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柄本時生、兄・柄本 佑のことを「ちょっとうらやましいかも」と感じた理由は?

柄本時生、兄・柄本 佑のことを「ちょっとうらやましいかも」と感じた理由は?

劇団ゴジゲンの主宰である松居大悟がナビゲートする、J-WAVEで放送中の『JUMP OVER』。ラジオ、映画、演劇、音楽などの枠を越えた企画を発信し続けている。

1月13日(水)の放送では、前週のオンエアに引き続き俳優の柄本時生が登場。柄本のプライベートな一面にせまり、松居が「エゴサーチ」を指南する一幕もあった。

【前回の記事】『バイプレイヤーズ』を柄本時生×松居大悟が語る「好き放題やっているように見えて…」

柄本は、松居が監督を務めるドラマ『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』(テレビ東京)に出演。テレビでのオンエアのほか、Paraviなどでも配信されている。

兄のことは「ちょっとうらやましい」

まず松居は柄本のプライベートな部分に関して質問。兄、柄本 佑への思いを訊いたほか、お互いが抱く「悔しさ」を明かした。

松居:素とか、闇の部分? をちょっと聞いていきたいんですけど。
柄本:闇(笑)!?
松居:時生はさ、なんでかわからないんだけど、すごく接しやすいのよ。なんか……許されているような気がして、緊張しないし。きっとそれって、なにか同じ匂いを感じるからな気がするんだけど。
柄本:おぉ。
松居:てことは、たぶん性格悪いと思うのよ。
柄本:嫌なこと言う(笑)。
松居:はは。だからちょっと、嫌いな監督か嫌いな俳優を1人だけ教えて(笑)。
柄本:あはは! なんでそんなこと言うの(笑)。
松居:ライバルと思っている存在とかは?
柄本:僕はそれがいなくて……。
松居:兄貴についてはどう思っているの?
柄本:かっこいい! でも、そういう意味で言うとお兄ちゃんのことを「ちょっとうらやましいかも」って思い始めているかもしれないです。芝居を観たときに「あ、この人いろいろなことから抜け出しちゃったんだ」という感じがあって、それはちょっとうらやましいなと。
松居:そこに負けたくないとかはないんだ。
柄本:ないですないです。「うわあすげえな、よく抜け出したな、お兄ちゃん」ていう。
松居:(笑)。じゃあ逆に「悔しいな」と思う人は?
柄本:特にいない(笑)。そういう意味で言うとないかもしれないですね。「悔しい」というのがどういう意味の悔しいなのかで変わってくるかもしれないんですけど。でもそんなにいない、思ったことないかもしれないですね。
松居:そこはちょっと違う。俺はもう悔しさしかない感じで生きてるよ。
柄本:僕は日常は悔しいだらけなんですよ。
松居:たとえば?
柄本:「なんであいつモテるんだろう?」とか(笑)。
松居:(笑)。

作品のチェックは3年後!?

続いて「自身が出演をした作品はチェックをするのか?」という質問を投げかけると、柄本は繊細な一面を覗かせた。

松居:自分が出たドラマや映画は観るほう?
柄本:えっと……3年後、基本は3年後ですね。
松居:へー! DVDとかになるのがきっかけ?
柄本:そうですね。「観てみようかな」となってやっと観るって感じです。
松居:オンエアの最初は観られないんだ。
柄本:ヘコんじゃうので……。
松居:自分の芝居が気になっちゃうってこと?
柄本:そうです。「うわあ」みたいな感じになっちゃうので、それがだめで。
松居:まだ『宮本から君へ』は観てない?

『宮本から君へ』は2018年4月にテレビ東京系でドラマ化、2019年9月に映画化された作品。池松壮亮が主演を務めた。

柄本:もう3年経ったのと、池松から「おまえは観ないから、観ろ」っていう指示が(笑)。
松居:(笑)。客観的に観られないってことだよね。
柄本:そうですね、客観的に自分を観ていられないのはありますかね。でも、ただ結婚をしてから意外と嫁が「いつやるか」というのを覚えているんです。
松居:そうね、旦那の出た作品だから。
柄本:「観よう」ってなって。
松居:家で(テレビを)つけられるってこと?
柄本:はい。最近はやっと免疫がついてきてはいるので、オンエアのときとかには観ている可能性はあります。
松居:食卓で流れたりしてね。

