J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。11月30日(土)のオンエアでは、シンガーソングライターの山崎まさよしが登場。ニューヨークでの思い出について語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
■友人の事故がアルバム制作のきっかけに
世界には特徴のある街がたくさんあるなかで、まさにオンリーワンの存在感を持つ街、アメリカ・ニューヨーク。ファッション、演劇、アート、グルメ、スポーツ……さまざまな分野での夢を持った人々が集まるニューヨークは、創作活動をする人間にとっては特別な街と言える。山崎はそんなニューヨークで経験した、とあるきっかけからアルバム制作に着手することになったという。
葉加瀬:一番初めのニューヨークはいつぐらい?
山崎:2001年ですかね。僕はアルバムを作るつもりではなかったんですけど、(当時は)時期的に「顔を指される」ときだったんです。そのときにニューヨーク在住の、カメラマン兼プロデュースをしている友人が「ニューヨークだったら誰もおまえのことを知らないから、ちょっとゆっくりしないか」っていう。
葉加瀬:リラックスした旅だった?
山崎:最初はそうですね。ところが、いざ行くぞというときに、その呼んでくれた彼がバイクの事故にあったんです。すぐにお見舞いに行きたかったので、時期を早めて行きました。けっこう、バイク事故が重症と言いますか、いわゆる半身不随じゃないですけども完全に動かない状態だったので、急遽ニューヨークで彼のため……ではないんですけど、アルバムをニューヨークで制作して。
葉加瀬:1つのアクシデントから始まったとはいえ、そういう物語がスタートした感じですよね。
山崎:そうですね。僕は海外レコーディングというのをやる気はそこまでなかったんですけど、部屋を借りて作曲をしました。
葉加瀬:どのぐらいの時間かかったんですか?
山崎:足掛け半年ぐらいになりましたね。いろいろCMの仕事で日本に帰ったりして、行き来がありながらですから。
■ニューヨーク独特の「匂い」
葉加瀬はニューヨークを「大好き」と豪語。その特徴の1つは「匂い」だとして、会話が盛り上がった。
葉加瀬:住むとワクワクしません?
山崎:けっこう上のほうの高い階のアパートを借りていたんですけど、下に降りたら店が変わってたりするんですよ。
葉加瀬:(笑)。
山崎:「あれ? こんなのできてる」とか、店構えとかがすごく変わってて。 葉加瀬:街の独特の匂いがあるじゃないですか。
山崎:僕はあの匂いが好きなんですよ。コインランドリーのとか。
葉加瀬:ちょっと鉄っぽい感じがしません?
山崎:そうですね。水道管の匂いがしますよね。
葉加瀬:あと、ホットドッグの焼いた匂いがしてきて。
山崎:冬場は下から蒸気が吹き上げてますよね。
葉加瀬:あれは綺麗ですね。あれが一番ニューヨークっぽく感じるな。
■楽器屋さんでの驚きのエピソード
「自分のことを誰も知らない土地」で生活をしていた山崎だったが、意外なところでサインを求められたことがあったという。
葉加瀬:半年いたとすると、楽器屋さんにも行ったり?
山崎:楽器屋でマーチンのギターを「これください」って1本買ったんです。そこの店主が、日本人のペンフレンドがいて、ある日行ってギターを見ていたら「サインくれ」って僕のCDを出したんです(笑)。
葉加瀬:(笑)。素晴らしいね。
山崎:「あれ、なんでこんなところに?」って(笑)。
葉加瀬がナビゲーターを務める番組『ANA WORLD AIR CURRENT』は毎週土曜日の19時から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:毎週土曜日 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/
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■友人の事故がアルバム制作のきっかけに
世界には特徴のある街がたくさんあるなかで、まさにオンリーワンの存在感を持つ街、アメリカ・ニューヨーク。ファッション、演劇、アート、グルメ、スポーツ……さまざまな分野での夢を持った人々が集まるニューヨークは、創作活動をする人間にとっては特別な街と言える。山崎はそんなニューヨークで経験した、とあるきっかけからアルバム制作に着手することになったという。
葉加瀬:一番初めのニューヨークはいつぐらい?
山崎:2001年ですかね。僕はアルバムを作るつもりではなかったんですけど、(当時は)時期的に「顔を指される」ときだったんです。そのときにニューヨーク在住の、カメラマン兼プロデュースをしている友人が「ニューヨークだったら誰もおまえのことを知らないから、ちょっとゆっくりしないか」っていう。
葉加瀬:リラックスした旅だった?
山崎:最初はそうですね。ところが、いざ行くぞというときに、その呼んでくれた彼がバイクの事故にあったんです。すぐにお見舞いに行きたかったので、時期を早めて行きました。けっこう、バイク事故が重症と言いますか、いわゆる半身不随じゃないですけども完全に動かない状態だったので、急遽ニューヨークで彼のため……ではないんですけど、アルバムをニューヨークで制作して。
葉加瀬:1つのアクシデントから始まったとはいえ、そういう物語がスタートした感じですよね。
山崎:そうですね。僕は海外レコーディングというのをやる気はそこまでなかったんですけど、部屋を借りて作曲をしました。
葉加瀬:どのぐらいの時間かかったんですか?
山崎:足掛け半年ぐらいになりましたね。いろいろCMの仕事で日本に帰ったりして、行き来がありながらですから。
■ニューヨーク独特の「匂い」
葉加瀬はニューヨークを「大好き」と豪語。その特徴の1つは「匂い」だとして、会話が盛り上がった。
葉加瀬:住むとワクワクしません?
山崎:けっこう上のほうの高い階のアパートを借りていたんですけど、下に降りたら店が変わってたりするんですよ。
葉加瀬:(笑)。
山崎:「あれ? こんなのできてる」とか、店構えとかがすごく変わってて。 葉加瀬:街の独特の匂いがあるじゃないですか。
山崎:僕はあの匂いが好きなんですよ。コインランドリーのとか。
葉加瀬:ちょっと鉄っぽい感じがしません?
山崎:そうですね。水道管の匂いがしますよね。
葉加瀬:あと、ホットドッグの焼いた匂いがしてきて。
山崎:冬場は下から蒸気が吹き上げてますよね。
葉加瀬:あれは綺麗ですね。あれが一番ニューヨークっぽく感じるな。
■楽器屋さんでの驚きのエピソード
「自分のことを誰も知らない土地」で生活をしていた山崎だったが、意外なところでサインを求められたことがあったという。
葉加瀬:半年いたとすると、楽器屋さんにも行ったり?
山崎:楽器屋でマーチンのギターを「これください」って1本買ったんです。そこの店主が、日本人のペンフレンドがいて、ある日行ってギターを見ていたら「サインくれ」って僕のCDを出したんです(笑)。
葉加瀬:(笑)。素晴らしいね。
山崎:「あれ、なんでこんなところに?」って(笑)。
葉加瀬がナビゲーターを務める番組『ANA WORLD AIR CURRENT』は毎週土曜日の19時から。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月7日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『ANA WORLD AIR CURRENT』
放送日時:毎週土曜日 19時-19時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/