先日、『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』を上梓した旅人・エッセイストのたかのてるこ。口コミで広がり大反響を呼んだ自費出版の本『生きるって、なに?』のアンサー本として執筆した経緯や、伝えたいメッセージについて語った。
【9月5日(木)J-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」】
■悩む教え子に向けた『生きるって、なに?』
たかのは、これまでに70カ国近くを旅している。著書『ガンジス河でバタフライ』はドラマ化もされた。今年はアフリカのガーナ、トーゴ、ベナンを訪れたそうだ。
そんなたかのが昨年に自費出版した『生きるって、なに?』が、口コミで広がり累計5万5000部を突破して大反響を呼んでいる。これまでのような旅にまつわるエッセイとは違う内容の本だが、執筆に至ったきっかけは大学の教え子からの相談だったという。
たかの:教え子から「生きている意味がわからへん」という相談を受けて、「わかるな」と思ったんです。誰でもあるじゃないですか。「何で生きてるんだろう?」ってなるときが。それで、「彼が元気になれるような文章を書きたいな」と思ったのがきっかけです。
不登校や引きこもり、人間関係、家庭や仕事など、悩みを抱える読者からの反響が大きかった。たかのにも、「本を読んで『迷惑をかけたりかけられることを恐れなくていいんだよ』というメッセージが響いた」という声が寄せられたそうだ。自費出版というチャレンジについては、「今では全国の書店やAmazonでも購入できますが、未だにオカンと私が荷造りして送り続けてます。ダンボールの山です(笑)」と苦労も明かした。
■全国で悩みを聞いて執筆した『生きるって、なに?』のアンサー本
たかのは8月30日に、『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』を自費出版した。タイトルに込めた思いを訊くと、たかのの会社員時代の経験とともに熱いメッセージが語られた。
たかの:『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』というタイトルが一番言いたかったことなんです。子どものときから大人になっても、「逃げたらあかん」ってずっと言われて続けて。私も会社が辛くて、最後のほうは上司と上手くいかなくて、人間としての尊厳が奪われてるような気持ちになって。電車に乗るのも辛いというときがあったんですけど、親は「絶対に会社を辞めたらあかん」「旅人で生きていけるのは中田英寿だけや。あんたがやったら無職や」と、悪気はないけど呪いをかけてくるんです。
たかのは、「何があっても全て学びになるから。死んでなかったら大丈夫。特に日本人は『失敗したらあかん』と思ってしまうけど、朝起きたら生きてるから、大丈夫。失敗してない!」と語りかけた。
『生きるって、なに?』を出版して全国で講演を行うと、多くの人に悩みを打ち明けられ、「自分をいじめることをやめて、一生自分を褒めるキャンペーンをやってもらいたい」と感じたというたかの。そこで、『生きるって、なに?』のアンサー本として『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』を執筆したそうだ。
たかのメッセージとともに、たかのが世界中で撮影した人々の笑顔の写真も添えられている『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』、ぜひチェックしてみてほしい。
オンエアでは、たかのがセレクトしたゴダイゴの『銀河鉄道999』を流した。「自動的にアガる」と選曲の理由を話した。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質に迫る。放送時間は8時35分から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr
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■悩む教え子に向けた『生きるって、なに?』
たかのは、これまでに70カ国近くを旅している。著書『ガンジス河でバタフライ』はドラマ化もされた。今年はアフリカのガーナ、トーゴ、ベナンを訪れたそうだ。
そんなたかのが昨年に自費出版した『生きるって、なに?』が、口コミで広がり累計5万5000部を突破して大反響を呼んでいる。これまでのような旅にまつわるエッセイとは違う内容の本だが、執筆に至ったきっかけは大学の教え子からの相談だったという。
たかの:教え子から「生きている意味がわからへん」という相談を受けて、「わかるな」と思ったんです。誰でもあるじゃないですか。「何で生きてるんだろう?」ってなるときが。それで、「彼が元気になれるような文章を書きたいな」と思ったのがきっかけです。
不登校や引きこもり、人間関係、家庭や仕事など、悩みを抱える読者からの反響が大きかった。たかのにも、「本を読んで『迷惑をかけたりかけられることを恐れなくていいんだよ』というメッセージが響いた」という声が寄せられたそうだ。自費出版というチャレンジについては、「今では全国の書店やAmazonでも購入できますが、未だにオカンと私が荷造りして送り続けてます。ダンボールの山です(笑)」と苦労も明かした。
■全国で悩みを聞いて執筆した『生きるって、なに?』のアンサー本
たかのは8月30日に、『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』を自費出版した。タイトルに込めた思いを訊くと、たかのの会社員時代の経験とともに熱いメッセージが語られた。
たかの:『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』というタイトルが一番言いたかったことなんです。子どものときから大人になっても、「逃げたらあかん」ってずっと言われて続けて。私も会社が辛くて、最後のほうは上司と上手くいかなくて、人間としての尊厳が奪われてるような気持ちになって。電車に乗るのも辛いというときがあったんですけど、親は「絶対に会社を辞めたらあかん」「旅人で生きていけるのは中田英寿だけや。あんたがやったら無職や」と、悪気はないけど呪いをかけてくるんです。
たかのは、「何があっても全て学びになるから。死んでなかったら大丈夫。特に日本人は『失敗したらあかん』と思ってしまうけど、朝起きたら生きてるから、大丈夫。失敗してない!」と語りかけた。
『生きるって、なに?』を出版して全国で講演を行うと、多くの人に悩みを打ち明けられ、「自分をいじめることをやめて、一生自分を褒めるキャンペーンをやってもらいたい」と感じたというたかの。そこで、『生きるって、なに?』のアンサー本として『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』を執筆したそうだ。
たかのメッセージとともに、たかのが世界中で撮影した人々の笑顔の写真も添えられている『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』、ぜひチェックしてみてほしい。
オンエアでは、たかのがセレクトしたゴダイゴの『銀河鉄道999』を流した。「自動的にアガる」と選曲の理由を話した。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質に迫る。放送時間は8時35分から。お楽しみに!
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