J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。11月27日(水)のオンエアでは、同日に1stフルアルバム『ジェニーハイストーリー』をリリースしたジェニーハイから、川谷絵音、小籔千豊がゲストとして登場。トークを繰り広げた。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月4日28時59分まで)
■会話担当は芸人2人にお任せのはずが……
川谷はプロデューサーという立場から、メンバーからは「P」と呼ばれている。いくつものバンドを掛け持ちする川谷は、普段なら「曲作り」「方向性の決定」に加えて、フロントマンとしてMCなども担当しているが、ジェニーハイでは「しゃべり」の部分はお任せしているそう。
川谷:小籔さんとくっきーさんがいるので、プロモーションのときはほとんど無言で大丈夫。
小籔:ライブも7割はくっきーがしゃべってます。
サッシャ:(笑)。小籔さんじゃないんですか?
小籔:僕はライブやフェスのときは、次の曲のことで頭がパンパンになっているのであまり喋りたくなんですよ。
サッシャ:(笑)。
小籔:でも、くっきーがボケたりするから「ツッコんだりとかせなあかんな」と思ってツッコむんですけど、ホンマは僕は必死なので「もうボケんといてくれ。俺は次の曲をイメージしたいねんけど」って(笑)。くっきーはけっこう余裕があるから、お客さんを盛り上げたりして。(ライブは)基本的にPとくっきーがしゃべってます。
■練習の鬼・小籔を川谷は「ドラムの鏡」と称賛
川谷が「ドラムの鏡」とまで呼ぶほど、小籔は練習熱心だ。
サッシャ:小籔さんは「ドラムの鏡」だと?
川谷:練習の鬼というか……15日連続でスタジオに行ってたんですもんね?
サッシャ:すごい!
小籔:「どこまでいけるか」と思いまして。
増井:「本気でこれからバンドをやっていく」という意識で?
小籔:ひょんなことからドラムを始めて、流れに流れついて、ジェニーハイとして活動ということになりまして。Pの素晴らしい曲であったり、メンバーもみんなすごいので。しかも(ジェニーハイは)僕がやっていた番組から始まったので、スタッフの顔が浮かんだり、メンバーの顔が浮かんだり、ワーナーの人たちのご尽力が思い浮かぶと「僕はムッチャ下手です、えへへ」でおられへんなというか。「昨日の僕よりも、1年前の僕よりも上手にならなければならないという」プレッシャーを感じてやっています。
サッシャ:だって舞台とかテレビとかもありながらでしょ? 15日連続ですか?
小籔:(練習が)途切れるときは大体、仕事があって無理だとか、夜中11時ぐらいに(仕事が)終わったけど、明日が早起きとか……。行こうと思ったらいけるんですよ? 鉄人だったら行けるんですけど、僕はけっこう寝ないと嫌なので(笑)。
サッシャ:(笑)。普通みんなそうです。
小籔:なので「今日はちょっと途切れたな」というのはありますけど。
川谷:でもこの前、朝9時半に大阪で新幹線に乗るというときに、7時から9時までスタジオに入ってましたよ。
サッシャ・増井:えー!
