おうち焼肉の鉄則「1回で焼く肉は3枚まで」 肉選びや焼き方のコツをプロが解説

J-WAVEで放送中の番組『SOCIEDAD GASTRONOMICA』(ナビゲーター:横山エリカ・馬場康夫)。5月23日(土)のオンエアは、「家で肉を焼こう」をテーマに、自宅でおいしく肉を焼く方法を紹介した。


■新しい焼肉の楽しみ方が登場!

岩手県のブランド肉・門崎熟成肉の専門店「格之進」を運営している株式会社門崎では、4月末から「格之進オンライン肉会」を実施している。オンラインミーティングシステムを使って、「格之進」スタッフがリアルタイムで参加者に肉をおいしく焼く秘訣を伝授するというものだ。同サービスについて、株式会社門崎代表取締役・千葉祐士が紹介した。

千葉:スケジュールが決まっていますので、それに合わせて予約していただきます。そうすると、前日にお肉が自宅に届きます。当日は、届いたお肉をホットプレートで焼いていただき、私がオンラインで焼き方を指南します。まるでお店で焼肉を食べるように、自宅にいながら楽しむことができます。「格之進オンライン肉会」に参加される方には、お肉の部位やカット形状をそろえて送るので、アドバイスに従って焼いていただくと、ほぼ同様の焼き上がりになります。

「格之進オンライン肉会」に参加するには「オンライン肉会用牛醤・トングセット」が必要になるため、あわせて購入する必要があるとのことだ。牛醤は、黒毛和牛から作られた格之進オリジナルのしょうゆ。詳細は「格之進」のホームページまで。

・「格之進」のホームページ https://kakunosh.in/fs/kakunoshin/c/online-nikukai


■自宅で肉をおいしく焼くコツ

他にもオンエアでは、累計発行部数35万部を突破した『焼肉の教科書』(宝島社)シリーズを監修した、肉マイスター&音楽プロデューサーの田辺晋太郎が登場。「肉をおいしく焼くコツ」を伝授した。

馬場:最近は高級な和牛が安くなってきています。家でおいしく焼くコツはありますか?
田辺:焼肉で考えると、ホットプレートは和牛にあまり適した道具ではないんですね。平たいタイプのホットプレートですと、肉の脂が浮いて「煮る」状態になりがちなんです。和牛は脂がおいしいのですが、ある程度は脂を落としたほうがおいしいです。
馬場:脂が少ない赤身肉の場合は、ホットプレートでもおいしく焼けるということでしょうか?
田辺:そうですね。ホットプレートの性質上、脂がハネやすいので注意が必要です。ホットプレートを使うのであれば、しゃぶしゃぶ用の薄いお肉がおすすめです。焼きしゃぶの感覚で、ホットプレートに接している時間を短くしてください。焼く時間を短縮することで、余計な脂や煙を抑えることができます。また、いっぱいお肉を乗せてしまうと脂が出過ぎてしまって、焼き加減にムラが出てしまいます。たとえば、3人で焼肉をするなら、1回で焼く枚数は3枚。これが「おうち焼肉」の鉄則です。

この機会におうち焼肉を楽しんでみてはいかが。

『SOCIEDAD GASTRONOMICA』では、毎週、料理人やグルメ・食材などの知識人たちが番組(秘密結社)に集い、最新の食についての世間話、世界の郷土料理について語り、時には食べ歩きをおこなう。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月30日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『SOCIEDAD GASTRONOMICA』
放送日時:毎週土曜 18時00分-18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sociedad/

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