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バレンタインに花を贈ろう。フラワーアーティスト・前田有紀のおすすめは…

バレンタインに花を贈ろう。フラワーアーティスト・前田有紀のおすすめは…

バレンタインを迎える2月。J-WAVEでは、大切な人に花を通して気持ちを届けるキャンペーン「FLOWER VALENTINE with J-WAVE」を展開。今年で7年目を迎える。

バレンタインの贈り物にぴったりな花や、コロナ禍における花業界の現状について、フラワーアーティストでSUDELEY代表、元テレビ朝日アナウンサーとしても知られる前田有紀に聞いた。前田が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。オンエアは2月1日(月)。

コロナ禍で行き場をなくした花も…フラワーロスの現状は?

「FLOWER VALENTINE with J-WAVE」の実施期間は2月1日(月)~14日(日)。首都圏を中心とした約500店舗のフラワーショップと連動し、J-WAVEナビゲーターであるイラストレーター・たなかみさきのオリジナルポストカードを各店舗先着20名にプレゼントするほか、バレンタインにぴったりのプレイリストも用意した。

・「FLOWER VALENTINE with J-WAVE」特設サイト
https://www.j-wave.co.jp/special/flowervalentine2021/

別所:去年から続く新型コロナウイルス。前田さんもコロナ禍で影響を受けた藁の生産者とお正月のしめ飾りを作るプロジェクトを展開されていましたが、反響はいかがでした?
前田:長野県飯島町の職人さんが作った藁でしめ飾りを作っていたんですけど、たくさんご注文をいただいて、香りがすごくよかったと反響もあったりしました。本当にありがとうございました。
別所:コロナかで結婚式などイベントの中止が広がり、行き場をなくしたものがたくさんありますが、その中でも花、いわゆるフラワーロスというものも増えてしまったと聞いています。先日このフラワーロスをサポートするアクションを、クラウドファンディングで実施されたそうですけど、どんなプロジェクトだったのでしょう?
前田:つい先日までフラワーロスをテーマにお花の展示会をしたのですが、その費用をクラウドファンディングで募りました。花屋さんで売れ残ったお花を集めてきて、それでお花のドレスを制作しました。去年の緊急事態宣言のときからイベントの中止が相次いで、そのときにフラワーロスという言葉を知った方も多いと思います。農家さんで捨てられているお花の映像などを見て、心を痛めた方が多いと思うんですけど、私たちが今、生産者さんと話し合いながら知る限りだと、生産者さんサイドで廃棄される花は一時的なものです。それよりもお花屋さんの店頭で売れ残っているお花が廃棄される量がすごく多いんですね。なので、お花屋さんで廃棄されていくお花に目を向ける人が増えてくれて、花をより大切に思って飾ってもらえればと思って企画したイベントだったんです。

クラウドファンディングでサポートをしてくれた人には、リターンとして展示で使った花を花束にして進呈したとのこと。「イベントは見に行けなかったけれど、形として残ってよかった」という感想も届いているという。今後もフラワーロスの解消に取り組んでいくそうだ。

前田:コロナ禍で有名になった言葉ではあるんですけど、位置づけとしてはフードロスと一緒です。前からあった問題で、これからも続いていくことだと思うので、1人でも多くの人が花を大切に思って飾ることが、これからすごく大切になるのかなと思っています。そのためにも、できることは色んな企画を組んで、やっていきたいなと思ってすごいやる気に満ちています。

おうち時間を彩るスイートピーとハーブ

リモートワークなどで増加するおうち時間。花のある暮らしはそんな毎日のやすらぎにも繋がりそうだ。これからの時期におすすめのお花とは。

前田:今、外はとても寒いですが、お花の世界では春のお花が多く出回っています。中でもちょうど出荷が増えていておすすめなのが、スイートピーというお花です。甘い豆という意味を持つんですけど、フルーティーな香りがとてもやさしく、幸せになれるようなお花なんですよ。フリルのような花びらが蝶々みたいで美しく、何より素晴らしいのがけっこうお手頃価格で販売されていること。1輪買ってきて飾るだけでも香りを楽しめますし、気軽に買えるお花なので、ぜひ手に取ってもらいたいです。



