日記を綴るM
劇団「ゴジゲン」の主宰である松居大悟がナビゲートする、J-WAVEで放送中の『JUMP OVER』。一日の中で、人間の創造意欲が最も掻き立てられる“クリエイティブ・タイム”ともいわれる丑三つ時に、リスナーとともに、局を、メディアを、業界を、あらゆる境界線を超えていくプロジェクトだ。昨年は、番組発の舞台『みみばしる』も成功させた。
そんな同番組は、「そんなことより、松居さん」という女性の呼びかけと松居のトークから始まる。会話をしているのは、もともと『JUMP OVER』のプロデューサーだったJ-WAVE社員の「M」だ。月末には、Mが綴った個人的な日記を松居が読み上げるという恒例コーナーも。2019年3月までは「プロデューサーMの憂鬱」として、以降は部署異動により「営業部Mの憂鬱」としてお届けしてきた。
しかし、3月末をもってMがJ-WAVEを退社。3月27日（木）のオンエアが、J-WAVE社員として最後の日記となった。
■「こんなにもがむしゃらに、魂を込めて向き合えた日々はなかった」
＜新卒でJ-WAVEに入社して丸七年、ずっと日記をつけてきました。書くことは、その日にあったこと、思ったこと、どうでもよい愚痴、弱音など、本当に他愛もないことです。それがまさかJ-WAVEの番組で読まれるようになるとは思うはずもなく。
2017年秋、当時の上司に「おまえ、松居くんと年が近いから、このプロジェクトをやれ」と、なかなか強引に、舞台『みみばしる』を担当することになり、この番組のプロデューサーになりました。
「そんなことより松居さん」と言い始めて、およそ2年。自分で言うのもなんですが、こんなにもがむしゃらに、魂を込めて向き合えた日々はなかったと思います。振り返ると涙が出そうなのでここでは言わないし、これからも日記は書き続けるので、編成のOKが出れば、定期的に日記を提出します。もしNGだったら、イチリスナーのメールというテイでいきましょう。
とにかく今日は、いったん区切りとして、リスナーのみなさま、『JUMP OVER』、『みみばしる』に関わったすべての方々。たぶんまたどこかで会える気がしてならないので、さよならは言いません。#感謝！＞
■Mからリスナーへ「#感謝しかない」
きのこ帝国『桜が咲く前に』が流れたあと、M本人が登場した。
松居：今、曲が流れているときにスタジオに入ってきたじゃない。大きい声で「わー！」って言って、後ろ向いて一息ついて、ちょっと泣いてたでしょ。
M：え？ ぜんぜん泣いてないですよ！
松居：いやいや、やめよ。サバサバしてるのが私とかそういうのいいから（笑）。
M：（笑）。
『JUMP OVER』とMが今後どう関わっていくかは未定だが、これからも番組に日記を送るつもりであることと、「なんとなくまたここに来る気がして、さびしくないというか。図々しさを最後に発揮しています」と話した。冒頭のトークや「M日記」を振り返り、「日記書き続けてよかったなと思ったんですよ」とMは語る。
M：松居さんにおもしろがっていただいて。こんなアラサーの憂鬱の日々を晒し続けて……これが松居さんの脚本の足しになったとはさらさら思ってないですけど。
松居：そっか、最初は舞台『みみばしる』の脚本の参考にするためというテイだったもんね。
M：ぜんぜん参考になってないと思うんです。
松居：あっはは（笑）。むしろリスナーからのメッセージのほうが参考になってるからね。
M：でも、リスナーの方々と繋がれたりとか、『みみばしる』の日々を思い出すと、「#感謝」しかないですね。
松居：M日記が終わりそうになったときも、Twitterで「100RT」したら検討しますと言ったら、すぐいったもんね。
M：あれはびっくりしました。
松居：すごいよね。俺も「M日記の人、どういう人なの？」って訊かれるもん。まず俺のことを訊けよと思うんだけど（笑）。
M：（笑）。
「これからもがんばっていきましょう」とトークを締めくくったふたり。『JUMP OVER』は4月から3年目に突入する。今後、どんな境界を超えていくのか？ リスナーと作り上げていく同番組に期待することを、ぜひメッセージを送ってほしい。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月7日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『JUMP OVER』
放送日時：木曜 26時-26時30分
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/
