【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。6月1日(月)のオンエアでは、VivaOlaの『Tokyo Syndrome』をピックアップ!
■時間が出来た分、歌や楽器の練習を重ねている
東京出身、現在はバークリー音楽大学に留学中で、アメリカのボストンを拠点とするR&Bアーティスト・VivaOla。『SONAR MUSIC』とVivaOlaとの出会いは、大学生、専門学校生アーティストの数珠つなぎの「SONAR TO THE NEXT」のコーナーだった。そして、以前、『Even After All』もSONAR TRAXに選ばれていた。
そんな海外で暮らすVivaOlaだが、まずは近況を伺った。
VivaOla:アメリカでも3月後半くらいからコロナの影響が出始めて、僕の学校も3月の下旬からオンラインスクールになりました。色んな理由があって、アメリカに残るのが難しくなって、その時期にちょうど家族が韓国にいたので合流し、今は韓国にいます。日本には、6月上旬に戻る予定です。音楽はコロナに関わらず、元々作るのが好きなので、時間さえあればひたすら作っています。7月か8月にシングル出るかもしれません。ライブとかなくなって、逆に時間が出来た分、こういう期間になまらないように歌や楽器の練習を重ねています。
■“ブーンバップ”にハマっている
続いて、今回、SONAR TRAXにニューエントリーした『Tokyo Syndrome』について教えてもらった。
VivaOla:タイトル『Tokyo Syndrome』は、和訳すると「東京症候群」みたいな意味なんですけど、元々違う曲を書いていて、それがボツになって。それで、その歌詞の内容を違うトラックにはめて書き始めたんですけど、どうもうまくいかなくて……。「ブーンバップ」というスタイルにハマってて実験的に作っている中で、やっぱりラップが欲しいなと思い、毎度おなじみのWez Atlasくんにその曲を送ったら、すぐ書いてくれて出来た曲です。
どんな内容になっているのか。
VivaOla:歌詞は、Wezくんは主観的なストーリーテラーなので、彼なりの東京で暮らして感じる鬱憤や困難を歌っていて、僕はifストーリーで、“もし音楽をやってなくて、社会のシステムに捉われて生きていたらどうなっていたんだろう”という不安を歌った内容になっています。
【VivaOla『Tokyo Syndrome』をradikoで聴く】
この『Tokyo Syndrome』は、6/17(水)にリリースされるミニアルバム『STRANDED』に収録されるナンバー。どんな作品になったのか、教えてもらった。
VivaOla:『STRANDED』は無人島に漂流する、置いてけぼりにされるという意味なんですが、僕は普段から一人で過ごすことが多く、たまに孤独感、孤立感を強く抱きます。この作品は、そういう感情を大切にしながら、文字や音楽の形で書き起こしたコンセプトアルバムになっています。全7曲、それぞれが違ったバックストーリー、キャラなんだけど、その違ったストーリーを統一するテーマが『STRANDED』です。疎外感という気持ちが強いかもしれません。『Tokyo Syndrome』だけではなく、他の曲もそこを意識して聴いてもらえたら面白いかもしれません。
最後に、VivaOlaからのメッセージを紹介。
VivaOla:これまでも今回もこれからも基本的にVivaOlaは、R&Bを中心に音楽をやっているアーティストです。その曲を聴いてくれるリスナーの皆さんに伝えたい事があります。R&Bにも歴史的背景や文化があって、単におしゃれだからって聴くっていうのももちろんいいけど、そこにはアメリカのブラックコミュニティーの方々が築きあげた歴史と伝統があります。僕はそれを自分が借りて、そこにオリジナルのテイストを混ぜているというか、だから、僕の音楽もそうだけど、これからいろんなアーティストをもっと深掘りしてほしいと思います。例えば、“なんでこの人はこの音楽をやっているのか”、“なぜこのメッセージが強いのか”、“音楽の歴史的繋がり”とか、そういうことを知りだすとすごく楽しいです。単におしゃれだからと聴くよりも、違う次元の楽しみ方が出来ると思います。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。6月1日(月)のオンエアでは、VivaOlaの『Tokyo Syndrome』をピックアップ!