別所:淡い美しい色も素敵ですよね。
前田:けっこう色が豊富で、今年はさらに色のバリエーションが増えているんですね。なのでお気に入りの色をぜひ見つけてほしいですね。

子どもと一緒に育てつつ、食卓に取り入れられる植物もある。

前田:今はまだちょっと寒いんですけど、もう少し暖かくなってくるとハーブを育てるのにいい季節になってきます。ミントやローズマリーなどはすごく育てやすいですし、お料理に入れたりお水に入れたりして楽しむことができるので、生活や暮らしに取り入れながら育てていくっていうのをお子さんと一緒にやるのにはいいのかなと思います。

食べられる花を使用したバレンタインのギフトセットを販売

前述の通りJ-WAVEでは「FLOWER VALENTINE with J-WAVE」を掲げ、バレンタインデーに大切な人に花を贈ることを呼びかけている。バレンタインデーに贈る花ためにおすすめなのは?

前田:先ほども春のお花について話しましたけど、スイートピーやラナンキュラス、チューリップなど、まだ外が寒い中でも可愛い春のお花はいっぱい出回っているので、ぜひお花屋さんに足を運んで、お気に入りのお花を見つけてほしいなと思います。この季節しか手に入らないお花もたくさんあるので、季節を感じながら飾ってもらいたいですね。(J-WAVEの企画のように)音楽と一緒に贈るというのも素敵ですし、ワインだったりお菓子だったり、好きなものとセットにしてお花を贈るのは提案したいですね。

もちろん、前田さんが運営する花屋「gui flower(グイフラワー)」でも、フラワーバレンタインのギフトセットが購入できるそうだ。

前田:バレンタインっていうと女性が何かを買って男性にプレゼントをするという印象がまだまだ強いかなと思うんですけど、これからは自由に、男女関係なく、子どもから大人まで楽しめるものになったらいいなという願いを込めて、エディブルフラワーを使ったフラワークッキーとお花のセットを作りました。鎌倉山のおやつ創作ユニット「and Bake(アンドベイク)」さんにデザインしてもらったのですが、ユニセックスなデザインを一緒に検討して、男性でも手に取りやすいよう心がけて作ったものになります。
別所:それは僕らも嬉しいかも。
前田:けっこう花屋って敷居が高いと思われがちですし、男性は行きづらいという声も聞くので。別所さんはどうですか?
別所:僕はけっこう行く方ですよ。仕事柄もそうですけど、人にお花を差し上げるの大好きだし。(お店にも)行くんですけど、時節柄オンラインでお花屋さんとも繋がっていきたいですね。
前田:そうですね。色んな花屋さんでフラワーバレンタインの企画を用意しているので、その中を見てみて、自分はこれだっていうのを見つけてもらいたいですね。
別所:今、(gui flowerの)サイトを見てるんですけど、オンラインで色んなお花の提案をされていますね。ソールドアウトもいっぱいあるじゃないですか!
前田:ありがたいことに、たくさんご注文を頂いています。
別所:アクセサリーもあるんだね。
前田:本物のお花で作っていて、お花のお仕事で生まれたかけらを中に閉じ込めて作ったものも多くあります。

前田さんは現在、花と花瓶のポップアップイベントを開催中。場所はルミネ有楽町1階。期間は2月10日(水)まで。詳細はルミネ公式サイトもチェック。

前田:ちょっと珍しいユニークなお花も1輪から買えるようなポップアップなので、ギフトやおうち用でも、近くの方はぜひお立ち寄り頂ければと思います。

大切な人に伝えたい気持ちを込めて、お花とプレゼントを渡してみては。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。

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2021年2月8日28時59分まで

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