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ANTENA、楽曲『Ephemeral』はファンへのラブコール

ANTENA、楽曲『Ephemeral』はファンへのラブコール

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。1月14日(火)のオンエアでは、ANTENAの『Ephemeral』をピックアップ!


■2019年は、バンドとして確かな一歩を踏めた1年

2011年、宮城県仙台市で結成した4ピースロックバンド・ANTENA。メンバーは、渡辺涼(Vo./Gt./Key.)、池田晃一(Gt./Key./Cho.)、鈴木克弘(Ba./Cho.)、本田尚史(Dr./Cho.)の4人。

SONAR TRAXには、去年1月にリリースされたミニアルバム『深い深い青』の中に収録された『ラヴラヴラヴ』から1年ぶり、2度目の選出となる。そのときは活動休止から活動再開のタイミングだった。新たなスタートとなった2019年は、どんな1年だったのか。

鈴木:1年間の休止中に待っていてくれた人たちの愛情を感じながら、ちゃんと成長できたかなって思います。
渡辺:うん。アルバム『深い深い青』を出してから、あきらかにバンドがちゃんと進んでくれたというか、それこそSONAR TRAXに『ラヴラヴラヴ』が選ばれた後は反応がすごく大きかったよね。『SAISON CARD TOKIO HOT 100』でも、けっこう上位の方までラインクインして、「『SONAR MUSIC』をきっかけにライブに行きます」っていう人もいたりして……2019年はほんと、ANTENAにとってバンドとして確かな一歩を踏めた1年になったと思います。


■『Ephemeral』に込められた想い

J-WAVE SONAR TRAXに選ばれた『Ephemeral』は、もともとレコーディング候補ではなかったそうだ。

渡辺:『風吹く方へ』というアルバムを作るにあたって、別の曲のラインナップが揃っていた状態で、「もっと曲ほしいな」と思って作った曲が『Ephemeral』です。レコーディングぎりぎりくらいから、みんなで根詰めながらアレンジの練習したりしました。

続けて、『Ephemeral』というタイトルに込められた想いも明かす。

渡辺:「Ephemeral=儚い、短命」という意味です。活動再開したときに『深い深い青』という曲を出して、そのときは「不安と期待」という裏と表の意味を込めました。その「不安と期待」ということですら、自分が一大事として思っていた感情も、過ぎてしまえば意外と儚かったり、あっという間で。苦しいことも嬉しいことも、結局過ぎていってしまうことだからこそ、今感じる感情を大事にしようという気持ちで作った曲が、この『Ephemeral』です。

この曲は、自分たちからファンやリスナーのみなさんへのラブコールでもあると渡辺は話す。「グッドミュージックで、サウンドはANTENAらしいリズムが心地よくてノれるんだけど、ちょっと切なさも残っているような曲になっている。何回も聴いてもらいたい」と続けた。

【ANTENA『Ephemeral』を聴く】

ANTENAは、1stフルアルバム『風吹く方へ』を引っ提げて、全国5カ所を回るリリースツアーを開催する。ファイナルは、6月28日(日)に東京・渋谷「WWWX」でのワンマンライブ。2月にも「WWW」でワンマンライブがあるが、こちらはSOLD OUTとなっている。最後に「去年以上に自分たちの足をもっともっと遠くに伸ばせるような活動をしていきたいなと思っています」と2020年の目標を語った。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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