J-WAVEで放送中の番組『VOLVO CROSSING LOUNGE』(ナビゲーター:アン ミカ)。仲間や家族とコーヒーブレイクをするスウェーデンの文化「FIKA」を、多様なゲストと楽しむ番組だ。
6月19日(金)のオンエアでは、歌手の青山テルマがリモート出演。アンとはプライベートでも仲良く、妹のような存在だという。青山の、ステイホーム期間中の過ごし方とは?
■ステイホーム期間中は早寝早起きをして絵を描いていた
「やっほー! よろしくお願いします」と明るく登場した青山。この日は自宅からリモート出演に臨んだ。緊急事態宣言は解除されたが、あと1、2カ月間は自宅で自分にできることをしようと考えているそうだ。ネイルサロンに行かず、初めて自分でジェルネイルを施したそうだ。
アン:新しい特技や技術が増えたと思って自分でやってみるのは楽しいね。
青山:そうそうそう! この自粛期間で、小さい頃に好きだった絵を描くことをしたり、髪の毛を自分で染めたりとか、自分の中でチャレンジするという、いい時間もあったなと思います。
海外の友人が多く、世界の状況を聞いていた青山は、緊急事態宣言が出る前から可能な限り家から出ないようにしていたという。当初は、夜遅くに寝て昼間に起きるような不健康な生活をしていた。
青山:そうしたらすごくネガティブになっちゃって。
アン:あー、わかるわ。
青山:世間もピリピリしててSNSも治安が悪くなっていて、みんなの気持ちがどんよりしていたときで、「これに引っ張られていたらダメだな」と思いました。そこで、早寝早起きを始めて。5時とか6時に起きて、人がいないうちに神社を歩いて階段を行き来してお参りして帰宅して、朝ごはんを作ってという、ちょっとしたルーティーンを作ったんです。あと、アーティストだからアウトプットを止めちゃいけないと思ってたんだけど、本業の歌は手こずったのよ。この気持ちが晴れない中で何を言いたいのか、優しい言葉をどう表現すればいいんだろうと悩んだわけ。でも、絵を描いたり日記で文章を書いたりするのは、逆にすごくクリエイティブでよかった。普段は休みは何もしないと決めているけど、今回は自分のクリエイティブを止めないように料理、絵、ネイルとかで「自分を枯らしたらあかんな」と思って、毎日必死に何かをしていた気がする。
青山のSNSにアップされている絵の写真を見たアンは「色使いがファッションに近くて子どもの絵本みたい。目から元気が湧く」と感想を述べた。
青山:嬉しい! テーマが子どもの部屋に飾りたい絵。寂しい気持ちになった子どもたちの部屋に飾ったらちょっと気分がよくなるかなと思って。
アン:わかる~。外国の子どもの部屋の壁紙みたいな色使いで、なんかほっとする。父性を感じる水色とか母性を感じるピンク、心が元気になるグリーンやイエローの使い方。作詞っていう仕事として出来上がるものと、こういう絵とか文章としてのクリエイティブはまた別だけど、芸術を止めないことは表現者としてすごく大事なことやったんや。
青山:そうなの。大事にしてました。
■ポジティブだからこそ考えるSNSとの向き合い方
青山はステイホーム期間中、あえてインスタライブは積極的にはしなかった。そこには、青山なりの考えがあった。
青山:アーティストの方がインスタライブをすると、ファンの方にとってはすごく嬉しいことで心の支えだと思うんだけど、何か間違ったことを言ってしまったり自分が「イエーイ!」と言ったりするのも難しかった。
アン:私たちみたいな元気な人は、どこまで元気をシェアするかというテンションは考えることやったよね。
青山:すごく考えた。SNSのあり方とか自分が何を発信すればいいのかはすごく考えさせられた。ポジティブなことしか発信したくないし、新型コロナという言葉に対してもすごく疲れていたから「使いたくないな」とか、いろいろ考えてこの1、2カ月はSNSを発信してきたかな。
音楽以外に挑戦したいことを訊かれると、青山は「コンテンポラリーダンス」と答えた。
青山:ちょうど見つけたわけよ。内緒やで。ラジオで言ってしまってるから内緒ちゃうけど(笑)。
アン:あなた芸能人なのにラジオで「内緒やで」って(笑)。
青山:(笑)。ここ何日か悲しいニュースが流れていて、でも、自分の気持ちを言葉として誰かの涙に乗っけるのは個人的におこがましいと思ってて。そんな中で表現者として考えたときにふと「コンテンポラリーダンスに挑戦したい!」と昨日思いました。男性ダンサーに連絡してリモートで一緒にフリを作って、会える状況になったら会ってやろうという話をしているの。これ、内緒屋で。絶対誰にも言わんといてな(笑)。
アン:うん、絶対誰にも言わんとくわ。そのかわり絶対カットせずにみんなに聞いてもらうね(笑)。
青山:あはは! 完成したらインスタに載せると思うから見に来てくれたら嬉しいな。
アン:テルマちゃんの話を聞いて、そういう違和感への挑戦のあり方があるんだと私も勉強になった。みんな、“地球人”として闘う仲間として「同じ空の下、心の手を繋ごうよ」ということですね。いろいろな表現を楽しめるといい。
青山:絶対そう! ニュースを見ていても「これがダメだよ」とそこに光を当てるとどうせネガティブになっちゃうから、誰かの光になろうと思う。そう思って毎日を過ごしたらもっと愛が生まれるのになと思って、その気持ちで今日もラジオの仕事をやってま~す!
