J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:DJ TARO<代演>・増井なぎさ)。7月15日(水)のオンエアでは、ITジャーナリストの三上 洋さんがリモート出演。7月1日から受付が始まった、マイナンバーカードを使ったポイント還元「マイナポイント」について解説した。
三上:(今回のキャンペーンは)キャッシュレス決済を1つ選んでマイナンバーカードを登録し、2万円使うと5000円分のポイントが戻ってくる。おおまかに25パーセント分が戻ってくる事業です。9月1日(火)からスタートし、今は予約受付中です。
DJ TARO:もう予約をされた方はたくさんいらっしゃるんですか?
三上:そうですね。予約がスタートしてから、ある程度の人数はやっています。
三上:国の予算でやっているキャンペーンなので、(上限は)4000万人となっております。私の予想では全然余裕です。なぜかというと、今年の4月の時点でマイナンバーカードの発行率が16パーセントです。そのあと普及が進んで20パーセント強の普及率だとしても、マイナンバーカードを持っている国民自体が3000万人いっていないわけです。4000万人は絶対大丈夫だと、私は考えています。
増井:安心しました。
ところが、「マイナポイント」の申し込みには他にもいくつかのハードルがあるという。
DJ TARO:「マイナポイント」の申し込み手続きについて教えていただけますか?
三上:まず、マイナンバーカードを申し込んだときに、暗証番号を2つ記入しているはずです。長いほうと短いほうの2つがあると思うのですが、今回は短い4桁の暗証番号が必要です。そしてスマートフォンかパソコンが必要です。スマートフォンはマイナンバーカードを読み込む機能に対応しているものでないといけません。iPhoneの場合ですと、iPhone7以降、Androidの場合は機種によりますが、ある程度、最近のものであれば大丈夫です。
パソコンで申し込みをしたい場合は、さらに申請のハードルが上がってしまうとのこと。
三上:残念ながら、Macはダメなんです。
DJ TARO・増井:えぇー!?
三上:Windowsで、ブラウザはInternet Explorer 11を使わなければいけません。パソコンを使う場合は、(マイナンバーカードを読み取るための)カードリーダーが必要になるんです。なので、事実上パソコンでは申請できないものだと考えていただき、スマートフォンから申請するものだと思っていただけるといいかと思います。
DJ TARO:下手すると、パソコンから申請できる環境を用意しようとすると、還元される5000円よりもお金がかかる可能性がありますね。
三上:あると思います(笑)。
三上:「マイナポイント」に紐づけられるのは1つのキャッシュレス決済のみで、あとから変更ができません。そのため、各キャッシュレス決済サービスは、必死にキャンペーンを打ち出しています。たとえば、ゆうちょPayやWAONは最大で2000ポイント、au PAYは1000ポイント上乗せするなど、いろいろなキャンペーンをされています。ですが、大事なことは、このキャンペーンは使わないと意味がないんです。おまけのポイントが多いからといってキャッシュレス決済サービスを選んでも、もしかしたら自分は使わないかもしれない。なので、「どこがおまけが多いか」を考えずに、自分が身近なコンビニやスーパーで一番使うキャッシュレス決済でやることが大事だと思います。
9月からは「マイナポイント」を活用して、お得に買い物を楽しんでみてはいかがだろうか。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースをその裏側から光を当て、様々な視点から紹介する。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。
最大で5000円分のポイント還元!
マイナンバーカードと紐づけたキャッシュレス決済をすることで、最大5000円のポイント還元が受けられる「マイナポイント」。2020年9月から、2021年3月末まで行われる。消費増税の緩和策として行われるキャッシュレスポイント還元キャンペーンの第2弾だ。6月末まで行われていたものと、どう違うのか。三上:(今回のキャンペーンは)キャッシュレス決済を1つ選んでマイナンバーカードを登録し、2万円使うと5000円分のポイントが戻ってくる。おおまかに25パーセント分が戻ってくる事業です。9月1日(火)からスタートし、今は予約受付中です。
DJ TARO:もう予約をされた方はたくさんいらっしゃるんですか?
三上:そうですね。予約がスタートしてから、ある程度の人数はやっています。
パソコンからの申請はハードルが高いかも
三上さんは「マイナポイント」について、キャンペーン参加の上限人数があると注意喚起した。三上:国の予算でやっているキャンペーンなので、(上限は)4000万人となっております。私の予想では全然余裕です。なぜかというと、今年の4月の時点でマイナンバーカードの発行率が16パーセントです。そのあと普及が進んで20パーセント強の普及率だとしても、マイナンバーカードを持っている国民自体が3000万人いっていないわけです。4000万人は絶対大丈夫だと、私は考えています。
増井:安心しました。
ところが、「マイナポイント」の申し込みには他にもいくつかのハードルがあるという。
DJ TARO:「マイナポイント」の申し込み手続きについて教えていただけますか?
三上:まず、マイナンバーカードを申し込んだときに、暗証番号を2つ記入しているはずです。長いほうと短いほうの2つがあると思うのですが、今回は短い4桁の暗証番号が必要です。そしてスマートフォンかパソコンが必要です。スマートフォンはマイナンバーカードを読み込む機能に対応しているものでないといけません。iPhoneの場合ですと、iPhone7以降、Androidの場合は機種によりますが、ある程度、最近のものであれば大丈夫です。
パソコンで申し込みをしたい場合は、さらに申請のハードルが上がってしまうとのこと。
三上:残念ながら、Macはダメなんです。
DJ TARO・増井:えぇー!?
三上:Windowsで、ブラウザはInternet Explorer 11を使わなければいけません。パソコンを使う場合は、(マイナンバーカードを読み取るための)カードリーダーが必要になるんです。なので、事実上パソコンでは申請できないものだと考えていただき、スマートフォンから申請するものだと思っていただけるといいかと思います。
DJ TARO:下手すると、パソコンから申請できる環境を用意しようとすると、還元される5000円よりもお金がかかる可能性がありますね。
三上:あると思います(笑)。
「一番使うキャッシュレス決済」を選ぶのがポイント
今回の「マイナポイント」では、自身が使っているキャッシュレス決済のなかの1つとマイナンバーカードを紐づける必要がある。どんなキャッシュレス決済と紐づけるのがおすすめかを、三上さんが解説した。三上:「マイナポイント」に紐づけられるのは1つのキャッシュレス決済のみで、あとから変更ができません。そのため、各キャッシュレス決済サービスは、必死にキャンペーンを打ち出しています。たとえば、ゆうちょPayやWAONは最大で2000ポイント、au PAYは1000ポイント上乗せするなど、いろいろなキャンペーンをされています。ですが、大事なことは、このキャンペーンは使わないと意味がないんです。おまけのポイントが多いからといってキャッシュレス決済サービスを選んでも、もしかしたら自分は使わないかもしれない。なので、「どこがおまけが多いか」を考えずに、自分が身近なコンビニやスーパーで一番使うキャッシュレス決済でやることが大事だと思います。
9月からは「マイナポイント」を活用して、お得に買い物を楽しんでみてはいかがだろうか。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースをその裏側から光を当て、様々な視点から紹介する。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。
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2020年7月22日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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EVERY MON-THU09:00-12:30