J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「ROAD TO INNOVATION」。3月6日(金)のオンエアでは、お笑いトリオ、ダチョウ倶楽部のリーダー・肥後克広がゲストに登場。「聞いてないよぉ」「くるりんぱ」など、ダチョウ倶楽部のギャグの裏側を明かした。
■「聞いてないよぉ」から見る、ギャグの周期
川田が「ダチョウ倶楽部がお笑いの世界でやってきたことは、まさにイノベーションだ」と絶賛すると、肥後は「そうですかね」と謙遜した。これまでに多くのギャグを世に送り出してきた彼らに対して、川田はある疑問があるようで……。
川田:最近のダチョウ倶楽部の活動で、「聞いてないよぉ」のギャグを聞いてない気がするんですけど、ギャグのサイクルってあるんですか?
肥後:周期みたいなものはありますね。「聞いてないよぉ」は1993年の流行語大賞に選ばれたんです。その当時はいいんですけど、翌年になると「何か別のギャグはありませんか?」「新しいギャグはなんですか?」って必ず訊かれるんです。別に流行語大賞を狙って獲ったわけではないのに「新作は?」って言われるから、ギャグを延々と作り続けていて、そんなときに「聞いてないよぉ」をやると「まだやってるの?」ってイメージになるんですよ。不思議ですよね。その周期がグルッと回って最近またちょっとウケ出すようになるというね。
川田:そうですよね。今また聞きたいです。
肥後:あはは! おいおい、聞いてないよぉ!
川田:やってくれた(笑)。ありがとうございます。
■「くるりんぱ」は照れ隠しから生まれた
続けて川田は、ダチョウ倶楽部のメンバー・上島竜兵の繰り出す帽子を使ったギャグ「くるりんぱ」についての疑問を投げかけた。
川田:「くるりんぱ」をやりはじめるときって、ダチョウ倶楽部のメンバーが集まって、上島さんが「このギャグをやりたいんだ」って言うんですか?
肥後:そうです。上島さんが帽子を叩きつけて「訴えてやる!」とか「殺す気か!」と叫ぶキレ芸があって、そこで一笑い起きたあとに、自ら床の帽子を拾ってかぶるのが恥ずかしいって話になったんです(笑)。僕らは「そこは気にならないんじゃない?」と言ったけど、上島さんは気になるみたいで「実は『くるりんぱ』って言いながら帽子をかぶるギャグがあるんだ」「これをやってみたい」と提案してくれました。
川田:「くるりんぱ」は照れ隠しだったんですね(笑)。
肥後:そう、照れ隠し。最初は「くるりんぱ」をしてもポカーンとされたから、僕が「バカ野郎!」ってツッコんだりして、いろんなことをやっているうちに、だんだん定着していきました。上島さんは「くるりんぱ、ぱー」まで入れてほしいんですって(笑)。これが正式みたいです。
数年前、肥後は上島から「実は『くるりんぱ』はパクりだった」とカミングアウトされたという。
肥後:上島さんが中学生くらいの頃に流れてた学生服のCMで、中学生の男の子が「くるりんぱ」って帽子をかぶっていた姿が、上島さんの引き出しに入っていたみたいなんです。
川田:へえ。でも、今となっては上島さんのものですよね。
■肥後「原動力はお客さんの笑顔」
肥後の数あるモノマネのレパートリーに「写真家・荒木経惟」を見つけて驚いたと川田は話す。
肥後:アラーキー(荒木経惟)は、カメラマン三人衆っていうネタで、ピンクレディーさんの『カメレオン・アーミー』の替え歌で、アラーキーと加納典明さんと篠山紀信さんのモノマネを番組でやりましたね。
川田:ネタ込みで荒木さんのモノマネをやっていたんですね。ちなみに、モノマネレパートリーに「クリス・ペプラー」もありました。
肥後:「J-WAVEをお聴きのみなさん、クリス・ペプラーです。シャツのボタンは3つまで開けてますね」
川田:(笑)。
肥後:クリスさんのことが好きだからモノマネをしました。
川田:J-WAVEでやってくれて、ありがとうございます(笑)。
最後に、肥後は自身の原動力について「お客さんの笑顔」と答えた。
肥後:ぶっちゃけ、「今日も2回公演かー」とか、仕事をやりたくないときもあるんですよ(笑)。でも、出番が来てお客さんの笑顔を見ると、「よし!」ってスイッチが入るんですよね。やっぱり原動力は笑顔ですね。
川田の笑い声が響き渡る、笑いの絶えない放送となった。番組では他にも、肥後がお笑い芸人になる前に働いていたデザイン事務所時代を語る場面もあった。radikoで聴いてほしい。
各界のイノベーターやクリエイターを迎えて仕事へのこだわりや、描く未来について語り合う「ROAD TO INNOVATION」は毎週金曜日の20時25分ごろからオンエア。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月13日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
■「聞いてないよぉ」から見る、ギャグの周期
川田が「ダチョウ倶楽部がお笑いの世界でやってきたことは、まさにイノベーションだ」と絶賛すると、肥後は「そうですかね」と謙遜した。これまでに多くのギャグを世に送り出してきた彼らに対して、川田はある疑問があるようで……。
川田:最近のダチョウ倶楽部の活動で、「聞いてないよぉ」のギャグを聞いてない気がするんですけど、ギャグのサイクルってあるんですか?
