位:水曜日のカンパネラ『マーメイド』
8位:The Weeknd, Playboi Carti, Madonna『Popular』
9位:Haruy『SENA』
10位:くるり『In Your Life』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。

radikoで聴く
2023年7月23日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54

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