小籔:ドラムの先生に来ていただいて。リハーサルがある日だったんですけど、前の日も夜12時まで1人で(スタジオに)入っていたんですけど、先生に「ちょっと明日の朝、7時から9時でレッスンいいですか?」みたいな。その先生が早起きで「いいですよ」と言ってくれて。たぶん6時すぎぐらいに先生は家を出てるんですよ(笑)。
サッシャ:(笑)。
とにかく時間があれば練習をしているという小籔。他のメンバーに追いつこうと必死で、真面目に練習に取り組んでいるというよりは「15ページの大河ドラマの1人喋りの台本を渡されたときの気持ち」と、とにかく結果を出さなければならない焦りから鍛錬をしているのだと明かしていた。
■忙しすぎるメンバーゆえ、スタジオ代が4倍に
メンバーはそれぞれ個人での仕事をこなしながら、スケジュールの合間を縫って練習をしているという。
小籔:Pも忙しいのに勤勉。ガッキー(新垣)も他のオーケストラの楽譜をバーっと書いたりとか、家で作業をしながらジェニーハイもやって。くっきーもえげつないぐらい売れっ子なんですよ。
サッシャ:もともとあの人、ミュージシャンでもありますからね。
小籔:美術的なことも家でやっているうえで、ベースの練習。(中嶋)イッキュウさんもご自身の作曲やtricotのバンド活動、海外(活動)があってのこれですから。
サッシャ:ブランドもやっていますからね。
小籔:「SUSU」ね。
増井:お互いに刺激を受けながら。
小籔:本当にね。「サボってはいけない」という焦り、プレッシャーでやっております。
サッシャ・増井:(笑)。
川谷は「俺らはケツ(締め切り)がないとできない」という思いが強いのだそう。今回のアルバム制作についても、『ジェニーハイラプソディー』のMVを作る際に映像内で登場するカレンダーの11月27日(アルバム発売日)に〇印をつけて、自身にプレッシャーをかけて引くに引けない状況を作ったのだとか。他にも、メンバーが忙しすぎるゆえに、思わぬ苦労もあったことを明かした。
サッシャ:レコーディングが相当大変だったみたいな。記者会見でも「一番お金かかった」って(話されていました)。
川谷:もう本当に。普通だったら1曲を全部1日で録るんですよ。
サッシャ:みんなで「せーの」って集まってね。
川谷:僕らは1日1人ずつなので、スタジオ代がたぶん4倍以上かかってる。
小籔:みんな掛け持ち、いろんな仕事をやっていますので、一番スケジュールが合わないバンドだと思います。
■バンド継続の目標は「小籔が還暦になるまで」
そんなジェニーハイだが、活動をいつまで続けた行きたいのか? という質問に対して、小籔は「60歳まで」と、還暦が1つの節目だと述べた。
小籔:あと14年ぐらい。僕が還暦のときになにかイベントとかアルバムを出せたらいいなと(笑)。
川谷:還暦解散ライブが(笑)。
小籔:長く60ぐらいまではやれたらいいと思います。
増井:ドラムを叩き続けると。
小籔:そうですね、60ぐらいになったら多分みんなからも「ああ、まあまあうまいやん」って言ってもらえるんじゃないかなと。
川谷:60歳を越えたら全部ラップのグループになる。
小籔:いいですね。その変わり口はモゴモゴしてる。
サッシャ:(笑)。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。次回もお聴き逃しなく!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月4日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月4日28時59分まで)
■会話担当は芸人2人にお任せのはずが……
川谷はプロデューサーという立場から、メンバーからは「P」と呼ばれている。いくつものバンドを掛け持ちする川谷は、普段なら「曲作り」「方向性の決定」に加えて、フロントマンとしてMCなども担当しているが、ジェニーハイでは「しゃべり」の部分はお任せしているそう。
川谷:小籔さんとくっきーさんがいるので、プロモーションのときはほとんど無言で大丈夫。
小籔:ライブも7割はくっきーがしゃべってます。
サッシャ:(笑)。小籔さんじゃないんですか?
小籔:僕はライブやフェスのときは、次の曲のことで頭がパンパンになっているのであまり喋りたくなんですよ。
サッシャ:(笑)。
小籔:でも、くっきーがボケたりするから「ツッコんだりとかせなあかんな」と思ってツッコむんですけど、ホンマは僕は必死なので「もうボケんといてくれ。俺は次の曲をイメージしたいねんけど」って(笑)。くっきーはけっこう余裕があるから、お客さんを盛り上げたりして。(ライブは)基本的にPとくっきーがしゃべってます。
■練習の鬼・小籔を川谷は「ドラムの鏡」と称賛
川谷が「ドラムの鏡」とまで呼ぶほど、小籔は練習熱心だ。
サッシャ:小籔さんは「ドラムの鏡」だと?
川谷:練習の鬼というか……15日連続でスタジオに行ってたんですもんね?
サッシャ:すごい!
小籔:「どこまでいけるか」と思いまして。
増井:「本気でこれからバンドをやっていく」という意識で?
小籔:ひょんなことからドラムを始めて、流れに流れついて、ジェニーハイとして活動ということになりまして。Pの素晴らしい曲であったり、メンバーもみんなすごいので。しかも(ジェニーハイは)僕がやっていた番組から始まったので、スタッフの顔が浮かんだり、メンバーの顔が浮かんだり、ワーナーの人たちのご尽力が思い浮かぶと「僕はムッチャ下手です、えへへ」でおられへんなというか。「昨日の僕よりも、1年前の僕よりも上手にならなければならないという」プレッシャーを感じてやっています。
サッシャ:だって舞台とかテレビとかもありながらでしょ? 15日連続ですか?
小籔:(練習が)途切れるときは大体、仕事があって無理だとか、夜中11時ぐらいに(仕事が)終わったけど、明日が早起きとか……。行こうと思ったらいけるんですよ? 鉄人だったら行けるんですけど、僕はけっこう寝ないと嫌なので(笑)。
サッシャ:(笑)。普通みんなそうです。
小籔:なので「今日はちょっと途切れたな」というのはありますけど。
川谷:でもこの前、朝9時半に大阪で新幹線に乗るというときに、7時から9時までスタジオに入ってましたよ。
サッシャ・増井:えー!
小籔:ドラムの先生に来ていただいて。リハーサルがある日だったんですけど、前の日も夜12時まで1人で(スタジオに)入っていたんですけど、先生に「ちょっと明日の朝、7時から9時でレッスンいいですか?」みたいな。その先生が早起きで「いいですよ」と言ってくれて。たぶん6時すぎぐらいに先生は家を出てるんですよ(笑)。
サッシャ:(笑)。
とにかく時間があれば練習をしているという小籔。他のメンバーに追いつこうと必死で、真面目に練習に取り組んでいるというよりは「15ページの大河ドラマの1人喋りの台本を渡されたときの気持ち」と、とにかく結果を出さなければならない焦りから鍛錬をしているのだと明かしていた。
■忙しすぎるメンバーゆえ、スタジオ代が4倍に
メンバーはそれぞれ個人での仕事をこなしながら、スケジュールの合間を縫って練習をしているという。
小籔:Pも忙しいのに勤勉。ガッキー(新垣)も他のオーケストラの楽譜をバーっと書いたりとか、家で作業をしながらジェニーハイもやって。くっきーもえげつないぐらい売れっ子なんですよ。
サッシャ:もともとあの人、ミュージシャンでもありますからね。
小籔:美術的なことも家でやっているうえで、ベースの練習。(中嶋)イッキュウさんもご自身の作曲やtricotのバンド活動、海外(活動)があってのこれですから。
サッシャ:ブランドもやっていますからね。
小籔:「SUSU」ね。
増井:お互いに刺激を受けながら。
小籔:本当にね。「サボってはいけない」という焦り、プレッシャーでやっております。
サッシャ・増井:(笑)。
川谷は「俺らはケツ(締め切り)がないとできない」という思いが強いのだそう。今回のアルバム制作についても、『ジェニーハイラプソディー』のMVを作る際に映像内で登場するカレンダーの11月27日(アルバム発売日)に〇印をつけて、自身にプレッシャーをかけて引くに引けない状況を作ったのだとか。他にも、メンバーが忙しすぎるゆえに、思わぬ苦労もあったことを明かした。
サッシャ:レコーディングが相当大変だったみたいな。記者会見でも「一番お金かかった」って(話されていました)。
川谷:もう本当に。普通だったら1曲を全部1日で録るんですよ。
サッシャ:みんなで「せーの」って集まってね。
川谷:僕らは1日1人ずつなので、スタジオ代がたぶん4倍以上かかってる。
小籔:みんな掛け持ち、いろんな仕事をやっていますので、一番スケジュールが合わないバンドだと思います。
■バンド継続の目標は「小籔が還暦になるまで」
そんなジェニーハイだが、活動をいつまで続けた行きたいのか? という質問に対して、小籔は「60歳まで」と、還暦が1つの節目だと述べた。
小籔:あと14年ぐらい。僕が還暦のときになにかイベントとかアルバムを出せたらいいなと(笑)。
川谷:還暦解散ライブが(笑)。
小籔:長く60ぐらいまではやれたらいいと思います。
増井:ドラムを叩き続けると。
小籔:そうですね、60ぐらいになったら多分みんなからも「ああ、まあまあうまいやん」って言ってもらえるんじゃないかなと。
川谷:60歳を越えたら全部ラップのグループになる。
小籔:いいですね。その変わり口はモゴモゴしてる。
サッシャ:(笑)。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。次回もお聴き逃しなく!
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月4日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone