J-WAVEの番組『ROPPONGI PASSION PIT』(ナビゲーター:DEAN FUJIOKA/三原勇希)。DEAN FUJIOKAが各界で活躍する情熱を持ったゲストを迎えて、「好きなもの」や、その「情熱」をテーマに、三原勇希と共に熱いトークを繰り広げるプログラムだ。
4月25日(土)のオンエアでは、放送作家として『笑っていいとも!』『SMAP×SMAP』『水曜日のダウンタウン』など数々のバラエティ番組に参加し、格闘家でもある大井洋一がゲストに登場。放送作家になったきっかけや、格闘家の魅力、自身の情熱のありかを語った。
■ラジオ番組の笑い声が気になって…
大井は1977年生まれ。東京都出身。大学1年のときに渋谷公園通り劇場で放送作家志望を訴え、そのまま業界入りをした。多くの番組を手がける中、2012年『BAZOOKA!!!』(BSスカパー!)の企画からアマチュア総合格闘技大会で格闘家デビュー。以後、戦える放送作家として活躍。2018年、「THE OUTSIDER 第52戦」では「THE OUTSIDER 55キログラム〜60キログラム級」王者に君臨。
大井が放送作家を目指したきっかけは「ラジオっ子だったから」だと語る。
大井:ラジオ番組って出演者以外に笑い声が聴こえてきますよね。
三原:しかもけっこう大きな声ですよね(笑)。
大井:そうそう。その笑い声って誰だろうと思ったら、放送作家が出演者の横に付いていることがわかって。好きなタレントとラジオをやって、その横で笑ってる人がそれでお金をもらえるってすごくいいなと思ったんですよね(笑)。
放送作家を目指した大井は、吉本興業の劇場でボランティアスタッフとして手伝っていたが、2カ月くらいで劇場がなくなってしまい途方に暮れていたところ、数々の人気番組を手掛けるディレクターのマッコイ斉藤と飲み屋で知り合い、そこから番組に呼んでもらえるようになったと、放送作家としての第一歩を振り返った。
■格闘技は「絶対に勝てない」と思う瞬間がすごくうれしい
一方、格闘家を始めるきっかけは、『BAZOOKA!!!』の会議でディレクターに言われた一言だったと明かす。
大井:「THE OUTSIDER」に出場する、ちょっとシュッとしたモデルの男の子がいたんですけど、ディレクターに「大井さん、あの男の子に勝てる?」って訊かれたんです。僕は昔、キックボクシングをやっていたこともあって「たぶん勝てると思いますよ」と答えたら、「じゃあ出場してよ」って言われて、番組の企画になり、格闘家としても走り出しました。
三原:格闘技の魅力とは?
大井:強い選手っているじゃないですか。その選手とたまに練習で一緒になったりすることがあるんです。スパーリングをしたときに、「これは絶対に勝てない」って思う瞬間がすごくうれしいんですよね。この人は天才だって。
DEANは格闘技ファンであり、自身も学生時代からボクシングをやっている。大井の話に、「なるほど!」と共感した。
大井:たとえばA選手とB選手がいて、世の中で「A選手とB選手が戦ったらどっちが強いのかな」と思われている場合、僕はその2選手とも戦ったことがあるからおそらくB選手のほうが強いよなってわかる。そういうファンとしてアドバンテージがあるというかね。
三原:あくまでファン目線なんですね。
大井:僕もいい歳なので「プレイヤーとしてここから誰よりも強くなってやる」という気持ちよりも、本当の強さを体感できることを楽しんでいますね。
DEAN:僕ももし世界の強い選手たちとスパーリングできるってなれば、めっちゃドキドキするしボコボコにされるのもわかっているけど、やらないよりはやりたいと思うかも知れない。だから大井さんの気持ちはすごくわかります。たとえば強い選手とスパーリングして一発殴られたら「この選手とやったんだけど、あれ回り込まれたらパンチが見えないから」って言える。それって格闘技ファンとして特権ですよね。今日はこんな話がしたかった(笑)。
■「なんでこんなことやってるんだろう?」ってところに熱意がある
大井は「生産性の低いところに情熱が宿る」と語る。
大井:はたから見たら「なんのためにそれをやっているんだろう」ということでも、やっている本人にはすごい熱があるんです。僕も「お金にならないのになんで格闘技をやってるの?」ってよく言われるけど、楽しいからやっていて、結果的にいろんなことが充実してくるので、すごくいいと思うんです。「なんでそれをやっているの?」っていう「なんで」は情熱でしかない。
三原:利益のためだけではないってことですよね。
大井:そうそう。お金や利益に対して熱意を持つ人ももちろんいると思うんですけど、「なんでこんなことをやってるんだろう?」って思いながらやっている人に熱意があって、それが面白い気がします。
DEANは「格闘技ファンですってことは誰でも言えちゃうけど、そこに飛び込んでそれを継続させているって情熱以外のなにものでもない」と大井の情熱のありかに共感していた。
番組では、好みのプロテインの話題で盛り上がり、DEANが「ストロベリー味が好み」だと語る場面も合った。
『ROPPONGI PASSION PIT』は、さまざまな人の“情熱”が集まり、重なり合い、さらに熱を増して燃え上がる場所。その熱い思いを電波に乗せて発信している。放送は土曜の23時から。次回もお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月2日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『ROPPONGI PASSION PIT』
放送日時:毎週土曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/passionpit/
4月25日(土)のオンエアでは、放送作家として『笑っていいとも!』『SMAP×SMAP』『水曜日のダウンタウン』など数々のバラエティ番組に参加し、格闘家でもある大井洋一がゲストに登場。放送作家になったきっかけや、格闘家の魅力、自身の情熱のありかを語った。
■ラジオ番組の笑い声が気になって…
大井は1977年生まれ。東京都出身。大学1年のときに渋谷公園通り劇場で放送作家志望を訴え、そのまま業界入りをした。多くの番組を手がける中、2012年『BAZOOKA!!!』(BSスカパー!)の企画からアマチュア総合格闘技大会で格闘家デビュー。以後、戦える放送作家として活躍。2018年、「THE OUTSIDER 第52戦」では「THE OUTSIDER 55キログラム〜60キログラム級」王者に君臨。
大井が放送作家を目指したきっかけは「ラジオっ子だったから」だと語る。
大井:ラジオ番組って出演者以外に笑い声が聴こえてきますよね。
三原:しかもけっこう大きな声ですよね(笑)。
大井:そうそう。その笑い声って誰だろうと思ったら、放送作家が出演者の横に付いていることがわかって。好きなタレントとラジオをやって、その横で笑ってる人がそれでお金をもらえるってすごくいいなと思ったんですよね(笑)。
放送作家を目指した大井は、吉本興業の劇場でボランティアスタッフとして手伝っていたが、2カ月くらいで劇場がなくなってしまい途方に暮れていたところ、数々の人気番組を手掛けるディレクターのマッコイ斉藤と飲み屋で知り合い、そこから番組に呼んでもらえるようになったと、放送作家としての第一歩を振り返った。
■格闘技は「絶対に勝てない」と思う瞬間がすごくうれしい
一方、格闘家を始めるきっかけは、『BAZOOKA!!!』の会議でディレクターに言われた一言だったと明かす。
大井:「THE OUTSIDER」に出場する、ちょっとシュッとしたモデルの男の子がいたんですけど、ディレクターに「大井さん、あの男の子に勝てる?」って訊かれたんです。僕は昔、キックボクシングをやっていたこともあって「たぶん勝てると思いますよ」と答えたら、「じゃあ出場してよ」って言われて、番組の企画になり、格闘家としても走り出しました。
三原:格闘技の魅力とは?
大井:強い選手っているじゃないですか。その選手とたまに練習で一緒になったりすることがあるんです。スパーリングをしたときに、「これは絶対に勝てない」って思う瞬間がすごくうれしいんですよね。この人は天才だって。
DEANは格闘技ファンであり、自身も学生時代からボクシングをやっている。大井の話に、「なるほど!」と共感した。
大井:たとえばA選手とB選手がいて、世の中で「A選手とB選手が戦ったらどっちが強いのかな」と思われている場合、僕はその2選手とも戦ったことがあるからおそらくB選手のほうが強いよなってわかる。そういうファンとしてアドバンテージがあるというかね。
三原:あくまでファン目線なんですね。
大井:僕もいい歳なので「プレイヤーとしてここから誰よりも強くなってやる」という気持ちよりも、本当の強さを体感できることを楽しんでいますね。
DEAN:僕ももし世界の強い選手たちとスパーリングできるってなれば、めっちゃドキドキするしボコボコにされるのもわかっているけど、やらないよりはやりたいと思うかも知れない。だから大井さんの気持ちはすごくわかります。たとえば強い選手とスパーリングして一発殴られたら「この選手とやったんだけど、あれ回り込まれたらパンチが見えないから」って言える。それって格闘技ファンとして特権ですよね。今日はこんな話がしたかった(笑)。
■「なんでこんなことやってるんだろう?」ってところに熱意がある
大井は「生産性の低いところに情熱が宿る」と語る。
大井:はたから見たら「なんのためにそれをやっているんだろう」ということでも、やっている本人にはすごい熱があるんです。僕も「お金にならないのになんで格闘技をやってるの?」ってよく言われるけど、楽しいからやっていて、結果的にいろんなことが充実してくるので、すごくいいと思うんです。「なんでそれをやっているの?」っていう「なんで」は情熱でしかない。
三原:利益のためだけではないってことですよね。
大井:そうそう。お金や利益に対して熱意を持つ人ももちろんいると思うんですけど、「なんでこんなことをやってるんだろう?」って思いながらやっている人に熱意があって、それが面白い気がします。
DEANは「格闘技ファンですってことは誰でも言えちゃうけど、そこに飛び込んでそれを継続させているって情熱以外のなにものでもない」と大井の情熱のありかに共感していた。
番組では、好みのプロテインの話題で盛り上がり、DEANが「ストロベリー味が好み」だと語る場面も合った。
『ROPPONGI PASSION PIT』は、さまざまな人の“情熱”が集まり、重なり合い、さらに熱を増して燃え上がる場所。その熱い思いを電波に乗せて発信している。放送は土曜の23時から。次回もお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年5月2日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『ROPPONGI PASSION PIT』
放送日時:毎週土曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/passionpit/