J-WAVEの番組『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』(ナビゲーター:中井智彦)。10月18日(金)のオンエアでは、ゲストに俳優・小野田龍之介が登場。出演が決定している日本キャスト版ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season1を語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月25日28時59分まで)
■『レ・ミゼラブル』で再共演
1991年神奈川県出身の小野田は、幼少期からダンスを習い、ダンスで舞台経験を重ね、ミュージカル『キャットウォーク』に初出演。2011年、転機となる「シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンクール」へ出場し、リーヴァイ特別賞を受賞。このコンクールは、ミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』などを手がけるリーヴァイが来日したタイミングで、大阪にて開催された若手ミュージカル歌手の緊急オーディションだった。
小野田が15歳のときに初共演した中井は、当時をこう語る。
中井:龍之介くんはすごく熱くて、それでいて舞台上で冷静な部分も持っていた。そういう子が、今年の『レ・ミゼラブル』で共演したときにいい大人になっていて、共演できて本当に嬉しいです。
■『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じる上で大事にしていること
小野田は、2019年11月から「IHIステージアラウンド東京」で上演するブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season1に出演する。2016年の劇団四季公演『ウエストサイド物語』では主人公のトニーを演じたが、今作では、その親友であるジェット団リーダーのリフを演じる。
小野田:4年前に『ウエストサイド物語』で感じたこととは全く違う角度から今回は作品を観られるので、めちゃくちゃ面白い。
中井:トニーとリフ、どっちがやりやすいとかありますか?
小野田:ないですね。それぞれですけど、リフのほうが楽しいなと思える瞬間があるのは、仲間がいること。トニーを演じていたときは、味方が誰もいなかったという印象があった。マリアという、自分のなかで希望とか女神のような存在が現れたけれども、その愛には誰も賛成していないし、孤独な恋愛じゃないですか。愛し合ってるんだけど、どこか切ないというか、どこか手の届かない物語がそこにある感じが僕はしていました。リフもそうですが、リフのほうが若者や子どものノリで、友だちとワイワイしているなかでの転落なので、リフのほうが気持ちの上では明るくやれますね。
『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じる上で大事にしていることを、小野田は次のように語った。
小野田:世間知らずであること。お芝居だから、大人の俳優がやってるから、複雑な状況の話だし、すごく頭で考えがちになってしまうところがあるけれど、でもそうじゃない。若者が常に苛立っていたり、揺れている感じ。テンションが上がってて、そういうのを絶対に落としたくないなと、リフを演じていると特に思いますね。
中井:感情的になってしまう危うさ、あの時代背景のなかで虐げられた人たちなど、いろいろとあるんですけど、それが道理じゃない。だからこそ、ああいう物語になっちゃう。
小野田:感情がどこかにあると、あんな話にならない。どこか冷静になる部分があるので。
中井:いやあ、素晴らしい捉え方をしているな。
小野田:それはトニーをやったからこそわかる部分もあるし、トニーをやっていてリフという弟分がいて、トニーが感じるリフがいるわけですよ。「かわいいな」とか。そういうところに僕も合わせていきたいというか、それをうまく題材としてリフを作っていきたいなと、いま頑張ってやってますけどね。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season1は、11月6日(水)~2020年1月13日(月・祝)「IHIステージアラウンド東京」にて上演される。詳細は公式ホームページをチェックしてほしい。
『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』では、中井がゲストを迎えて、ミュージカルの話や作品の解説など、さまざまな形でミュージカルの魅力をお届けする。放送は毎週金曜の22時30分から。25日(金)も引き続き小野田龍之介が登場する。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』
放送日時:毎週金曜 22時30分-23時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musical/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月25日28時59分まで)
■『レ・ミゼラブル』で再共演
1991年神奈川県出身の小野田は、幼少期からダンスを習い、ダンスで舞台経験を重ね、ミュージカル『キャットウォーク』に初出演。2011年、転機となる「シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンクール」へ出場し、リーヴァイ特別賞を受賞。このコンクールは、ミュージカル『エリザベート』『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』などを手がけるリーヴァイが来日したタイミングで、大阪にて開催された若手ミュージカル歌手の緊急オーディションだった。
小野田が15歳のときに初共演した中井は、当時をこう語る。
中井:龍之介くんはすごく熱くて、それでいて舞台上で冷静な部分も持っていた。そういう子が、今年の『レ・ミゼラブル』で共演したときにいい大人になっていて、共演できて本当に嬉しいです。
■『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じる上で大事にしていること
小野田は、2019年11月から「IHIステージアラウンド東京」で上演するブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season1に出演する。2016年の劇団四季公演『ウエストサイド物語』では主人公のトニーを演じたが、今作では、その親友であるジェット団リーダーのリフを演じる。
小野田:4年前に『ウエストサイド物語』で感じたこととは全く違う角度から今回は作品を観られるので、めちゃくちゃ面白い。
中井:トニーとリフ、どっちがやりやすいとかありますか?
小野田:ないですね。それぞれですけど、リフのほうが楽しいなと思える瞬間があるのは、仲間がいること。トニーを演じていたときは、味方が誰もいなかったという印象があった。マリアという、自分のなかで希望とか女神のような存在が現れたけれども、その愛には誰も賛成していないし、孤独な恋愛じゃないですか。愛し合ってるんだけど、どこか切ないというか、どこか手の届かない物語がそこにある感じが僕はしていました。リフもそうですが、リフのほうが若者や子どものノリで、友だちとワイワイしているなかでの転落なので、リフのほうが気持ちの上では明るくやれますね。
『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じる上で大事にしていることを、小野田は次のように語った。
小野田:世間知らずであること。お芝居だから、大人の俳優がやってるから、複雑な状況の話だし、すごく頭で考えがちになってしまうところがあるけれど、でもそうじゃない。若者が常に苛立っていたり、揺れている感じ。テンションが上がってて、そういうのを絶対に落としたくないなと、リフを演じていると特に思いますね。
中井:感情的になってしまう危うさ、あの時代背景のなかで虐げられた人たちなど、いろいろとあるんですけど、それが道理じゃない。だからこそ、ああいう物語になっちゃう。
小野田:感情がどこかにあると、あんな話にならない。どこか冷静になる部分があるので。
中井:いやあ、素晴らしい捉え方をしているな。
小野田:それはトニーをやったからこそわかる部分もあるし、トニーをやっていてリフという弟分がいて、トニーが感じるリフがいるわけですよ。「かわいいな」とか。そういうところに僕も合わせていきたいというか、それをうまく題材としてリフを作っていきたいなと、いま頑張ってやってますけどね。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版 Season1は、11月6日(水)~2020年1月13日(月・祝)「IHIステージアラウンド東京」にて上演される。詳細は公式ホームページをチェックしてほしい。
『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』では、中井がゲストを迎えて、ミュージカルの話や作品の解説など、さまざまな形でミュージカルの魅力をお届けする。放送は毎週金曜の22時30分から。25日(金)も引き続き小野田龍之介が登場する。お楽しみに!
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【番組情報】
番組名:『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』
放送日時:毎週金曜 22時30分-23時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musical/