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Licaxxが語る、Underworldの魅力とは?

Licaxxが語る、Underworldの魅力とは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。

11月4日(月)~7日(木)は、11月1日に通算10枚目となるニューアルバム『DRIFT Series 1』をリリースした、カール・ハイドとリック・スミスによる世界屈指のダンスアクト・Underworldを特集。7日(木)は、DJ/ビートメイカーのLicaxxが、Underworldの魅力について語った。


■Underworldとの出会い

Licaxx:1番最初にUnderworldの音楽に触れたのは2007年ごろ。2007、8年のときに「SUMMER SONIC」とか「FUJI ROCK FESTIVAL」とか、いわゆる大型の洋楽のアーティストがたくさん来ているフェスにすごくハマっていて、「とりあえず来日するアーティストは全部調べる」みたいな時期でした。そのときに、直近であったイベントも調べていて、2005年の「Electraglide」にぶち当たったんです。Underworldが来ていて「Underworldってなんだろう?」と、Fatboy Slimとか、The Chemical Brothersとか、Underworldみたいなイギリスのシーンのビッグ・ビートみたいなジャンルでくくられていたような音楽をTSUTAYAでまとめて借りて聴いたという記憶があります。


■Underworldの魅力

Licaxx:ズバリUnderworldの魅力なんですが、『Born Slippy』のイントロがくると「きた!」みたいな感じでニヤついちゃいます。イギリスの本場のレイヴでも、いまだにあれはかかっているんです。今でこそ、2000年代のアルバムは、1枚で聴くような「2人のバンド」って言ったほうが正しい作品になっているとは思うんですけど、クラブでもちゃんとかけられる。特に私は、90年代のアルバムのダンスフロアをそのまま閉じ込めたような、ある種ポップじゃないほうに振れているUnderworldがすごく大好きで、過去の曲は今でもたまにかけたりします。あとは、(Underworldは)2012年にロンドンオリンピックの開会式の曲を担当しています。たとえば日本で「オリンピックの開会式の曲を作ります」ってなったときに、こういう音楽をやっている人たちが抜擢されるというのは、なかなか考えにくいことかなと思う。イギリスのお国柄ということもありますが、夢があるなと思いました。


■武道館でUnderworldのライブを体験したLicaxx

Licaxx:2016年に、武道館に来たときに観に行きました。やっぱり武道館というサイズ感、円形のホールみたいなところで聴くUnderworldというのは、自分にとってはかなり特別だった。もちろんライブ形式なんですけど、踊ることが基本とされていて、それはすごく楽しかった。最近作っている、空間の広いところを意識しているかのような音楽を武道館で観るのはメチャ楽しかったですね。

『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」では、旬なトピックを掘り下げていく。放送は毎週月曜日から木曜日の23時頃から。お聴き逃しなく!

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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