自分の名前を入れたら… エゴサのトラウマ

SNSや検索サイトで自身について検索をする「エゴサーチ」をした経験があるか?という質問に、柄本はトラウマになるような体験があったことを明かした。

柄本:1回、人生でやったことがあったときに「柄本時生」でスペースを入れたら「ブサイク」って最初に出たんですよ。
松居:予測変換で。
柄本:そこが出てくるっていうことはもう……まあ僕なんて大したもんじゃないと思って生きているからアレなんですけど、「ブサイク」と表示をするということは、もう……(笑)。
松居:(笑)。
柄本:「パンドラの箱」なわけですよ。
松居:そっか、なるほどね。
柄本:だから悪いことしかないんだけど、僕はずっとその箱に問われ続けている感じです。
松居:まだ(検索ボタンを)押してはない?
柄本:押してないです。
松居:気になるよね。「それはさておき、あの舞台はよかった」って書いているしれないし。「パンドラの箱」には希望があるから。(編注:ギリシア神話では「パンドラの箱」を開けるとあらゆる災いが降りかかるが、最後に箱の底に希望が残るという言い伝えがある)

柄本は自身が出演した作品名を検索することもせず、映画のレビューサイトなども見たことがないのだそう。

松居:へえ~! そこはちょっと、俺と真逆だな。
柄本:見ます?
松居:エゴサエゴサ、評価評価、うん。
柄本:ははは(笑)。
松居:オンエアの評判とか、自分の芝居の客観的などうこうというよりも「自分がだめだったな」というのが気になっちゃう?
柄本:そうなんですよね、基本的に自分自身を褒めたことがないので。だからずっと卑下し続けるみたいな。
松居:それでなぜ(俳優を)続けているの?
柄本:なんか、考えるのが嫌いじゃないんですよ。
松居:あっ、そういうことね、台本を読んで現場に行って。
柄本:そう。どうするんだろうなとか。それで現場の雰囲気を感じて、俺はこうなっているけどなんでだろう?というのを考えるのが嫌いじゃない。
松居:へえ。現場に行って芝居をするのが好き?
柄本:そうなんだと思います。
松居:いやあ、不思議だなあ……。バイプレイヤーってそうなのかもしれないよね。
柄本:諸先輩方ってどうなんですかね、そういう感覚なのか。三石(研)さんはそうなんですかね。
松居:三石さんはそう。本当にあの人はワーカーホリック(仕事中毒)だから。
柄本:(笑)。
松居:3日開くと不安になって、とにかく仕事をやり続けたいという人だから。あの人たちも絶対エゴサはしないだろうしな……。どうなんですかね。
柄本:今日、してみようかな……?

エゴサに挑戦!「おお、なんかいろいろ……」

エゴサーチについてトークを繰り広げるうち、次第に柄本は「パンドラの箱」への興味が湧いてきたようで、実際に検索をしてみることに。

柄本:どうやるんですか?
松居:Twitterでワード検索とかをするんだけど、俺がしてみようか。「柄本時生」で検索を押すと……。
柄本:おお、なんかいろいろ……えっ! かっこいいって言ってる(人がいる)! ウソ!
松居:そういうのが出てくるのよ。日本のどこかでつぶやいている人がいる。
柄本:やーだー! 言われているわけですね!
松居:今日一番声が大きい(笑)。
柄本:今日一番声大きいです! けっこういいこと書いてあるじゃないですか!
松居:時生だけで検索をすると、時生がやってきた仕事とかの感想が出てくるはず。
柄本:へー!
松居:別にしなくてもいいけど(笑)。
柄本:元気出る!
松居:よかったよかった、じゃあ落ち込んだときにやって。
柄本:見ます!
松居:そんなにテンションが上がると思わなかった(笑)。


ドラマ『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』のオンエアは毎週金曜深夜0時12分から。15日(金)オンエアの第2話にも、柄本が登場する。

【『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』第2話あらすじ】

視聴率1位となり、バイプレウッドに大波乱を巻き起こした7チャンの「チーム7」まさかの展開に民放各局の視聴率競争がヒートアップ。その影響を一番に受けたのは6チャン日曜9時の銀行ドラマ「大合併」。向井理を主演に、地方銀行の合併をめぐる物語だが、視聴率最下位にまで転落!現場は最悪の状況に…。そこで主演の向井に“決め台詞”をつけてドラマをバズらせる作戦を決行!しかしこの作戦が誰も予想できなかった結末に…!?

『バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜』公式サイトより)

松居大悟がナビゲートするJ-WAVE『JUMP OVER』では、ラジオ、映画、演劇、音楽などの枠を越えた企画を発信。次週も小山田とのトークを繰り広げる。放送は木曜の26時から。

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番組情報
JUMP OVER
毎週水曜
26:00-27:00