松室政哉「めちゃくちゃチキン揚げていました」 上京後、バイト時代に作った曲をリリース

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。3月3日(火)のオンエアでは、ミュージシャン・松室政哉が登場。新作EPの紹介や、ショートフィルムに出演したエピソードを語った。


■上京した頃に作曲した曲を音源化

松室は、3枚目のEPである『ハジマリノ鐘』を3月11日(水)にリリース。表題曲は、ライブだけで披露されていた楽曲であったものを音源化したものだという。楽曲にまつわるエピソードを、松室が明かした。

西沢:『ハジマリノ鐘』は新曲ではないんですね?
松室:そうなんですよ。2010年ぐらいに上京したんですけど、その頃に作った曲です。
西沢:なぜ今まで音源化しなかったんですか?
松室:ライブで歌うことで、完結してきた曲だったんですね。だけど今回、新しいCDを出すとなったときに、パーソナルな部分を出そうと思いまして。自分はシンガーソングライターなんですけど、今まで自分自身の曲を歌ってきていなくて。どこか俯瞰した視点でストーリーを描いていたんですね。パーソナルな部分を意識してみたら、ずっと歌ってきた『ハジマリノ鐘』が、自分の気持ちや感情に一番近いと感じたんです。
西沢:気持ちというのは、上京してきて日々不安を抱きながらも、将来のことを考えているような?
松室:そうですね。東京に来たとしても、結局見えているのって自分の周りの小さな世界じゃないですか。そこがきちんと見えていないと、次のステップに進んだり、新しいものを作ることができないなと思っています。そんなことを考えながら、作った曲ですね。
西沢:その頃って、コンビニの店員さんをやっていそうだよね。
松室:僕、コンビニの店員やっていましたよ。めちゃくちゃチキン揚げていましたよ。
西沢:(笑)。安心感あるよね。レジ打ちも速そうだしね。応対も丁寧なイメージがある。『ハジマリノ鐘』を作っていた時期の話ですか?
松室:そうです。まさに、バイトをしているときに作った曲です。


■いろんな制服が似合いそう!?

松室は2020年1月に公開されたショートフィルム『ボクと君』で、劇中の楽曲を製作。映画での出演も果たしたという。

松室:中学校の先生を演じました。初めての体験でした。
西沢:俺としては、『ハジマリノ鐘』のミュージックビデオで、コンビニ店員を演じてほしかったな。
松室:そうですね。今後の『ハジマリノ鐘』を使った企画では、働いていたコンビニで何か考えてみます。
西沢:ライブのオープニング映像で、コンビニ店員の頃の映像を流すとかね。
松室:いいですね! 面白いです。
西沢:「僕の原点はここです!」って言ってね。
松室:僕、めちゃくちゃ制服似合いますよ。
西沢:あとね、ガソリンスタンドの店員も似合うと思うよ。
松室:着てみたいなー!
西沢:ライブでもいろんな店員の制服着るの、いいかもね。
松室:面白いなあ。やってみたい。

松室の最新情報は、公式サイトにて。

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』は、毎週月曜から木曜の16時30分から19時まで放送中。次回もお楽しみに。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年3月10日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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