■時間が出来た分、歌や楽器の練習を重ねている
東京出身、現在はバークリー音楽大学に留学中で、アメリカのボストンを拠点とするR&Bアーティスト・VivaOla。『SONAR MUSIC』とVivaOlaとの出会いは、大学生、専門学校生アーティストの数珠つなぎの「SONAR TO THE NEXT」のコーナーだった。そして、以前、『Even After All』もSONAR TRAXに選ばれていた。
そんな海外で暮らすVivaOlaだが、まずは近況を伺った。
VivaOla:アメリカでも3月後半くらいからコロナの影響が出始めて、僕の学校も3月の下旬からオンラインスクールになりました。色んな理由があって、アメリカに残るのが難しくなって、その時期にちょうど家族が韓国にいたので合流し、今は韓国にいます。日本には、6月上旬に戻る予定です。音楽はコロナに関わらず、元々作るのが好きなので、時間さえあればひたすら作っています。7月か8月にシングル出るかもしれません。ライブとかなくなって、逆に時間が出来た分、こういう期間になまらないように歌や楽器の練習を重ねています。
■“ブーンバップ”にハマっている
続いて、今回、SONAR TRAXにニューエントリーした『Tokyo Syndrome』について教えてもらった。
VivaOla:タイトル『Tokyo Syndrome』は、和訳すると「東京症候群」みたいな意味なんですけど、元々違う曲を書いていて、それがボツになって。それで、その歌詞の内容を違うトラックにはめて書き始めたんですけど、どうもうまくいかなくて……。「ブーンバップ」というスタイルにハマってて実験的に作っている中で、やっぱりラップが欲しいなと思い、毎度おなじみのWez Atlasくんにその曲を送ったら、すぐ書いてくれて出来た曲です。
どんな内容になっているのか。
VivaOla:歌詞は、Wezくんは主観的なストーリーテラーなので、彼なりの東京で暮らして感じる鬱憤や困難を歌っていて、僕はifストーリーで、“もし音楽をやってなくて、社会のシステムに捉われて生きていたらどうなっていたんだろう”という不安を歌った内容になっています。
【VivaOla『Tokyo Syndrome』をradikoで聴く】
この『Tokyo Syndrome』は、6/17(水)にリリースされるミニアルバム『STRANDED』に収録されるナンバー。どんな作品になったのか、教えてもらった。
VivaOla:『STRANDED』は無人島に漂流する、置いてけぼりにされるという意味なんですが、僕は普段から一人で過ごすことが多く、たまに孤独感、孤立感を強く抱きます。この作品は、そういう感情を大切にしながら、文字や音楽の形で書き起こしたコンセプトアルバムになっています。全7曲、それぞれが違ったバックストーリー、キャラなんだけど、その違ったストーリーを統一するテーマが『STRANDED』です。疎外感という気持ちが強いかもしれません。『Tokyo Syndrome』だけではなく、他の曲もそこを意識して聴いてもらえたら面白いかもしれません。
最後に、VivaOlaからのメッセージを紹介。
VivaOla:これまでも今回もこれからも基本的にVivaOlaは、R&Bを中心に音楽をやっているアーティストです。その曲を聴いてくれるリスナーの皆さんに伝えたい事があります。R&Bにも歴史的背景や文化があって、単におしゃれだからって聴くっていうのももちろんいいけど、そこにはアメリカのブラックコミュニティーの方々が築きあげた歴史と伝統があります。僕はそれを自分が借りて、そこにオリジナルのテイストを混ぜているというか、だから、僕の音楽もそうだけど、これからいろんなアーティストをもっと深掘りしてほしいと思います。例えば、“なんでこの人はこの音楽をやっているのか”、“なぜこのメッセージが強いのか”、“音楽の歴史的繋がり”とか、そういうことを知りだすとすごく楽しいです。単におしゃれだからと聴くよりも、違う次元の楽しみ方が出来ると思います。
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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