肥後:周期みたいなものはありますね。「聞いてないよぉ」は1993年の流行語大賞に選ばれたんです。その当時はいいんですけど、翌年になると「何か別のギャグはありませんか?」「新しいギャグはなんですか?」って必ず訊かれるんです。別に流行語大賞を狙って獲ったわけではないのに「新作は?」って言われるから、ギャグを延々と作り続けていて、そんなときに「聞いてないよぉ」をやると「まだやってるの?」ってイメージになるんですよ。不思議ですよね。その周期がグルッと回って最近またちょっとウケ出すようになるというね。
川田:そうですよね。今また聞きたいです。
肥後:あはは! おいおい、聞いてないよぉ!
川田:やってくれた(笑)。ありがとうございます。
■「くるりんぱ」は照れ隠しから生まれた
続けて川田は、ダチョウ倶楽部のメンバー・上島竜兵の繰り出す帽子を使ったギャグ「くるりんぱ」についての疑問を投げかけた。
川田:「くるりんぱ」をやりはじめるときって、ダチョウ倶楽部のメンバーが集まって、上島さんが「このギャグをやりたいんだ」って言うんですか?
肥後:そうです。上島さんが帽子を叩きつけて「訴えてやる!」とか「殺す気か!」と叫ぶキレ芸があって、そこで一笑い起きたあとに、自ら床の帽子を拾ってかぶるのが恥ずかしいって話になったんです(笑)。僕らは「そこは気にならないんじゃない?」と言ったけど、上島さんは気になるみたいで「実は『くるりんぱ』って言いながら帽子をかぶるギャグがあるんだ」「これをやってみたい」と提案してくれました。
川田:「くるりんぱ」は照れ隠しだったんですね(笑)。
肥後:そう、照れ隠し。最初は「くるりんぱ」をしてもポカーンとされたから、僕が「バカ野郎!」ってツッコんだりして、いろんなことをやっているうちに、だんだん定着していきました。上島さんは「くるりんぱ、ぱー」まで入れてほしいんですって(笑)。これが正式みたいです。
数年前、肥後は上島から「実は『くるりんぱ』はパクりだった」とカミングアウトされたという。
肥後:上島さんが中学生くらいの頃に流れてた学生服のCMで、中学生の男の子が「くるりんぱ」って帽子をかぶっていた姿が、上島さんの引き出しに入っていたみたいなんです。
川田:へえ。でも、今となっては上島さんのものですよね。
■肥後「原動力はお客さんの笑顔」
肥後の数あるモノマネのレパートリーに「写真家・荒木経惟」を見つけて驚いたと川田は話す。
肥後:アラーキー(荒木経惟)は、カメラマン三人衆っていうネタで、ピンクレディーさんの『カメレオン・アーミー』の替え歌で、アラーキーと加納典明さんと篠山紀信さんのモノマネを番組でやりましたね。
川田:ネタ込みで荒木さんのモノマネをやっていたんですね。ちなみに、モノマネレパートリーに「クリス・ペプラー」もありました。
肥後:「J-WAVEをお聴きのみなさん、クリス・ペプラーです。シャツのボタンは3つまで開けてますね」
川田:(笑)。
肥後:クリスさんのことが好きだからモノマネをしました。
川田:J-WAVEでやってくれて、ありがとうございます(笑)。
最後に、肥後は自身の原動力について「お客さんの笑顔」と答えた。
肥後:ぶっちゃけ、「今日も2回公演かー」とか、仕事をやりたくないときもあるんですよ(笑)。でも、出番が来てお客さんの笑顔を見ると、「よし!」ってスイッチが入るんですよね。やっぱり原動力は笑顔ですね。
川田の笑い声が響き渡る、笑いの絶えない放送となった。番組では他にも、肥後がお笑い芸人になる前に働いていたデザイン事務所時代を語る場面もあった。radikoで聴いてほしい。
J-WAVE「INNOVATION WORLD」本日のゲスト・ダチョウ倶楽部の肥後克広さんと!
— INNOVATION WORLD / イノフェス (@iworld813) March 6, 2020
肥後さんは来月から「タクフェス 春のコメディ祭!『仏の顔も笑うまで』」に出演。東京公演 4月22日(水)~4月29日(水)ほか、日程は公式サイトにて!https://t.co/UoJZFhiifm#jwave #iw813 pic.twitter.com/HcTuuoUGtH
各界のイノベーターやクリエイターを迎えて仕事へのこだわりや、描く未来について語り合う「ROAD TO INNOVATION」は毎週金曜日の20時25分ごろからオンエア。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月13日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
関連記事
- 乃木坂46・池田瑛紗、藝大への進学を諦めずにいられた「後押し」とは? 広がる活動への想いを聞く
- ダイソン、27億5000万ポンド(約4372億円)投じて技術開発! 「野望」を同社の女性エンジニアに聞く
- ラジオのリスナーへの感謝をNFTに! 新サービス「J-WAVE LISTEN+」はどんな仕組み?
- スポーツで地域はどのように拡張できる? Jリーグ 京都サンガF.C.のフロントスタッフと語るオンライン講義を実施!学生5名様をご招待 乃木坂46 早川聖来も参加
- テクノロジーで身体はどう変化する?身体の不思議やテクノロジーがもたらす可能性に迫るオンライン講義に学生5名様をご招待!乃木坂46 早川聖来も参加