J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。6月19日(金)のオンエアでは、KREVAがリモート出演。最近の活動について話を伺った。
■向上心が尽きないKREVA
オンエア前日の6月18日はKREVAの誕生日。ジョンは「ちょっといいですか?」と、オープニングでバースデーソングで祝福した。
ジョン:ご出演いただくのは2019年9月6日以来となります。バースデーを迎えた方に定番の質問ですけど、これまでどんな1年で、これからどんな1年にしたいでしょうか?
KREVA:この期に及んで新しい可能性というんでしょうか、まだスキルアップできることはいろいろあるんだなと感じているんです。なので、これからも成長をしていきたいなと思っています。
ジョン:すごい。おのれに課すものがいつもすごいですね! そのモチベーションはどこからくるんですか?
KREVA:わからない。ゲーム好きな人に「ゲームをやめろ」って言ってもやめないのと似てる感じなんですかね。幸いなことに、自分が一番興味を持ってやりたいことが仕事につながっている感じでしょうか。
ジョン:自分が納得しないとダメなタイプというのは以前から感じ取ってはいますが、それがいい形でプライドにつながっている。そのプライドの先に楽しませてきたと自負するみなさまの期待を、重荷じゃなくクリエイティビティの源にしている、糧にしているという感じがするんですよね。
KREVA:プライドももちろんあるんですけど、それと同時にコンプレックスというんですかね。独学で音楽をやっているというコンプレックスみたいなものもあるから、それを越えていくには新しい機材だったり新しい驚きだったりをパワーにしてやっていくしかない、というのもあるのかもしれないですね。楽しいですけど。
ジョン:ジャズとかクラシックとかJ-POPとか、トラディショナルな形でこのビジネスに入ってきたわけではないという部分ですよね。
KREVA:おっしゃる通りです。
■音楽を止めずに活動し続ける
新型コロナウイルスの影響で、KREVAの全国ホールアリーナツアー「KREVA CONCERT TOUR 2019-2020『敵がいない国』」が無期限延期になった。しかし、YouTubeライブで生中継するなど、精力的に音楽活動を続けている。
ジョン:YouTubeといえば公式チャンネルでトラックの作り方などを投稿されていますね。触発された方からのフィードバックもすごいんじゃないですか?
KREVA:喜んでもらえてよかったです。ライブでもビートを作ったりしていたんですけども、「見せる」という意味では配信のほうが向いていたのかなという気がしますね。
ジョン:手元からなにから食い入るように観ているみなさんが多いと思いますよ。
KREVA:あはは(笑)。ありがとうございます。
KREVAは毎年9月8日を「クレバの日」として、新作リリースやフェス開催など、さまざまなアクションを起こしている。今年はどのような動きを検討しているのだろうか。
KREVA:「慎重に考えている」というのが正直なところです。もちろんやりたい気持ちはあるけど、状況を見ると本当に日々変わっていくので。でも「この形ならやれるな」というところに着地できればいいなと思って、一生懸命スタッフと考えているところです。やりたい気持ちはあります。
■いまだからこそ考えたい難民のこと
6月20日は「世界難民の日」だった。KREVAは、国連UNHCR協会の公式YouTubeチャンネルで行われた配信イベント「UNHCR WILL2LIVE Music 2020」に出演。難民支援への共感の輪を広げる配信型音楽イベントだ
ジョン:難民のみなさんは今、新型コロナの状況下で特につらい状況にありますよね。
KREVA:MIYAVIがそういう活動をしてくれたから自分も知ることができました。自分の周りが大変で、そこまで思いをはせることができなかったかもしれないけど、この機会にわからないことはMIYAVIに訊いたり、できるタイミングになればいいなと思っています。
ジョン:どうしても日本は島国で、日本に難民キャンプがあるかというと、ないわけですよね。ところが世界に目を向けてみると、いろいろなところで、何百万単位でそういう生活を強いられているみなさん、特にシリア近辺はものすごい状況になっています。
KREVA:そこに新型コロナがいってしまったらと考えるとね。
■配信ライブから見える新しい音楽の楽しみ方
KREVAは、動画配信プラットフォーム「Thumva(サムバ)」の第一弾アーティストとして、有料生配信ライブ「KREVA Streaming Live『① (マルイチ)』」を6月24日(水)21時8分より開催する。当日20時30分からは、視聴者同士のグループビデオ通話やコメント機能を利用することができるという。
ジョン:これは数字がついていることに意味があるわけですよね。
KREVA:そうですね。うちの社長は「マルジュウロク」ぐらいまでやりたいって言ってました(笑)。
ジョン:ジュウロク!?
KREVA:無期限延期になっている全公演を取り返すぐらいやりたいという心持ちでやると言っていましたね。
ジョン:だって20回ぐらい(無期限延期になった公演が)あったわけですよね。逆に“広がり感”のポテンシャルを考えてみると、アクセスはご自宅ですもんね。
KREVA:「みんなで配信ライブを観よう」って集まっちゃったら、これはまた問題になるじゃないですか。
ジョン:パブリックビューイング的にね。
KREVA:「俺チケットを買ったからみんな来いよ」みたいになってギュウギュウの部屋で観たら大問題になっちゃう。でも離れていてもみんなでチャットができるシステムだから。
ジョン:そういう考え方もあるんですね。みんなで集まりたくなるけれども、つながる仕組みを考えているということですね。リアルタイムでマルチ画面を観ながら、チャットをしたい際は普段使い慣れているスマホも同時に使えますものね。本当にすごい世界になりました。
KREVA:そこの塩梅を探って、自分の配信ライブの形が「①(マルイチ)」を始めることによって見えればいいなと思っています。
「①(マルイチ)」詳細やKREVAの最新情報は、公式サイト、またはTwitterまで。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
■向上心が尽きないKREVA
オンエア前日の6月18日はKREVAの誕生日。ジョンは「ちょっといいですか?」と、オープニングでバースデーソングで祝福した。
ジョン:ご出演いただくのは2019年9月6日以来となります。バースデーを迎えた方に定番の質問ですけど、これまでどんな1年で、これからどんな1年にしたいでしょうか?
KREVA:この期に及んで新しい可能性というんでしょうか、まだスキルアップできることはいろいろあるんだなと感じているんです。なので、これからも成長をしていきたいなと思っています。
ジョン:すごい。おのれに課すものがいつもすごいですね! そのモチベーションはどこからくるんですか?
KREVA:わからない。ゲーム好きな人に「ゲームをやめろ」って言ってもやめないのと似てる感じなんですかね。幸いなことに、自分が一番興味を持ってやりたいことが仕事につながっている感じでしょうか。
ジョン:自分が納得しないとダメなタイプというのは以前から感じ取ってはいますが、それがいい形でプライドにつながっている。そのプライドの先に楽しませてきたと自負するみなさまの期待を、重荷じゃなくクリエイティビティの源にしている、糧にしているという感じがするんですよね。
KREVA:プライドももちろんあるんですけど、それと同時にコンプレックスというんですかね。独学で音楽をやっているというコンプレックスみたいなものもあるから、それを越えていくには新しい機材だったり新しい驚きだったりをパワーにしてやっていくしかない、というのもあるのかもしれないですね。楽しいですけど。
ジョン:ジャズとかクラシックとかJ-POPとか、トラディショナルな形でこのビジネスに入ってきたわけではないという部分ですよね。
KREVA:おっしゃる通りです。
■音楽を止めずに活動し続ける
新型コロナウイルスの影響で、KREVAの全国ホールアリーナツアー「KREVA CONCERT TOUR 2019-2020『敵がいない国』」が無期限延期になった。しかし、YouTubeライブで生中継するなど、精力的に音楽活動を続けている。
ジョン:YouTubeといえば公式チャンネルでトラックの作り方などを投稿されていますね。触発された方からのフィードバックもすごいんじゃないですか?
KREVA:喜んでもらえてよかったです。ライブでもビートを作ったりしていたんですけども、「見せる」という意味では配信のほうが向いていたのかなという気がしますね。
ジョン:手元からなにから食い入るように観ているみなさんが多いと思いますよ。
KREVA:あはは(笑)。ありがとうございます。
KREVAは毎年9月8日を「クレバの日」として、新作リリースやフェス開催など、さまざまなアクションを起こしている。今年はどのような動きを検討しているのだろうか。
KREVA:「慎重に考えている」というのが正直なところです。もちろんやりたい気持ちはあるけど、状況を見ると本当に日々変わっていくので。でも「この形ならやれるな」というところに着地できればいいなと思って、一生懸命スタッフと考えているところです。やりたい気持ちはあります。
■いまだからこそ考えたい難民のこと
6月20日は「世界難民の日」だった。KREVAは、国連UNHCR協会の公式YouTubeチャンネルで行われた配信イベント「UNHCR WILL2LIVE Music 2020」に出演。難民支援への共感の輪を広げる配信型音楽イベントだ
ジョン:難民のみなさんは今、新型コロナの状況下で特につらい状況にありますよね。
KREVA:MIYAVIがそういう活動をしてくれたから自分も知ることができました。自分の周りが大変で、そこまで思いをはせることができなかったかもしれないけど、この機会にわからないことはMIYAVIに訊いたり、できるタイミングになればいいなと思っています。
ジョン:どうしても日本は島国で、日本に難民キャンプがあるかというと、ないわけですよね。ところが世界に目を向けてみると、いろいろなところで、何百万単位でそういう生活を強いられているみなさん、特にシリア近辺はものすごい状況になっています。
KREVA:そこに新型コロナがいってしまったらと考えるとね。
■配信ライブから見える新しい音楽の楽しみ方
KREVAは、動画配信プラットフォーム「Thumva(サムバ)」の第一弾アーティストとして、有料生配信ライブ「KREVA Streaming Live『① (マルイチ)』」を6月24日(水)21時8分より開催する。当日20時30分からは、視聴者同士のグループビデオ通話やコメント機能を利用することができるという。
ジョン:これは数字がついていることに意味があるわけですよね。
KREVA:そうですね。うちの社長は「マルジュウロク」ぐらいまでやりたいって言ってました(笑)。
ジョン:ジュウロク!?
KREVA:無期限延期になっている全公演を取り返すぐらいやりたいという心持ちでやると言っていましたね。
ジョン:だって20回ぐらい(無期限延期になった公演が)あったわけですよね。逆に“広がり感”のポテンシャルを考えてみると、アクセスはご自宅ですもんね。
KREVA:「みんなで配信ライブを観よう」って集まっちゃったら、これはまた問題になるじゃないですか。
ジョン:パブリックビューイング的にね。
KREVA:「俺チケットを買ったからみんな来いよ」みたいになってギュウギュウの部屋で観たら大問題になっちゃう。でも離れていてもみんなでチャットができるシステムだから。
ジョン:そういう考え方もあるんですね。みんなで集まりたくなるけれども、つながる仕組みを考えているということですね。リアルタイムでマルチ画面を観ながら、チャットをしたい際は普段使い慣れているスマホも同時に使えますものね。本当にすごい世界になりました。
KREVA:そこの塩梅を探って、自分の配信ライブの形が「①(マルイチ)」を始めることによって見えればいいなと思っています。
「①(マルイチ)」詳細やKREVAの最新情報は、公式サイト、またはTwitterまで。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月26日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『~JK RADIO~TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/