J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。3月26日(木)のオンエアでは、「副業」に注目。副業の種類やメリット、注意点は? 「副業アカデミー」代表・小林昌裕さんが解説した。
■人気がある副業は?
「働き方改革」の一環として、副業が「原則禁止」から「原則容認」に変更となり2年が経過。小林さんによると、副業を持つ人は増加傾向にあるそうだ。何をしている人が多いのだろうか。
小林:本格的に稼ぎたいという方は、リスクは高いですが株式投資や外国為替の売買をおこなっていますね。
サッシャ:そういったことも副業に入るのでしょうか?
小林:投資なんですけど、収入を増やすための手段としてやっている方はいます。あとは不動産の大家さんとか。ただ、やはりリスクが大きいじゃないですか。そういったことが怖い人は、ライティングや自身の趣味を教える講師を副業にしています。自分のスキルだけでできるのでリスクが低く始めやすい、人気の仕事です。
サッシャ:なるほど。夜の時間や週末を使って副業をするイメージですね。
小林:そうですね。本業じゃない時間帯を使って、30分~1時間ぐらいでできるもの。まずは月1~3万円ぐらい収入を増やすところからスタートです。慣れてくると本格的に仕事をする人もいますね。
増井:スキルがなくてもできる副業というのはありますか?
小林:アンケートに答えたり、映像作品のエキストラなどがあります。
増井:収入を増やす以外にも、副業のメリットはありますか?
小林:本業に加えて副業の人間関係も増えるので、自分の価値観が変わったりビジネスチャンスに出会えたりします。あとは、スキルアップにも繋がります。事務処理やタイムマネージメント能力を高めることで、本業を加速させるために副業をする人もいます。
サッシャ:そういう目的で副業される方もいるんですね。
小林:自分の市場価値を上げるための副業ですね。
サッシャ:キャリアや将来を考えている方が多いということですね。
■副業のデメリット
副業によってはデメリットが生じる可能性もある。過重労働になって体調を崩してしまったり、勉強しないまま副業にお金を投じ過ぎて逆に損をしてしまったり。さらに、「副業難民」になるケースも。
サッシャ:「副業難民」とはどういう意味でしょうか?
小林:会社から副業の許可は出ているけれど、「何を副業すればいいのかわからない」という方を指します。わからないから怪しいビジネスに手を出してしまうケースもありますね。
サッシャ:そういった方を狙った悪徳企業がいそうですね。
小林:そうですね。勢いだけで副業をはじめるのは推奨しません。
増井:うまい話はないって言いますものね。
小林:コツコツすることが大切です。副業って軽い気持ちではじめるイメージがあると思うんですけど、本業と同じ意識でやっていけば大きな失敗は起きにくいと思います。
サッシャ:いきなり大きな収入を求めないということが大切ですね。
■自分に合う副業選び
向いている仕事は人によって違う。副業でも、それは同じだ。どんなことをポイントに選べばいいのだろうか。
小林:人によってリスクを取れる範囲が異なるので、自分の価値観や使える予算、ご家族の理解などを考えることも重要です。ラクして稼げるほうに意識が向いてしまうのですが、そうすると悪意のある人が寄ってきてしまう恐れがあります。ストイックかもしれないですが、「努力して力をつけること」を意識して副業に向き合えば、リスクが少なく自分の実績を積み上げることができます。
サッシャ:苦労を苦労と感じない副業がいいかもしれませんね。
小林:そうですね。楽しかったりワクワクしたりする仕事なら、大変だったり苦労するような場面でも乗り越えていけると思います。それが理想ですね。 ま
■企業が注意すべきこと
副業を許可することで、企業側が注意すべき点はあるのだろうか。「今後こうなったらいいな」という小林さんの希望を前提として語ってもらった。
小林:副業の目的や続ける期間を企業側が管理・把握することが大切です。あとは、やっていい副業とやってはいけない副業を明確にする。本業に支障や影響が出てしまうのはいけないことですよね。
サッシャ:たしかに。競合他社と副業はダメですよね。
小林:そうです。きちんとルールや規制を決めた上で副業を許可する。認定型副業を設けることで、従業員さんも安心して働けるし、退職率も下がると思います。新たな人材を雇用する際もメリットになると思います。今の時代は、正しくオープンに副業を解禁する企業がさらに求められる時代になると思います。
サッシャ:能動的にするほうが企業側としてもやりやすいということですね。
小林さんが代表を務める「副業アカデミー」では、企業に副業の情報、サービスを提供していくとのこと。気になる人は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースをその裏側から光を当て、様々な視点から紹介する。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
■人気がある副業は?