そんな同番組は、「そんなことより、松居さん」という女性の呼びかけと松居のトークから始まる。会話をしているのは、もともと『JUMP OVER』のプロデューサーだったJ-WAVE社員の「M」だ。月末には、Mが綴った個人的な日記を松居が読み上げるという恒例コーナーも。2019年3月までは「プロデューサーMの憂鬱」として、以降は部署異動により「営業部Mの憂鬱」としてお届けしてきた。
しかし、3月末をもってMがJ-WAVEを退社。3月27日（木）のオンエアが、J-WAVE社員として最後の日記となった。
■「こんなにもがむしゃらに、魂を込めて向き合えた日々はなかった」
＜新卒でJ-WAVEに入社して丸七年、ずっと日記をつけてきました。書くことは、その日にあったこと、思ったこと、どうでもよい愚痴、弱音など、本当に他愛もないことです。それがまさかJ-WAVEの番組で読まれるようになるとは思うはずもなく。
2017年秋、当時の上司に「おまえ、松居くんと年が近いから、このプロジェクトをやれ」と、なかなか強引に、舞台『みみばしる』を担当することになり、この番組のプロデューサーになりました。
「そんなことより松居さん」と言い始めて、およそ2年。自分で言うのもなんですが、こんなにもがむしゃらに、魂を込めて向き合えた日々はなかったと思います。振り返ると涙が出そうなのでここでは言わないし、これからも日記は書き続けるので、編成のOKが出れば、定期的に日記を提出します。もしNGだったら、イチリスナーのメールというテイでいきましょう。
とにかく今日は、いったん区切りとして、リスナーのみなさま、『JUMP OVER』、『みみばしる』に関わったすべての方々。たぶんまたどこかで会える気がしてならないので、さよならは言いません。#感謝！＞
#感謝 !!!!!!!!!! M #jumpover813
— J-WAVE 『JUMP OVER』 (@JUMPOVER813) March 26, 2020
■Mからリスナーへ「#感謝しかない」
きのこ帝国『桜が咲く前に』が流れたあと、M本人が登場した。
松居：今、曲が流れているときにスタジオに入ってきたじゃない。大きい声で「わー！」って言って、後ろ向いて一息ついて、ちょっと泣いてたでしょ。
M：え？ ぜんぜん泣いてないですよ！
松居：いやいや、やめよ。サバサバしてるのが私とかそういうのいいから（笑）。
M：（笑）。
『JUMP OVER』とMが今後どう関わっていくかは未定だが、これからも番組に日記を送るつもりであることと、「なんとなくまたここに来る気がして、さびしくないというか。図々しさを最後に発揮しています」と話した。冒頭のトークや「M日記」を振り返り、「日記書き続けてよかったなと思ったんですよ」とMは語る。
M：松居さんにおもしろがっていただいて。こんなアラサーの憂鬱の日々を晒し続けて……これが松居さんの脚本の足しになったとはさらさら思ってないですけど。
松居：そっか、最初は舞台『みみばしる』の脚本の参考にするためというテイだったもんね。
M：ぜんぜん参考になってないと思うんです。
松居：あっはは（笑）。むしろリスナーからのメッセージのほうが参考になってるからね。
M：でも、リスナーの方々と繋がれたりとか、『みみばしる』の日々を思い出すと、「#感謝」しかないですね。
松居：M日記が終わりそうになったときも、Twitterで「100RT」したら検討しますと言ったら、すぐいったもんね。
M：あれはびっくりしました。
松居：すごいよね。俺も「M日記の人、どういう人なの？」って訊かれるもん。まず俺のことを訊けよと思うんだけど（笑）。
M：（笑）。
「これからもがんばっていきましょう」とトークを締めくくったふたり。『JUMP OVER』は4月から3年目に突入する。今後、どんな境界を超えていくのか？ リスナーと作り上げていく同番組に期待することを、ぜひメッセージを送ってほしい。
【JUMPOVER3年目突入に向けて✉️募集中】
— J-WAVE 『JUMP OVER』 (@JUMPOVER813) March 27, 2020
『3年目やっていってほしいこと』『やりたいこと』3年目はしっかり考えていきたいので、企画やコーナーのアイディア、意見、普通のおたより✉️jumpover@j-wave.co.jpもしくはTwitterでお待ちしてます！明日の夕方までにあると喜びます！ #jumpover813 #jwave https://t.co/BHuFQdiUX3
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月7日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『JUMP OVER』
放送日時：木曜 26時-26時30分
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/