J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は銀杏BOYZのボーカル、峯田和伸さんのコメントを交えながら銀杏BOYZを特集しています。
3日目となる7月3日(水)のオンエアでは、銀杏BOYZの楽曲にインスパイアされた、間もなく公開される映画『いちごの唄』について峯田さんが語りました。
【1日目】「銀杏BOYZの結成は自分が生存するため」 峯田和伸が当時を語る
【2日目】峯田和伸「どんなカタチであれ銀杏BOYZをやっていくと思う。何歳になっても」
■銀杏BOYZの歌にインスパイアされた映画『いちごの唄』
2013年末にメンバーの脱退が相次いで発表され、峯田さんのソロプロジェクトとなった銀杏BOYZ。その後、サポートメンバーとともに2度の日本武道館公演を成功させ、以前から行っていた俳優業にもスポットが当たります。
2017年にはNHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2018年にはドラマ『高嶺の花』、今年はNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演し、映画・ドラマ界でも注目。そして映画『いちごの唄』は、銀杏BOYZの楽曲をもとに岡田惠和さんが書いた小説を映画化したもので、主演が古舘佑太郎さんと石橋静河さん、そして峯田さん自身も出演しています。本作がどのような経緯から生まれたのか訊きました。
峯田:3年前に初めて岡田さんとお会いして、岡田さんの書いたドラマ『奇跡の人』に出演して、次の年も『ひよっこ』でお世話になって。岡田さんは僕が音楽の人だということをわかっているので、「ドラマの世界に引きずり込んでしまった」ということで恩返しじゃないですけど、「銀杏BOYZの曲を題材とした本を作りたい」と言ってくれたんです。「いずれ映画化もできたらいいね」と言ってて、その流れで撮影も始まりました。原作の小説を岡田さんと一緒に作ってるときから公開まで2年がかりで、すごい濃い2年間で「ようやく終わった。果たされた」と。最初に試写会で観て「終わったな。出産したな」と。岡田さんがお母さんで俺がお父さんで、ようやく生まれてくれたという安心感はありました。可愛らしい映画になってよかったなと思います。
■主題歌は…映画と「同じ世界観だけど違う世界線」を意識
本作の主題歌として書き下ろした『いちごの唄』という楽曲には、どんな想いがあるのでしょうか?
峯田:『いちごの唄』は、物語を書いてくれた岡田さんへの恩返しというのと、映像を観て主演のふたりの雰囲気に寄り添った、疾走感はあるけれど可愛らしい曲を作りたいというのがありました。古舘くんと石橋さんの曲を書きたいわけじゃないんです。ふたりの話というよりは、作品の持つ色、同じ世界観なんだけどあまり物語に寄せ過ぎず、『いちごの唄』を観てくれる人やひとりひとりのお客さんのなかにも同じようなストーリーがあると考えて、同じ世界観だけど違う世界線を意識して作りました。
改めて映画『いちごの唄』について、峯田さんは次のように紹介しました。
峯田:かわいらしい映画だけど、その影には、震災とか友人が亡くなることとかがある。主演のふたりの目つきとか、古舘くんの持っている真っ直ぐなところ、なりふり構わず自分の好きなものとか自分が夢中になっていることに損得勘定を考えずに走っている疾走感が映像になっていると思います。そのリズムを止めるような石橋さんの緊張感と笑顔と、すごくいいバランスで可愛らしい映画だと思います。
映画『いちごの唄』は7月5日(金)に公開されました。ぜひ劇場に足を運んでみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
3日目となる7月3日(水)のオンエアでは、銀杏BOYZの楽曲にインスパイアされた、間もなく公開される映画『いちごの唄』について峯田さんが語りました。
【1日目】「銀杏BOYZの結成は自分が生存するため」 峯田和伸が当時を語る
【2日目】峯田和伸「どんなカタチであれ銀杏BOYZをやっていくと思う。何歳になっても」
■銀杏BOYZの歌にインスパイアされた映画『いちごの唄』
2013年末にメンバーの脱退が相次いで発表され、峯田さんのソロプロジェクトとなった銀杏BOYZ。その後、サポートメンバーとともに2度の日本武道館公演を成功させ、以前から行っていた俳優業にもスポットが当たります。
2017年にはNHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2018年にはドラマ『高嶺の花』、今年はNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演し、映画・ドラマ界でも注目。そして映画『いちごの唄』は、銀杏BOYZの楽曲をもとに岡田惠和さんが書いた小説を映画化したもので、主演が古舘佑太郎さんと石橋静河さん、そして峯田さん自身も出演しています。本作がどのような経緯から生まれたのか訊きました。
峯田:3年前に初めて岡田さんとお会いして、岡田さんの書いたドラマ『奇跡の人』に出演して、次の年も『ひよっこ』でお世話になって。岡田さんは僕が音楽の人だということをわかっているので、「ドラマの世界に引きずり込んでしまった」ということで恩返しじゃないですけど、「銀杏BOYZの曲を題材とした本を作りたい」と言ってくれたんです。「いずれ映画化もできたらいいね」と言ってて、その流れで撮影も始まりました。原作の小説を岡田さんと一緒に作ってるときから公開まで2年がかりで、すごい濃い2年間で「ようやく終わった。果たされた」と。最初に試写会で観て「終わったな。出産したな」と。岡田さんがお母さんで俺がお父さんで、ようやく生まれてくれたという安心感はありました。可愛らしい映画になってよかったなと思います。
■主題歌は…映画と「同じ世界観だけど違う世界線」を意識
本作の主題歌として書き下ろした『いちごの唄』という楽曲には、どんな想いがあるのでしょうか?
峯田:『いちごの唄』は、物語を書いてくれた岡田さんへの恩返しというのと、映像を観て主演のふたりの雰囲気に寄り添った、疾走感はあるけれど可愛らしい曲を作りたいというのがありました。古舘くんと石橋さんの曲を書きたいわけじゃないんです。ふたりの話というよりは、作品の持つ色、同じ世界観なんだけどあまり物語に寄せ過ぎず、『いちごの唄』を観てくれる人やひとりひとりのお客さんのなかにも同じようなストーリーがあると考えて、同じ世界観だけど違う世界線を意識して作りました。
改めて映画『いちごの唄』について、峯田さんは次のように紹介しました。
峯田:かわいらしい映画だけど、その影には、震災とか友人が亡くなることとかがある。主演のふたりの目つきとか、古舘くんの持っている真っ直ぐなところ、なりふり構わず自分の好きなものとか自分が夢中になっていることに損得勘定を考えずに走っている疾走感が映像になっていると思います。そのリズムを止めるような石橋さんの緊張感と笑顔と、すごくいいバランスで可愛らしい映画だと思います。
映画『いちごの唄』は7月5日(金)に公開されました。ぜひ劇場に足を運んでみてください!
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番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/