「働き方改革」の一環として、副業が「原則禁止」から「原則容認」に変更となり2年が経過。小林さんによると、副業を持つ人は増加傾向にあるそうだ。何をしている人が多いのだろうか。
小林:本格的に稼ぎたいという方は、リスクは高いですが株式投資や外国為替の売買をおこなっていますね。
サッシャ:そういったことも副業に入るのでしょうか?
小林:投資なんですけど、収入を増やすための手段としてやっている方はいます。あとは不動産の大家さんとか。ただ、やはりリスクが大きいじゃないですか。そういったことが怖い人は、ライティングや自身の趣味を教える講師を副業にしています。自分のスキルだけでできるのでリスクが低く始めやすい、人気の仕事です。
サッシャ:なるほど。夜の時間や週末を使って副業をするイメージですね。
小林:そうですね。本業じゃない時間帯を使って、30分~1時間ぐらいでできるもの。まずは月1~3万円ぐらい収入を増やすところからスタートです。慣れてくると本格的に仕事をする人もいますね。
増井:スキルがなくてもできる副業というのはありますか?
小林:アンケートに答えたり、映像作品のエキストラなどがあります。
増井:収入を増やす以外にも、副業のメリットはありますか?
小林:本業に加えて副業の人間関係も増えるので、自分の価値観が変わったりビジネスチャンスに出会えたりします。あとは、スキルアップにも繋がります。事務処理やタイムマネージメント能力を高めることで、本業を加速させるために副業をする人もいます。
サッシャ:そういう目的で副業される方もいるんですね。
小林:自分の市場価値を上げるための副業ですね。
サッシャ:キャリアや将来を考えている方が多いということですね。
■副業のデメリット
副業によってはデメリットが生じる可能性もある。過重労働になって体調を崩してしまったり、勉強しないまま副業にお金を投じ過ぎて逆に損をしてしまったり。さらに、「副業難民」になるケースも。
サッシャ:「副業難民」とはどういう意味でしょうか?
小林:会社から副業の許可は出ているけれど、「何を副業すればいいのかわからない」という方を指します。わからないから怪しいビジネスに手を出してしまうケースもありますね。
サッシャ:そういった方を狙った悪徳企業がいそうですね。
小林:そうですね。勢いだけで副業をはじめるのは推奨しません。
増井:うまい話はないって言いますものね。
小林:コツコツすることが大切です。副業って軽い気持ちではじめるイメージがあると思うんですけど、本業と同じ意識でやっていけば大きな失敗は起きにくいと思います。
サッシャ:いきなり大きな収入を求めないということが大切ですね。
■自分に合う副業選び
向いている仕事は人によって違う。副業でも、それは同じだ。どんなことをポイントに選べばいいのだろうか。
小林:人によってリスクを取れる範囲が異なるので、自分の価値観や使える予算、ご家族の理解などを考えることも重要です。ラクして稼げるほうに意識が向いてしまうのですが、そうすると悪意のある人が寄ってきてしまう恐れがあります。ストイックかもしれないですが、「努力して力をつけること」を意識して副業に向き合えば、リスクが少なく自分の実績を積み上げることができます。
サッシャ:苦労を苦労と感じない副業がいいかもしれませんね。
小林:そうですね。楽しかったりワクワクしたりする仕事なら、大変だったり苦労するような場面でも乗り越えていけると思います。それが理想ですね。 ま
■企業が注意すべきこと
副業を許可することで、企業側が注意すべき点はあるのだろうか。「今後こうなったらいいな」という小林さんの希望を前提として語ってもらった。
小林:副業の目的や続ける期間を企業側が管理・把握することが大切です。あとは、やっていい副業とやってはいけない副業を明確にする。本業に支障や影響が出てしまうのはいけないことですよね。
サッシャ:たしかに。競合他社と副業はダメですよね。
小林:そうです。きちんとルールや規制を決めた上で副業を許可する。認定型副業を設けることで、従業員さんも安心して働けるし、退職率も下がると思います。新たな人材を雇用する際もメリットになると思います。今の時代は、正しくオープンに副業を解禁する企業がさらに求められる時代になると思います。
サッシャ:能動的にするほうが企業側としてもやりやすいということですね。
小林さんが代表を務める「副業アカデミー」では、企業に副業の情報、サービスを提供していくとのこと。気になる人は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースをその裏側から光を当て、様々な視点から紹介する。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone