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山口智子、人生のターニングポイントは「ある日、突然」

山口智子、人生のターニングポイントは「ある日、突然」

J-WAVEで放送中の番組『RADIO SWITCH』。この番組では、カルチャーマガジン『SWITCH』、旅の雑誌『Coyote』、新しい文芸誌『MONKEY』の3つの雑誌とゆるやかに連動する。11月9日(土)のオンエアでは、女優・山口智子が登場。『coyote』編集長・新井敏記が聞き手となり、山口のインタビューを行った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月16日28時59分まで)


■1人でアラスカを旅した山口

創刊10周年を迎えた旅の雑誌『coyote』へ、100名の表現者たちがそれぞれの言葉を贈った。山口は、その中のひとりだ。

新井:15年ぐらい前に、(雑誌で)トーテムポールをアラスカに建立する夢があった星野道夫さんの旅にご一緒する機会がありました。そのメモリアルイベントを開催したときに、山口さんにも出演していただいて、星野道夫の著作物を朗読していただいたんですけれど、「その前にアラスカを知りたい」ということで、山口さんは1人でアラスカに行かれたんですよね。
山口:そうでしたね(笑)。船に乗って延々と進む旅をしましたね。
新井:その感覚が、僕はすごいと思ったんですよ。何かを朗読することはできるし、その文章のなかに憑依することは可能だとは思うんですけど、体で……皮膚感覚でアラスカを自分のなかに取り込まれて。
山口:思い立ったが吉日ですからね。



■体感することが人生の転機だった

新井:山口さんは頭ではなく、体で何かにぶつかっていきますよね。
山口:"体感"って言葉が好きなんですよね(笑)。脳で思考することではない、細胞とか心の内部とか魂とかが知っている答えっていうのを信じています。
新井:それって、少女時代に何かエピソードがあるんですか?
山口:もともと、真面目過ぎるんですよね。本来は頭で空回りして、ぐったりする人間なんですよ。子どものころは悩んで悩んで、引きこもって。でもある日突然、20歳近くになって、疲れきったんでしょうね(笑)。「もう考えるのはやめよう」って、ふっきれる日が来まして。そこから、体感や感じることに、人生の重きを置くようにしたら、全てが好転しましたね。

『なつぞら』出演時の話や、胸を打たれた言葉なども語った山口。ぜひ、radikoで聴いてみてほしい。

『RADIO SWITCH』では、スイッチ・パブリッシングの紙面に登場する様々な著名人、アーティスト、作家たちのロングインタビューやドキュメント企画をおこなう。オンエアは毎週土曜23時から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月16日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『RADIO SWITCH』
放送日時:毎週土曜 23時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radioswitch/

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