Vaundy×ikura(YOASOBI)新成人が対談! 令和の音楽は「発音」に特徴がある?

今年1月11日(月)は成人の日。J-WAVEでこの日にオンエアした特番『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL 20VOICES 20TUNES』に、ともに2000年生まれの20歳であるYOASOBIのikuraとVaundyが登場し、対談を行った。

【radiko】Vaundyのライブ音源を聴く(2021年1月18日(月)28時59分まで)

「嫉妬しちゃう」Vaundyとikura、お互いの音楽は聴いていた?

2020年の音楽シーンを賑わせた2人。「お互いの音楽をチェックしていたかどうか」という質問には、ikuraが「めちゃめちゃチェックしていました」が明かす。一方でVaundyは「チェックしないようにしてる。嫉妬しちゃう。それでも目に入ってくる」とコメントした。

Vaundy:友だちからも(YOASOBIの話が)入ってくるから「俺の曲を聴け!」って(笑)。
ikura:え~(笑)。私は2020年の初めくらいにめちゃめちゃ聴いていました。配信サイトのプレイリスト企画でVaundyさんのアルバム『strobo』から収録曲『灯火』を選ばせていただいたんです。
Vaundy:え! マジですか、ありがとうございます。2020年のヒットナンバーは確実にYOASOBIでしたよね。

YOASOBIは2020年末に放送された『第71回NHK紅白歌合戦』に初出場し、テレビで初歌唱を披露した。Vaundyは「僕たちの世代の子たちが絶対に喜んだと思う」と評した。

ikura:まさか20歳で自分が経験するとは思ってなかったので、すごく感慨深いです。でもすごく緊張して記憶が飛んでいて、ゾーンに入るというか、歌い始めたらそのあと終わってた、みたいな(笑)。
Vaundy:わかります。1曲だとすぐに終わっちゃうし、1曲に詰め込まなきゃいけないですもんね。

Vaundyとikuraが意識する藤井 風は23歳

お互いの20年の音楽ヒストリーに迫るトークでは、Vaundyが音楽のルーツとしてアニソンやボカロを聴いていたことが判明。一時期は“歌い手”もしていたという。一方のikuraは、3歳までアメリカに住んでいた影響でディズニー・チャンネルを頻繁に観て洋楽を聴き始めたのが音楽のルーツだと語る。

Vaundy:じゃあ英語しゃべれるんですか?
ikura:いや、英語の記憶は3歳でとまっているのでしゃべれないんですけど、ずっと洋楽を歌っていたので発音とかはわりとできます。
Vaundy:だからか。英語を通っている人たちの発声って違うと思う。令和の音楽は、母音と子音を超越した感じがするんですよね。僕、音楽で日本語が一番邪魔だと思っていて、日本語をどう音楽に落とし込めるかでヒットするかしないかが分かれると思っています。だから僕は声や歌は大事だと言っているんですけど、そういうのをikuraちゃんから感じていたのかもしれないですね。
ikura:日本語ってあまり口を動かさないし、発音するときにあまり舌も使わないですもんね。
Vaundy:そうですよね。僕も英語ができるわけではないんですけど、親が英語の先生なので、小さいときに「発音だけはやっておきなさい」って言われていました。幼稚園くらいのときに叩き込まれましたね。何も記憶はないんですけど。
ikura:でもそれを聞いてから改めてVauくん(Vaundy)の曲を聴いたらそう聴こえる。「あ」だったら日本語の「あ」だけじゃない奥深さをたしかに感じますね。
Vaundy:そういうのを意識して歌いますか?
ikura:意識しますね。
Vaundy:これは企業秘密だからあまり言わないほうがいいかもしれない(笑)。
ikura:あはは(笑)。
Vaundy:最近のヒットナンバーを歌っている人たちは、日本語を日本語に感じさせない歌い方がすごく上手。
ikura:藤井 風さんなんかも、いい意味でネバネバというか(笑)。
Vaundy:わかりますよ(笑)。
ikura:いい表現が見つからない(笑)。英語に聴こえる日本語みたいな。

藤井のことは、ふたりとも常に意識していると語る。

Vaundy:年上だけど「やべえ奴がいるな」って(笑)。
ikura:でもけっこう歳が近いですよね? 私、すごく上なのかと思っていたら23歳くらい。
Vaundy:そうですよね。でも同じ感覚なのかなと思いきや、少し違う気がしています。あの人は出るべくして出てきたなと思います。僕は藤井さんと出てきたのが同じくらいなんですよ。
ikura:はたから見ていても、おふたりが一緒に出てきた感じはありました。
Vaundy:僕の中ではバッチバチでしたけどね(笑)。
ikura:あはは(笑)。でも対バンもされていますよね。
Vaundy:しました。すごくいい人でした。仏のような。

10代で注目されたから「進化していくのを見てもらわないと」



Vaundyは親の稼業を継ぐつもりだったが、急に「何かしらのクリエイターになりたい」と思い立ったそうだ。ikuraは物心がついたときから「歌手になりたい」と考えていた。

ikura:そういう意味では憧れていた自分になれているかもしれないんですけど、実際に20歳になったときにこうやって音楽で食べていることは想像していませんでした。
Vaundy:僕もですよ。まさか聴いてもらえるようになるとは思っていませんでした。僕はデザイン系の大学に行っているんですけど、最初、音楽は25歳くらいからやろうと思ってたんですよ。それまでは楽曲提供とかでやっていけばいいかなと思っていたので、まさかこうなるとは……。
ikura:計画より早く達成しちゃったというか。
Vaundy:そうなんですよね。だから僕らはこれから進化していくのを見てもらわないといけない。
ikura:そうですよね。ここからの進み方ですよね。
Vaundy:だってこのままいくわけには絶対にいかないじゃないですか。20歳で止めるわけにはいかないですよね。
ikura:人生のピークが20歳はちょっと悲しいですよね(笑)。

なごやかに対談を終えたふたりは、「楽しかった」(ikura)、「アーティストさんとあまり会う機会がないので、今を駆け抜ける方と話せるのはおもしろかったです」(Vaundy)と感想を述べ、「仲良くしてください」とトークを締めくくった。

番組ではVaundyのスペシャルライブ音源もお届け。radikoで2021年1月18日(月)28時59分まで聴くことができる。

【radiko】Vaundyのライブ音源を聴く
radikoで聴く
2021年1月18日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
J-WAVE HOLIDAY SPECIAL 20VOICES 20TUNES
2021年1月11日(月・祝)
9:00-17:55

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