J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、8月23日に通算7作目のニューアルバム『Lover』をリリースするテイラー・スウィフトを特集する。
19日と20日の特集は、デビューから世界のトップ女性シンガーに成長していった彼女のヒストリーを振り返ったが、特集3日目となる8月21日(水)のオンエアでは、最新アルバム『Lover』にフォーカスした。
1日目:グラミー最年少記録、史上4人目の女性アーティスト...テイラー・スウィフト、偉業だらけのヒストリー
2日目:テイラー・スウィフト、サブスクから全アルバムを削除した真意とは?
■YouTube再生回数の史上最高記録を更新
Panic! At The DiscoのBrendon Urieをフィーチャーした『ME!』は、アルバム『Lover』収録曲で1年半ぶりの新曲。同ミュージックビデオでは、カントリーガールズバンド・Dixie Chicksと共演し、YouTube公開後24時間で6520万回再生を記録。ソロアーティスト・女性アーティストとして史上最高記録を更新した。さらに、Spotifyの世界チャート、85の国と地域のiTunesでも1位を獲得した。
なおDixie Chicksとは、アルバムに収録された『Soon You'll Get Better』でもコラボレーションしている。
■LGBTQコミュニティを差別から守るメッセージ
社会貢献活動にも熱心なテイラーは、自身のルーツであるカントリーミュージックのために、故郷・ナッシュビルにあるカントリー・ミュージック殿堂博物館に400万ドル(約3億2000万円)を寄付している。また、両親から「愛する対象や、肌の色、宗教などで他人を判断してはいけない」と教えられてきたテイラーは、LGBTQを差別から守る平等法の実現のために多大な活動をしている。
アルバム収録曲『You Need To Calm Down』では、自身のアンチやLGBTQコミュニティに向けられるヘイトに対して「どうして多くの時間をネガティブなことに費やすの? 道端で言うのも最悪だけど、ツイッターで言うのはただの逃げでしょ」と、強烈なメッセージを発信している。
この曲のMVでは犬猿の仲と言われていたケイティ・ペリーとの共演も話題となったが、この曲の歌詞には「GLAAD(グラード)」という、LGBTQの人々のイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織が登場する。この団体は、LGBTQの人々がメディアや社会でどう扱われているかなどのデータを発表する一方で、権利向上に貢献する人々を表彰するなどして、LGBTQコミュニティの啓蒙活動を行っている。テイラーは曲のなかで、「GLAAD」と「glad(喜び)」をかけて団体にスポットライトを当てたのだ。
この曲が発表された直後、「GLAAD」には13ドルという少額の寄付が殺到した。13という数字はテイラーのラッキーナンバーだそうで、ファンたちはテイラーのラッキーナンバーと同じ額をLGBTQの権利向上活動に寄付し、テイラーがこの曲に込めた想いを受け継いだカタチとなった。
アメリカでは不吉な数字として知られる13だが、テイラーの誕生日が12月13日、初恋が13歳、ファーストアルバムは13週間かけてゴールドディスクに、初めてチャートで1位になった曲のイントロが13秒、2枚目と5枚目のアルバムのトラックが13曲だったなど、とにかく13という数字が好きだという。ライブの前には手の甲に「13」と書くほどだ。
ちなみに、『Lover』の発売日「8月23日」は全く13と関係がないと思われるが、全ての数を合計すると13になる。
特集最終回では、リスナーが選んだテイラー・スウィフトの1曲を紹介する。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなどを掘り下げる『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」の放送は、月曜から木曜の23時から。お聴き逃しなく!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
19日と20日の特集は、デビューから世界のトップ女性シンガーに成長していった彼女のヒストリーを振り返ったが、特集3日目となる8月21日(水)のオンエアでは、最新アルバム『Lover』にフォーカスした。
1日目:グラミー最年少記録、史上4人目の女性アーティスト...テイラー・スウィフト、偉業だらけのヒストリー
2日目:テイラー・スウィフト、サブスクから全アルバムを削除した真意とは?
■YouTube再生回数の史上最高記録を更新
Panic! At The DiscoのBrendon Urieをフィーチャーした『ME!』は、アルバム『Lover』収録曲で1年半ぶりの新曲。同ミュージックビデオでは、カントリーガールズバンド・Dixie Chicksと共演し、YouTube公開後24時間で6520万回再生を記録。ソロアーティスト・女性アーティストとして史上最高記録を更新した。さらに、Spotifyの世界チャート、85の国と地域のiTunesでも1位を獲得した。
なおDixie Chicksとは、アルバムに収録された『Soon You'll Get Better』でもコラボレーションしている。
■LGBTQコミュニティを差別から守るメッセージ
社会貢献活動にも熱心なテイラーは、自身のルーツであるカントリーミュージックのために、故郷・ナッシュビルにあるカントリー・ミュージック殿堂博物館に400万ドル(約3億2000万円)を寄付している。また、両親から「愛する対象や、肌の色、宗教などで他人を判断してはいけない」と教えられてきたテイラーは、LGBTQを差別から守る平等法の実現のために多大な活動をしている。
アルバム収録曲『You Need To Calm Down』では、自身のアンチやLGBTQコミュニティに向けられるヘイトに対して「どうして多くの時間をネガティブなことに費やすの? 道端で言うのも最悪だけど、ツイッターで言うのはただの逃げでしょ」と、強烈なメッセージを発信している。
この曲のMVでは犬猿の仲と言われていたケイティ・ペリーとの共演も話題となったが、この曲の歌詞には「GLAAD(グラード)」という、LGBTQの人々のイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織が登場する。この団体は、LGBTQの人々がメディアや社会でどう扱われているかなどのデータを発表する一方で、権利向上に貢献する人々を表彰するなどして、LGBTQコミュニティの啓蒙活動を行っている。テイラーは曲のなかで、「GLAAD」と「glad(喜び)」をかけて団体にスポットライトを当てたのだ。
この曲が発表された直後、「GLAAD」には13ドルという少額の寄付が殺到した。13という数字はテイラーのラッキーナンバーだそうで、ファンたちはテイラーのラッキーナンバーと同じ額をLGBTQの権利向上活動に寄付し、テイラーがこの曲に込めた想いを受け継いだカタチとなった。
アメリカでは不吉な数字として知られる13だが、テイラーの誕生日が12月13日、初恋が13歳、ファーストアルバムは13週間かけてゴールドディスクに、初めてチャートで1位になった曲のイントロが13秒、2枚目と5枚目のアルバムのトラックが13曲だったなど、とにかく13という数字が好きだという。ライブの前には手の甲に「13」と書くほどだ。
ちなみに、『Lover』の発売日「8月23日」は全く13と関係がないと思われるが、全ての数を合計すると13になる。
特集最終回では、リスナーが選んだテイラー・スウィフトの1曲を紹介する。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなどを掘り下げる『SONAR MUSIC』のワンコーナー「FEATURE TOPICS」の放送は、月曜から木曜の23時から。お聴き逃しなく!
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番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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