【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。6月10日(水)のオンエアでは、I Saw You Yesterdayの『Still New』をピックアップ!
■抱えるテーマは、“どんなときでも聴ける音楽”
東京を拠点に活動しているインディーポップバンド、I Saw You Yesterday。メンバーは、シモダヒデマサ(Vo./Gt.)、ムラカミカイ(Gt./Cho.)、スズキカズシゲ(Ba.)、ウチジョウユウ(Dr.)の4人。
そんな彼らが、先週リリースした配信シングル『Still New』が、現在、SONAR TRAXになっている。そこで番組では、I Saw You Yesterdayについて、そして楽曲について掘り下げた。まず、この気になるバンド名について教えてもらった。
ムラカミ:メンバーが揃った時点で、すでにボーカルのシモダが「I Saw You Yesterday」という名前をつけていたんですけど、メンバーがその由来を聞いてもなかなか答えてくれなくて。それから月日が経って、結局、シモダ自身もその由来を思い出せなくなってしまったため、このバンド名の由来を知っている人はもういないです。
I Saw You Yesterdayには、ずっと抱えているテーマがあるという。
シモダ:非常に抽象的だけど、抱えているテーマは、「どんなときでも聴ける音楽」。それは何かというと、1日過ごす中で楽しかったり、悲しかったり、怒っていたり、いろんな感情があると思っていて、楽しいだけで1日終わったりとかする人はいないと思うんですよね。個人的ではあるけど、例えば極端に曲調が明るかったりすると、自分の気分も上がってないと聴けなかったりするなと思って。そんな風に人間の感情は、一つの感情だけでは表せないところがあると思っているので、そういうところに終始しないように、例えば明るい曲だったりとかしてもどこか悲しさや憂いを帯びていたり、もしくは落ち着いた曲調でも、どこか希望を感じさせるようなメロディーがあったりとか、そんな形でリスナーの解釈を大切にしつつ、自分たちの表現していくバランス感覚を重視しています。
■目標は、刺さる人に深く刺さるようなバンドになること
続いて、J-WAVE SONAR TRAXになっている『Still New』について教えてもらった。
シモダ:家でゴロゴロしてるときに象徴的なイントロのフレーズを思い付いて、それに歌を乗せていって2時間くらいで、本当にフルコーラスのデモができました。それをスタジオに持って行って、メンバーとのセッションするような感じで合わせたら、結構かっこよくなってきたな、と思って。そんな感じでメンバーと一緒にブラッシュアップしていきました。
ムラカミ:曲が上がってきた段階で『Still New』という言葉を聞いて、直訳すると『まだ新しい』という意味ですけど、そこから想起するものとして、常々僕が最近思っているのは、例えば、知らない人やものとかと出会ったときに、それがすごい昔のもので歴史があったりすると、前から知ってる人からすれば今更って言われるようなことかもしれないけど、結局そこで自分が新たに出会ったものっていうのは、新しくて新鮮で、そこで生まれる感動とか、刺激っていうのはかけがえのない感情だから、他の人に“それは古いよ”とか“今っぽくない”って言われたとしても、自分に沸き起こった感動とかを捨ててしまうのはもったいないっていうのが元で、そういう気持ちをサウンドに表していければと思いながら作っていきました。
シモダ:個人的な話になるんですけど、去年から犬を飼い始めました。本当にかわいくて、毎日一緒にいるけど、これだけ毎日見てても、日々見たことない表情だったり、新しい一面を見せてくれて、そんなところから、こうやって一緒に日々を重ねていくことっていうのは、決して慣れ親しんで古くなっていくことではないなと思って、『Still New』というタイトルと、そういった意味を込めた歌詞を書きました。
ムラカミ:サウンドもそれに合わせて、日々を重ねていく“愛着”というものと、一見相反するようなテーマなんですけど、“新鮮さ”というものを元に作り込みました。
【I Saw You Yesterday『Still New』をradikoで聴く】
最後に、今後の目標についても教えてもらった。
スズキ:これからもマイペースに自分たちがいいと思う音楽を、その時の自分たちの雰囲気だったり、気分やムードに合わせて作っていけたらいいなと考えています。
シモダ:それを通してもちろん、本当これまで以上にたくさんの人に聴いてもらえたら、本当に嬉しいです。ただ、バンドとしてはいろんなバンドを聴くけど、「I Saw You Yesterdayが一番好き」と言ってもらえるような、好きな人が好きというか、刺さる人に深く刺さるようなバンドになるのが目標です。
『Still New』は、先週リリースされているので、ぜひチェックしてみてほしい。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。6月10日(水)のオンエアでは、I Saw You Yesterdayの『Still New』をピックアップ!
■抱えるテーマは、“どんなときでも聴ける音楽”
東京を拠点に活動しているインディーポップバンド、I Saw You Yesterday。メンバーは、シモダヒデマサ(Vo./Gt.)、ムラカミカイ(Gt./Cho.)、スズキカズシゲ(Ba.)、ウチジョウユウ(Dr.)の4人。
そんな彼らが、先週リリースした配信シングル『Still New』が、現在、SONAR TRAXになっている。そこで番組では、I Saw You Yesterdayについて、そして楽曲について掘り下げた。まず、この気になるバンド名について教えてもらった。
ムラカミ:メンバーが揃った時点で、すでにボーカルのシモダが「I Saw You Yesterday」という名前をつけていたんですけど、メンバーがその由来を聞いてもなかなか答えてくれなくて。それから月日が経って、結局、シモダ自身もその由来を思い出せなくなってしまったため、このバンド名の由来を知っている人はもういないです。
I Saw You Yesterdayには、ずっと抱えているテーマがあるという。
シモダ:非常に抽象的だけど、抱えているテーマは、「どんなときでも聴ける音楽」。それは何かというと、1日過ごす中で楽しかったり、悲しかったり、怒っていたり、いろんな感情があると思っていて、楽しいだけで1日終わったりとかする人はいないと思うんですよね。個人的ではあるけど、例えば極端に曲調が明るかったりすると、自分の気分も上がってないと聴けなかったりするなと思って。そんな風に人間の感情は、一つの感情だけでは表せないところがあると思っているので、そういうところに終始しないように、例えば明るい曲だったりとかしてもどこか悲しさや憂いを帯びていたり、もしくは落ち着いた曲調でも、どこか希望を感じさせるようなメロディーがあったりとか、そんな形でリスナーの解釈を大切にしつつ、自分たちの表現していくバランス感覚を重視しています。
■目標は、刺さる人に深く刺さるようなバンドになること
続いて、J-WAVE SONAR TRAXになっている『Still New』について教えてもらった。
シモダ:家でゴロゴロしてるときに象徴的なイントロのフレーズを思い付いて、それに歌を乗せていって2時間くらいで、本当にフルコーラスのデモができました。それをスタジオに持って行って、メンバーとのセッションするような感じで合わせたら、結構かっこよくなってきたな、と思って。そんな感じでメンバーと一緒にブラッシュアップしていきました。
ムラカミ:曲が上がってきた段階で『Still New』という言葉を聞いて、直訳すると『まだ新しい』という意味ですけど、そこから想起するものとして、常々僕が最近思っているのは、例えば、知らない人やものとかと出会ったときに、それがすごい昔のもので歴史があったりすると、前から知ってる人からすれば今更って言われるようなことかもしれないけど、結局そこで自分が新たに出会ったものっていうのは、新しくて新鮮で、そこで生まれる感動とか、刺激っていうのはかけがえのない感情だから、他の人に“それは古いよ”とか“今っぽくない”って言われたとしても、自分に沸き起こった感動とかを捨ててしまうのはもったいないっていうのが元で、そういう気持ちをサウンドに表していければと思いながら作っていきました。
シモダ:個人的な話になるんですけど、去年から犬を飼い始めました。本当にかわいくて、毎日一緒にいるけど、これだけ毎日見てても、日々見たことない表情だったり、新しい一面を見せてくれて、そんなところから、こうやって一緒に日々を重ねていくことっていうのは、決して慣れ親しんで古くなっていくことではないなと思って、『Still New』というタイトルと、そういった意味を込めた歌詞を書きました。
ムラカミ:サウンドもそれに合わせて、日々を重ねていく“愛着”というものと、一見相反するようなテーマなんですけど、“新鮮さ”というものを元に作り込みました。
【I Saw You Yesterday『Still New』をradikoで聴く】
最後に、今後の目標についても教えてもらった。
スズキ:これからもマイペースに自分たちがいいと思う音楽を、その時の自分たちの雰囲気だったり、気分やムードに合わせて作っていけたらいいなと考えています。
シモダ:それを通してもちろん、本当これまで以上にたくさんの人に聴いてもらえたら、本当に嬉しいです。ただ、バンドとしてはいろんなバンドを聴くけど、「I Saw You Yesterdayが一番好き」と言ってもらえるような、好きな人が好きというか、刺さる人に深く刺さるようなバンドになるのが目標です。
『Still New』は、先週リリースされているので、ぜひチェックしてみてほしい。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/