『VOLVO CROSSING LOUNGE』では、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをゲストに迎えて、大人の良質なクロストークを繰り広げる。オンエアは毎週金曜23時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『VOLVO CROSSING LOUNGE』
放送日時:毎週金曜 23時30分-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/crossinglounge/
6月19日(金)のオンエアでは、歌手の青山テルマがリモート出演。アンとはプライベートでも仲良く、妹のような存在だという。青山の、ステイホーム期間中の過ごし方とは?
■ステイホーム期間中は早寝早起きをして絵を描いていた
「やっほー! よろしくお願いします」と明るく登場した青山。この日は自宅からリモート出演に臨んだ。緊急事態宣言は解除されたが、あと1、2カ月間は自宅で自分にできることをしようと考えているそうだ。ネイルサロンに行かず、初めて自分でジェルネイルを施したそうだ。
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アン:新しい特技や技術が増えたと思って自分でやってみるのは楽しいね。
青山:そうそうそう! この自粛期間で、小さい頃に好きだった絵を描くことをしたり、髪の毛を自分で染めたりとか、自分の中でチャレンジするという、いい時間もあったなと思います。
海外の友人が多く、世界の状況を聞いていた青山は、緊急事態宣言が出る前から可能な限り家から出ないようにしていたという。当初は、夜遅くに寝て昼間に起きるような不健康な生活をしていた。
青山:そうしたらすごくネガティブになっちゃって。
アン:あー、わかるわ。
青山:世間もピリピリしててSNSも治安が悪くなっていて、みんなの気持ちがどんよりしていたときで、「これに引っ張られていたらダメだな」と思いました。そこで、早寝早起きを始めて。5時とか6時に起きて、人がいないうちに神社を歩いて階段を行き来してお参りして帰宅して、朝ごはんを作ってという、ちょっとしたルーティーンを作ったんです。あと、アーティストだからアウトプットを止めちゃいけないと思ってたんだけど、本業の歌は手こずったのよ。この気持ちが晴れない中で何を言いたいのか、優しい言葉をどう表現すればいいんだろうと悩んだわけ。でも、絵を描いたり日記で文章を書いたりするのは、逆にすごくクリエイティブでよかった。普段は休みは何もしないと決めているけど、今回は自分のクリエイティブを止めないように料理、絵、ネイルとかで「自分を枯らしたらあかんな」と思って、毎日必死に何かをしていた気がする。
青山のSNSにアップされている絵の写真を見たアンは「色使いがファッションに近くて子どもの絵本みたい。目から元気が湧く」と感想を述べた。
青山:嬉しい! テーマが子どもの部屋に飾りたい絵。寂しい気持ちになった子どもたちの部屋に飾ったらちょっと気分がよくなるかなと思って。
アン:わかる~。外国の子どもの部屋の壁紙みたいな色使いで、なんかほっとする。父性を感じる水色とか母性を感じるピンク、心が元気になるグリーンやイエローの使い方。作詞っていう仕事として出来上がるものと、こういう絵とか文章としてのクリエイティブはまた別だけど、芸術を止めないことは表現者としてすごく大事なことやったんや。
青山:そうなの。大事にしてました。
■ポジティブだからこそ考えるSNSとの向き合い方
青山はステイホーム期間中、あえてインスタライブは積極的にはしなかった。そこには、青山なりの考えがあった。
青山:アーティストの方がインスタライブをすると、ファンの方にとってはすごく嬉しいことで心の支えだと思うんだけど、何か間違ったことを言ってしまったり自分が「イエーイ!」と言ったりするのも難しかった。
アン:私たちみたいな元気な人は、どこまで元気をシェアするかというテンションは考えることやったよね。
青山:すごく考えた。SNSのあり方とか自分が何を発信すればいいのかはすごく考えさせられた。ポジティブなことしか発信したくないし、新型コロナという言葉に対してもすごく疲れていたから「使いたくないな」とか、いろいろ考えてこの1、2カ月はSNSを発信してきたかな。
音楽以外に挑戦したいことを訊かれると、青山は「コンテンポラリーダンス」と答えた。
青山:ちょうど見つけたわけよ。内緒やで。ラジオで言ってしまってるから内緒ちゃうけど(笑)。
アン:あなた芸能人なのにラジオで「内緒やで」って(笑)。
青山:(笑)。ここ何日か悲しいニュースが流れていて、でも、自分の気持ちを言葉として誰かの涙に乗っけるのは個人的におこがましいと思ってて。そんな中で表現者として考えたときにふと「コンテンポラリーダンスに挑戦したい!」と昨日思いました。男性ダンサーに連絡してリモートで一緒にフリを作って、会える状況になったら会ってやろうという話をしているの。これ、内緒屋で。絶対誰にも言わんといてな(笑)。
アン:うん、絶対誰にも言わんとくわ。そのかわり絶対カットせずにみんなに聞いてもらうね(笑)。
青山:あはは! 完成したらインスタに載せると思うから見に来てくれたら嬉しいな。
アン:テルマちゃんの話を聞いて、そういう違和感への挑戦のあり方があるんだと私も勉強になった。みんな、“地球人”として闘う仲間として「同じ空の下、心の手を繋ごうよ」ということですね。いろいろな表現を楽しめるといい。
青山:絶対そう! ニュースを見ていても「これがダメだよ」とそこに光を当てるとどうせネガティブになっちゃうから、誰かの光になろうと思う。そう思って毎日を過ごしたらもっと愛が生まれるのになと思って、その気持ちで今日もラジオの仕事をやってま~す!
『VOLVO CROSSING LOUNGE』では、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをゲストに迎えて、大人の良質なクロストークを繰り広げる。オンエアは毎週金曜23時30分から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月26日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『VOLVO CROSSING LOUNGE』
放送日時:毎週金曜 23時30分-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/crossinglounge/