J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。
10月3日(木)は、フォトグラファーの古溪一道が、おすすめのアーティストを紹介した。BUMP OF CHICKENを始め、国内外の様々なアーティストのライブ写真などを手がけている。
■ライブを撮るときは呼吸やリズムを合わせる
もともと音楽が好きで、音楽関係の仕事に就きたいと思っていたという古溪。音楽雑誌『snoozer』の編集部時代には、ときどき写真撮影もしていたそうだ。カメラマンになるつもりはなかったものの、編集部をやめた際、これまで撮った写真をまとめて作品化。営業して回ったことで、カメラマンとしての今に至った。
音楽にかかわる方法のひとつとして「カメラマン」という職業を見出した古溪。アーティスト写真を撮影するときに心がけていることや、こだわりを訊いた。
古溪:今の仕事がライブやフェスが多く、昨日もBUMP OF CHICKENのツアーだったんです。ライブを撮るときは特に呼吸やリズムを合わせるようにしています。シンガーって、呼吸で口の形とかも変わってくるじゃないですか。
あっこゴリラ:おぉ~! そうですね!
古溪:楽器隊だったら弾く姿やジャンプ、ポージングとか、そういうのって呼吸がふっと合うんですよね。
あっこゴリラ:間違いない! これはグッときた~!
古溪:そこを一番気をつけてますね。あとは視線の方向とか。目力が強い人が好きなんですけど、そういうのは気にして撮ったり選んだりしています。
あっこゴリラ:ミュージシャン側からしたら、めちゃめちゃ嬉しいですね。
■様々なサウンドの融合が新しい
今回、古溪が紹介したのは、大阪を拠点に活動しているLil Soft Tennis。トラップ、ヒップホップ、オルタナ、Lo-fiなど様々なサウンドの融合が新しい今注目のアーティストだ。
あっこゴリラ:聴いたときはどう思いました?
古溪:モダンな感じというか、まだ20歳とかで若いんですけど、本当に今っぽいです。トラップ以降のヒップホップだったり、オルタナとかローファイ感のあるギターとの絡みがあったり、ディープなハウスな曲もあったりして、その組み合わせがすごく面白いです。今までにもあったんですけど何か新しい感じがしました。
あっこゴリラ:めちゃめちゃ良いですね!
古溪:かっこいいですよね。アンセミックな感じで、それをぶった斬るように突然シンセ、エフェクトが入るのも面白いです。
あっこゴリラ:そうですね! あのローファイな感じ。
古溪:MVもすごくやんちゃな感じが出ていて、とても興味が湧きました。一度見てみたいバンドでね。
あっこゴリラ:へぇ~! グランジの要素が入ったトラップって最近流行ってるとは思うんですけど、もうちょっとノリがトラップ寄り。でも、このLil Soft Tennisはオルタナ感が強いですよね。
古溪:大阪の子らしいんですけど、奈良のAge FactoryとかARSKNとかそのあたりとも繋がりがあるみたいです。
あっこゴリラ:そうなんだ!
古溪:歌詞のなかに「聴いてるのはNew Order『Low Life』」というリリックが出てくるんですね。New Order好きの世代としては、そこも見逃せないところです。「Skrr」ってヒップホップのスラングだと思うんですけど、こういうのも取り込んでいて、いい意味でのミクスチャー感がありますね。
あっこゴリラ:しかもすごく上手くいってますね。これは本当、今のアーティストだな!
今回紹介したLil Soft Tennis、ぜひチェックしてみて欲しい。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
10月3日(木)は、フォトグラファーの古溪一道が、おすすめのアーティストを紹介した。BUMP OF CHICKENを始め、国内外の様々なアーティストのライブ写真などを手がけている。
■ライブを撮るときは呼吸やリズムを合わせる
もともと音楽が好きで、音楽関係の仕事に就きたいと思っていたという古溪。音楽雑誌『snoozer』の編集部時代には、ときどき写真撮影もしていたそうだ。カメラマンになるつもりはなかったものの、編集部をやめた際、これまで撮った写真をまとめて作品化。営業して回ったことで、カメラマンとしての今に至った。
音楽にかかわる方法のひとつとして「カメラマン」という職業を見出した古溪。アーティスト写真を撮影するときに心がけていることや、こだわりを訊いた。
古溪:今の仕事がライブやフェスが多く、昨日もBUMP OF CHICKENのツアーだったんです。ライブを撮るときは特に呼吸やリズムを合わせるようにしています。シンガーって、呼吸で口の形とかも変わってくるじゃないですか。
あっこゴリラ:おぉ~! そうですね!
古溪:楽器隊だったら弾く姿やジャンプ、ポージングとか、そういうのって呼吸がふっと合うんですよね。
あっこゴリラ:間違いない! これはグッときた~!
古溪:そこを一番気をつけてますね。あとは視線の方向とか。目力が強い人が好きなんですけど、そういうのは気にして撮ったり選んだりしています。
あっこゴリラ:ミュージシャン側からしたら、めちゃめちゃ嬉しいですね。
■様々なサウンドの融合が新しい
今回、古溪が紹介したのは、大阪を拠点に活動しているLil Soft Tennis。トラップ、ヒップホップ、オルタナ、Lo-fiなど様々なサウンドの融合が新しい今注目のアーティストだ。
あっこゴリラ:聴いたときはどう思いました?
古溪:モダンな感じというか、まだ20歳とかで若いんですけど、本当に今っぽいです。トラップ以降のヒップホップだったり、オルタナとかローファイ感のあるギターとの絡みがあったり、ディープなハウスな曲もあったりして、その組み合わせがすごく面白いです。今までにもあったんですけど何か新しい感じがしました。
あっこゴリラ:めちゃめちゃ良いですね!
古溪:かっこいいですよね。アンセミックな感じで、それをぶった斬るように突然シンセ、エフェクトが入るのも面白いです。
あっこゴリラ:そうですね! あのローファイな感じ。
古溪:MVもすごくやんちゃな感じが出ていて、とても興味が湧きました。一度見てみたいバンドでね。
あっこゴリラ:へぇ~! グランジの要素が入ったトラップって最近流行ってるとは思うんですけど、もうちょっとノリがトラップ寄り。でも、このLil Soft Tennisはオルタナ感が強いですよね。
古溪:大阪の子らしいんですけど、奈良のAge FactoryとかARSKNとかそのあたりとも繋がりがあるみたいです。
あっこゴリラ:そうなんだ!
古溪:歌詞のなかに「聴いてるのはNew Order『Low Life』」というリリックが出てくるんですね。New Order好きの世代としては、そこも見逃せないところです。「Skrr」ってヒップホップのスラングだと思うんですけど、こういうのも取り込んでいて、いい意味でのミクスチャー感がありますね。
あっこゴリラ:しかもすごく上手くいってますね。これは本当、今のアーティストだな!
今回紹介したLil Soft Tennis、ぜひチェックしてみて欲しい。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/