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椎名林檎、初のベスト盤! sumika・片岡が愛を語る

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」で、11月11日(月)から14日(木)は、椎名林檎を特集。椎名は11月13日(水)に、デビュー22年目にして初のベストアルバム『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』をリリース。

同番組は普段、あっこゴリラがナビゲーターを務めているが、この日はお休みのため、三原勇希&sumika・片岡健太がお届けした。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月18日28時59分まで)


■椎名林檎に聖域を感じる片岡「触れたいけど触れてはいけない」

冒頭、『ここでキスして。』(1999年)に乗せて、三原と片岡は椎名林檎に対する想いを語り合った。

三原:椎名林檎さん好きですか?
片岡:大好きです。1stアルバム(『無罪モラトリアム』)から買っています。クレジットを見るのも好きで、「この曲は誰が何をしているんだろう?」とか。椎名林檎さんって、もちろん椎名林檎さんもすごいんですけど、その椎名林檎さんの頭の中にあるやりたいことを、「どういう人たちが広げていっているんだろう?」っていうのが、「こういう方が広げているのか」とか、「誰がベーシストをやっているのか」を見ていて、同業者として未だに毎作毎作勉強になるので見逃せないアーティストですね。
三原:私も母がアルバム『勝訴ストリップ』(2000年)が大好きで、その影響で聴くようになったんです。ずっと聴いているんですけど、やっぱり愛好家の方って、ものすごい深い愛をお持ちじゃないですか。簡単に好きって言えないような感じもあるっていうか。
片岡:確かに聖域感、サンクチュアリ感というか。触れたいけど触れてはいけないんじゃないかみたいな絶妙な距離感がある。
三原:勝手なイメージかもしれないんですけど。
片岡:でもその気持ちわかる。
三原:そのくらい、自分の独自の深い世界をお持ちだと思います。


■いい意味で期待を裏切り続けている

ベストアルバム『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』は、全オリジナルアルバム及びセルフアルバムを中心に、リスナーに愛され求められている楽曲をオールタイムで選曲。シングル曲のみならず、ライブ・パフォーマンスにおける人気曲やカップリング曲も収録されている。

片岡:それこそ、僕が一番最初に椎名林檎さんを知ったのは、『幸福論』(1998年)なので。『幸福論』も、『無罪モラトリアム』(1999年)のバージョンとシングルのバージョンで違うんですよ。アルバムのバージョンもけっこうパンキッシュというか、そのアレンジも好きなんですけど、シングルバージョンの『幸福論』も好きなので。それが今一度聴けるというのも嬉しいですよね。
三原:DISC1とDISC2で椎名林檎第1期、第2期みたいな感じがしますよね。
片岡:近年といいますか、1stアルバムの頃からは想像もし得ない進化というか、「こんな方向に行くんだ」っていう。進化を続けて、今までずっと追い続ける人たちの期待を良い意味で裏切り続けているというか。
三原:どんどん新しいことをしていて、ゴージャスな管楽器のアレンジとかもすごいですよねえ。
片岡:歌だけになったときとかね。アカペラになったときも、それはそれですごいし。そのコントラストが誰にも真似できない感じはありますよね。
三原:いやもう、本当止まんないですよね。
片岡:止まらない。


■宇多田ヒカルと3年ぶりの共演!

DISC1の1曲目には、宇多田ヒカルとの共演による新曲『浪漫と算盤 LDN ver.』が収録されている。

椎名と宇多田は、1998年に東芝EMI(EMIミュージック・ジャパン)からデビューした同期。2人の共演は、2016年に宇多田がリリースしたアルバム『Fantôme』収録の『二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎』以来、3回目となる。

片岡:もう、ツヤがすごい。艶やかな感じ。
三原:本当そうですねえ。音も良いし。ゴージャスだったり、すごく繊細だったり。
片岡:これは真似できないです(笑)。自分がこういう曲を仮に「歌ってください」って言われたら、絶対できないと思う。
三原:(曲を)書いてもらって、「歌ってください」って言われたとしても?
片岡:これはできない。「ちょっと1年、2年、それ(曲)のことだけ考えさせてください」って言って、時間をもらいますね(笑)。すごいなあ。
三原:すごいですよね。

そのほかに「椎名林檎ガチャ」も実施。椎名林檎がこれまでに発表した全てのアルバムと、数字が書かれたクジが入った2種類のボックスの中から、三原と片岡がランダムに1枚ずつセレクト。どのアルバムの何曲目かを発表し、番組で流す企画だ。この日は、2003年にリリースされた3rdアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』の10曲目に収録されている『ポルターガイスト』を流した。

『SONAR MUSIC』の「FEATURE TOPICS」では、11月14日(木)まで椎名林檎特集が続く。放送は23時頃から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月18日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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