ドミコ、新作ミニアルバム『VOO DOO？ 』から『化けよ』が先行配信！ 彼らのこだわりの曲作りとは

【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：あっこゴリラ）のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。4月8日（水）のオンエアでは、ドミコの『化けよ』をピックアップ！


■ドミコの曲作りは、“ないもの探し”

2011年結成、さかしたひかる（Vo./Gt.）とDr.長谷川啓太（Dr.）からなる2人組のバンド・ドミコ。曲の中毒性だけではなく、メンバー2人のみで行われるライブでも、見た人を次々と虜にしている彼ら。SONAR TRAXになるのは2017年6月以来、2回目。

そんなドミコは、4月15日（水）にミニアルバム『VOO DOO？ 』をリリースする。そこからの先行配信曲『化けよ』が、SONAR TRAXにニューエントリー。番組では、さかしたの声を交えながら、改めてドミコについて掘り下げた。まずは、ドミコの曲作りについて、どんなものに影響を受けているのか伺った。

さかした：僕は基本的に本も映画も全く見ないです。影響を受けている音楽は、ニール・ヤング、キャロル・キング、アトラス・サウンド、ディア・ハンター、テン・イヤーズ・アフター、キャプテン・ビーフハートなど。基本的にドミコの曲は、その場その場で自分が聴いてきて、「この組み合わせはないな〜」とか「この言い回し・フレーズ・リフはないな」とか、ないものを探しているので、ある意味、自分が知らない・ワクワクするものを表現したいって感じですね。自分主体で、自分が面白いと思う視点で曲を書いているのかなと思います。


■インパクトを残せるような文字選びをした歌詞にも注目

では、SONAR TRAXになっている『化けよ』について教えてもらった。

さかした：ギターはエフェクターや機材でアルペジエーターを使って、その上にビブラートやいろんなエフェクトを重ねてリフを弾いて作りました。ビートは、ポストパンクっぽいものから作り始めたけど、最終的にレゲエのリズムとフィルのドラムのテイストに方向転換してできた曲です。

歌詞についてこだわった部分は？

さかした：歌詞についてはあまり断定しないように、どちらでも取れるというか、どんな気分の人が聴いてもその人なりに捉えられるようになっています。でも、言葉の字面的にはインパクトを残せるような文字選びとか、回りくどくならない程度の絶妙な言葉選びを自分の好きな言葉で選ぶように気をつけました。

【ドミコ『化けよ』をradikoで聴く】

最後に、『化けよ』も収録されているミニアルバム『VOO DOO？ 』について教えてもらった。

さかした：今回、今までと大きく違うのは、ドラムの音作りやアレンジ当て方への時間のかけ方が曲を作る上で一番長くかけるようになったことです。ちょっと前の話だから忘れてしまったけど……ギターは、今までは音を重ねるのが好きだったけど、そういったものを一から見直して“必要ないかも”とか、聴いてシンプルに、ダイレクトに聴こえる音選びをするように、それができるようになりました。

ミニアルバム『VOO DOO？ 』は、4月15日（水）にリリースされる。SONAR TRAXになっている『化けよ』以外に、もう一曲『びりびりしびれる』も配信リリースされているので、こちらもチェックしながら来週のリリースを楽しみに待ちたい。

ちなみに、ミニアルバム『VOO DOO？ 』はタワーレコード、そしてFLAKE RECORDSでの限定リリースとなっている。


【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時－23時55分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/