森山直太朗、新曲『さくら(二〇一九)』への思いを語る「かなり覚悟がいりました」

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。10月30日(水)のオンエアでは、森山直太朗が登場。新曲の『さくら(二〇一九)』と『速魚』について語った。


■生まれ変わった『さくら』

ドラマ『同期のサクラ』の主題歌である『さくら(二〇一九)』。曲に込めた思いを、森山が明かした。

森山:(楽曲制作にあたり)最初は尻込みしましたね。ただ、コンサートで歌っている『さくら』を今の歌唱で届けられたらいいなって思っていて。夏にツアーが終わって、少し足元を見つめなおしている時期に、デビュー当時に歌っていた曲に光を当ててもらえる機会を頂けました。かなり覚悟がいりましたけどね。

続けて森山は、『さくら(二〇一九)』を制作する際に意識していたことを語った。

森山:(収録が完了したのは)テイク3ぐらいかな? 1発で撮りきるぞっていうような気持ちでした。作りこむような曲でもないし、そんなこと僕はできないから。この曲は、ライブに来て頂いた人たちの想像というか......イメージを超えていかないとやる意味がないと思っていました。


■『速魚』の収録秘話を公開

手塚治虫生誕90周年記念として発売された、「火の鳥」のコンピレーションアルバムに参加した森山。森山は、森にマイクを立ててフィールドレコーディングをしたという『速魚』について語った。

森山:森にマイクを置いて、そこでライブをしました。この曲にアレンジを加えてって気持ちになれなくて。いろいろ考えて、スマートフォンで録画したデータを、(作詞家の)御徒町凧に送りました。「空気、録れてるね」っていう話になって、これをCDに落とし込める形にしました。よく聴いていただくと、ピヨピヨとかチュンチュンとか......(鳥の)音が鳴っていたりするんですね。誰かの手垢がついていないような場所で歌いました。

『速魚』が収録された『NEW GENE, inspired from Phoenix』は好評発売中。また森山のドキュメンタリー映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』が12月13日(金)より公開される。

【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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